旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

中国 北京

あなたが旅行に行った年月

2014年6月

あなたが旅行に行った回数

5回

あなたの年齢、性別、職業

46歳 男性 営業職

一緒に旅行に行った人の人数

4人

トラブル体験をした場所

北京市内の両替場

トラブル内容

海外旅行は初めてではないが、それまでに行ったところは南国の観光地かヨーロッパの経済格差がそれほどない都市。この時は初めての東アジアで急激な発展途上を続けている中国。とは言え首都北京だし、十分に警戒していれば大丈夫だろうと事前準備をしっかりして旅行に行った。メンバーは4人。すべて会社の先輩だが、気心の知れた面々。海外旅行の経験もあり自分のことだけしっかりしていれば大丈夫といった趣き。その中でも中国に何度も旅行し、旅行会社のツアー関係なしに一人でふらっと行き、現地に友達もいるツワモノもいる。なので緩みっぱなしではないがまあ大したトラブルはないだろうと思っていた。

行く前にそのツワモノから中国の事情や中国語のレクチャーを受け準備万端。そして中国到着。まずは新陽の空港に降り立ち、ツワモノから勉強した中国語の実践試験と称し、「トイレはどこですか?」と聞いてこいとのこと。それがなぜか私以外は全員楽々と通じる。決して事前の中国語講座をサボっていたわけではなく、むしろ一番真面目に取り組んでいたのに全く通じない。ツワモノいわく「最初はこんなもの北京で焦らないようにここで失敗させたのさ」とのこと。努力が無駄だったのかと思った矢先の安堵にほっとする。

そして空港内で外貨両替をするか否かの話になったが、ツワモノから「空港の外貨両替場は観光客も多くだまされる可能性があるから危ない。しかも夜ならなおのこと。元なら一晩過ごせるくらいは持っているから、翌朝北京で行おう」とアドバイスを受け、そうすることにした。その日は、飛行機が夕方についたということもあり、北京に移動しホテルにチェックイン。近くのレストランで本場中華料理をいただいたが、これが安くてうまい。さんざん飲んで食べてでお一人様500円。物価が安いとは聞いていたがこれほどまでとはと金銭感覚が崩壊しそうに感じる。ホテルは、それほど綺麗ではないが済むわけではないので問題ない。

そして翌朝。駅近くの銀行の外貨両替窓口で10,000円を元に交換してもらおうと思う。立派な銀行の身なりの整った銀行員で安心できそうに思う。勉強した中国語をしどろもどろに使いながら銀行員に両替をお願いする。するとおそらく丁寧に手数料等の説明をしてくれていると思うのだが、中国人って声が大きくて中国語って叩きつけるようなアクセントが多いイメージなのでちょっと委縮して、適当に了承しました。届いた元は、なんか大量。昨晩物価が安いことを感じていたので確認もせずにこんなものかと済ませた。ツワモノ以外の二人も別の窓口で両替。

ツワモノから全員数えてみろと言われ、大量の言を数えてみると私だけ枚数が少ない。「えっえっ騙された?」と思っているとツワモノから「おまえ、窓口の人から日本人なんだから少しチップくれって言われていいよって言ってたぞ。その分だから。多分言葉わかんないと思ってやられたな」ということらしい。額にして1,000円くらいだからいい経験したと思えばいっかと思いました。ちなみにその旅行ではそのあと2回騙され、合計被害額が3,000円になり、いまでも笑い話になっています。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

信頼できそうな見た目に騙されずその場でしっかりと確認すること