旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

中国・北京

あなたが旅行に行った年月

2017年6月

あなたが旅行に行った回数

18回

あなたの年齢、性別、職業

35歳、男、会社員

一緒に旅行に行った人の人数

20人

トラブル体験をした場所

北京市内のツアーで立ち寄った宝石類を中心に置いているお店

トラブル内容

仕事で中国へ行った時の話です。国と国との交流事業的な要素の強い旅でしたので、あまりキツイ話は出来ませんが、3年前に約20名、日本全国合わせて200名ほどの団体が中国政府に招待される事業があり、その時に参加した話です。

順調に旅程は進み、2日目のことでした。北京市内を現地観光局職員がガイド付きで案内をしていただいて、天安門広場であったり、北京駅を紹介してもらいながらバスを進みました。トイレ休憩で、立ち寄ったお店で、今回の外貨両替のトラブルが発生したのです。

立ち寄ったお店は、少し小さめのショッピングモールのような建物で、地下1階、地上2階ほどの建物でした。トイレに寄るだけだと思っていましたが、現地観光局ガイドスタッフが両替も出来るので、したい方はやっていただいていいですよ!というアナウンスをされました。

実は、20名の団体のうち、初めての海外旅行ですという方、しかもお年寄りが多かったので、私は少し怪しいなとすぐに勘づいたので、周りの声をかけられる知り合いには、この場所で両替するのはやめた方がいいと伝えましたが、時すでに遅し!数名は外貨両替を行っていました。ましてや、約200名ほどの団体旅行として動いていたので、私たちが乗っていたバスの前に到着している同じ団体の方々は、次々と両替を済ませていっています。

結論をお伝えすると、考えられないくらいのレートで取引が行われていました。旅行2日目で、金銭感覚がまだ掴めていない状況での出来事でしたので、何名かは数日後、騙された!と言っていました。私は、勘づいていたので、被害には遭っていないのですが、共に行動していた方々をアテンドする役目として付き添っていたため、私にも責任があると反省した瞬間でした。

私が海外旅行で外貨両替をするのは、基本的に街中にある銀行か、ホテル、空港でしか行いません。その旨を事前に20名の参加者に日本出国前に伝えていたにも拘らず、いざ入国して旅を楽しんでいると、そういった注意は忘れてしまうんだと、つくづく感じた次第です。

その後の旅の中でも、何度か怪しげな場所で休憩を挟み、その都度両替を言ってくる現地の店舗スタッフがいましたが、それはなんとか阻止して、両替したければ、「私が銀行までアテンドします」と言って皆さんを守っていました。

どこで、どんな風に両替の話が出てくるか分からないので、ツアーの場合は、しっかりと安心して両替しても大丈夫かどうか確かめてから、レートを確認する必要があることを、ツアー客に伝えるべきだったと反省した出来事でした。