旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

オーストラリア・シドニー

あなたが旅行に行った年月

1990年7月

あなたが旅行に行った回数

4回

あなたの年齢、性別、職業

48歳、女、主婦

一緒に旅行に行った人の人数

20人

トラブル体験をした場所

学校経由でお願いした両替の会社

トラブル内容

半月の期間という短期の留学だったので、そんなにたくさんのお金をオーストラリアドルに外貨両替して持って行くつもりはもともとなかった。当時はまだ中学生だったし、自分にとっては初めての海外。おまけに両親も海外旅行の経験がなく、知識が本当に乏しかった。

その当時は、今のようにインターネットでたくさんの情報を個人が自由に引き出せるような時代ではなかったので、頼れるのは、学校の海外短期留学のお世話をしてくれる旅行会社の人たちだけだった。事前に日本で準備して持って行くもののリストの中に、オーストラリアドル、という項目も当然含まれていた。

半月という期間で、いったいどれくらいのお金を用意して持っていけば良いのか。だいたいの相場の見当もつかなかった。一緒にオーストラリアに留学に行く友達とも相談したところ、全員、お世話してくれている旅行会社の人が斡旋してくれる外貨両替でオーストラリアドルにかえるという話にまとまった。

かなりむかしの話なので、はっきりと覚えているわけではないが、おそらく5万円くらいをオーストラリアドルにかえて持って行ったという記憶がある。これで準備万端!と思って旅立った。

短期留学自体は、とても楽しく、実りのあるものだった。しかし、予定外のことがおきた。外貨両替したオーストラリアドルは、使う場面がほとんどなかった。なぜなら、ホストファミリーのお父さんとお母さんが、遊びに連れて行ってくれたり買い物に連れて行ってくれる時は、必ずお金を全部出してくれていたからだ。とってもありがたいことで、何十年も経った今でも覚えているような素晴らしい記憶である。

そこで!とうとう問題になるのが、日本円を外貨両替したオーストラリアドルの扱いだ。結局、お土産を何人かに買って帰った時に支払いをしたくらいで、ほとんどのオーストラリアは、そのまま日本に再び持ち帰ることになってしまった。

なんとなくそのまま、日本の自分の机の引き出しの中に片付けたまんま時間が過ぎ、気づけば円高になってしまっていて、日本円に戻すタイミングも失ってしまっていた。おまけに、オーストラリアドルへの両替は、手数料がかなり高く、往復で為替の手数料を払うと、もともとの日本円からはかなり減った金額しかもどってこない。

大人になった今となれば、クレジットカードでほとんどの買い物ができたり交通機関を使えるので、外貨両替の金額は少なくても問題ないが、中学生は無駄な両替の手数料が発生してしまう可能性が高い。

トラブルとまでは言いにくいかも知れないが、学校の留学をお世話してくれた旅行会社も、ホストファミリーがお金を出してくれる相場の見当もついていただろうのに、あんなに無駄に両替させられて、嫌な気分になった。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

留学経験者の人たちに相談してから両替するべきだった