日本には昔から色々な都市伝説があります。有名なところでは「人面犬」や「口裂け女」「トイレの花子さん」など、常識では考えられない内容ですが誰もがチョッピリ信じそうになってしまいますよね。そして都市伝説は日本だけではなく、世界各国にも多数存在します。その内容は心霊系や未確認生物系、古代の不思議な建築物系など、スケールの小さいものから大きいものまでと様々です。
今回は、そんな世界の都市伝説をご紹介。信じるか信じないかは、アナタ次第です!

ウソくさい? マジでヤバイ? その内容も色々

ひと口に都市伝説といっても、その内容は国によって大きく違います。これは都市伝説が生まれる背景にその国の文化や風土が密接に関わっているからです。単なる誤解や作り話的なものもあれば、事実に基づいてその真実が不明な本当に不思議なものまでありますが、海外の都市伝説からその国の背景が解ることも。そしてこれから紹介するお話しは諸説ある中のひとつです。地域によって話の内容が大きく異なることもありますが、これは都市伝説ならではといえるでしょう。旅行先でのコミュニケーションで、現地の人と都市伝説を話題にするのもいいかも!

これが世界の都市伝説!

心霊系都市伝説

その言葉通り日本にも多数ある霊的な都市伝説で、怪奇現象や幽霊など背筋がぞっとするお話しです。各国での違いは、亡くなった人や動物の肉体を火葬する地域と、土に返すためにそのまま埋める地域という風土の違いといえます。

【ブラッディ・メアリー/アメリカ】アメリカで有名な都市伝説のひとつ。これは降霊術のひとつで、真夜中に鏡のある暗い部屋でロウソクを持って“ブラッディ・メアリー”と3回唱えてロウソクを消すとメアリーが現れるといわれています。そして首を絞めたり目玉をくり抜いたりという残虐な行為をするとか…。このお話しは、いつも2階の窓際に立つ白いドレスの女性の姿が実は首を吊っていた死体だった、という実在の事件がモデルともいわれています。

【ラ・ヨローナ/メキシコ】メキシコで古くから伝わるお話のひとつで、ホラー映画『泣く女(La Llorona)』として何度も作品化されている有名な都市伝説です。メキシコに住む2人の子どものいる美しい女性が夫の浮気を知って錯乱、子どもたちを川で殺してしまいます。我に返った彼女も自ら命を絶って亡霊としてさ迷うことに…。毎晩泣きながらわが子を探す彼女に遭遇してしまうと、子どもの身代わりとして連れ去れてしまうそうです。

【バズビーズチェア/イギリス】心霊や妖精などのお話しが大好きなイギリスの都市伝説です。バズビーズチェアとは、座ると必ず死ぬといわれる呪いのイスのこと。これはお気に入りの椅子に座った義父を激怒して殺し、絞首刑となったトーマス・バズビーという男性の呪いといわれています。死刑執行の当日にお気に入りのイスに座ったバズビーが「オレのイスに座った奴は誰でも祟られて死ぬ!」と叫んだといい、数十年後に何も知らない人が偶然座って急死、それ以来呪いのイスと恐れられています。一説によるとその後の被害者数は60人以上いるらしく、1970年代には“霊の憑いたイス”として教会に認定されて、現在はイギリスの博物館に座れないように宙づりで展示されているそうです。

未解明系都市伝説

心霊系よりも真実に近く、実際に存在する、存在した建造物や人物などの由来のお話しが、未解明系です。どうやって作られたのか? 死んだはずが実は生きている? など、都市伝説というよりも古来からの事実の中の謎、というような興味津々なお話しが多数存在します。

【イルミナティ/全世界】日本でも度々話題になる謎の秘密結社イルミナティ。陰謀論のジャンルで、世界を裏側から操る存在として最も有名です。イルミナティは、1776年にドイツ、インゴルシュタット出身の哲学者アダム・ヴァイスハウプトによって設立されました。哲学や政治理論に関して知的な議論を行なう私的サークルがイルミナティの前身だったのですが、1784年には思想が危険視されて解散させられました。
その後、フランス革命の勃発で革命の黒幕はイルミナティだと噂されるようになり、ヴァイスハウプトがフリーメイソンに入会していたこともあってイルミナティとフリーメイソンを結びつける陰謀論が多数噂されるようになりますが、その真実は不明です。

【聖ヨゼフの階段/アメリカ】ニューメキシコ州サンタフェ市にあるロレット教会は1878年に完成しましたが、そこにある2階に上がるためのらせん階段には、階段を支えるために必須の支柱がまったくありません。このらせん階段は教会が完成目前で設計し忘れていたもので、その後たったひとりの老人が半年をかけて作り上げたそうです。360度を2回転するこの階段、建築学上作ることは不可能といわれ、ニューメキシコ州がUFOの多発地帯であることから宇宙人が作ったとも噂されています。

【メアリー・セレスト号事件/大西洋】1872年、アメリカのNYからイタリアのジェノヴァへ向けて出航したはずの大型船メアリー・セレスト号が無人の状態で大西洋上で発見されました。乗組員の姿はひとりもなく、船が沈没するような要素も一切なかったことで、この事件の謎は様々な憶測だけで現在でも解明されていません。この事件に関係があるかはわかりませんが、造船の途中で恐ろしい事件が何度も起きた、ともいわれています。

【コスタリカの石球/コスタリカ】1930年代初頭、コスタリカの密林で発見された、世界遺産リストにも登録されている謎の石球。数センチから数メートルまでと様々な大きさのものが現在までに200個以上発見されています。西暦300年から800年頃のディキス石器文化の遺跡という考え方が有力ですが、真相は果たして…?

未確認系都市伝説

“UMA”、いわゆる未確認動物や未確認生物などの都市伝説。いちばん有名なのはネッシーですね。地球上にはまだまだ未確認の生物や昆虫なども多数存在するでしょうし、その信憑性が高いものも多数あるでしょう。

【ネッシー/イギリス】イギリスのネス湖で目撃されたとされる生物。史上最古の目撃記録は西暦565年のもので、それ以降現在でも多くの目撃証言、写真が公開されています。ネッシーは恐竜時代に栄えていた首長竜プレシオサウルスの生き残りともいわれていますが、未だに謎のままです。

【ビッグフット/アメリカ】1924年、ワシントン州で石炭坑夫が遭遇したというのが最初の記録で、射殺したはずがその夜に集団で襲いかかってきたといわれています。身長約2メートル、体重約200から350キロの巨体で二足歩行。全身を灰色や褐色の毛で覆われているというのがその姿。また、インディアンの間で伝わるサスカッチと同一視もされています。

【チュパカブラ/南米各地】1995年にプエルトリコではじめて目撃されたといわれる未確認動物。身長約1メートルから2メートル、全身毛だらけで赤くて大きな目、背中にトゲがありキバが生えているというのが見た目。驚異的なジャンプ力を持ち、動物や人間の血を吸う吸血性生物です。チリやメキシコ、アルゼンチンなどでも目撃証言があり、野犬やコヨーテがその正体という説もありますが、真相は藪の中です。

いかがでしたか? 世界の都市伝説のほんの一部を紹介しましたが、都市伝説にはまだまだ多くのお話しがあります。どんなに科学が発達しても、その真相が解明できないものは存在します。実際、人間の肉体的、精神的なことにしてもまだまだ謎が多々ありますよね。都市伝説に興味を持った人がいたら、ネットで検索すると色々なお話しが見られますよ!