この記事を書いているのは、超猛暑真っ只中の夏! そんな暑さの中で、過ごしやすくなる秋に行きたい海外旅行先をご紹介していきましょう。世界がコロナ渦以前の状態に戻ってきた現在、海外旅行で行きたくなる国は多数あります。秋の海外はここで決まりです!

秋の海外旅行を思いっきり楽しむポイント

【食欲、芸術、スポーツの秋】1年の中で、春と秋は旅行にちょうどいい季節かもしれません。サマーシーズンやウインターシーズンもお楽しみは盛り沢山ですが、特に秋は落ち着いた雰囲気の季節なのでゆったりとした旅行を満喫できるでしょう。
ひと口に秋といっても国によって気候などは異なるので、自分が味わいたい環境の国をチョイス、その中で美味しい料理や、美術館&博物館巡り、スポーツ観戦などを楽しむといいでしょう。

【早めの予約でお得な海外を!】秋はバカンス真っ盛りの繁忙期である夏や冬よりも、航空費やホテル代が安めなのもポイントです。といっても秋に海外旅行をする人も多いので、自分の希望する日程や場所を確実に確保するために早めの予約をおすすめします。

【旅行日程は余裕を持って】秋は観光シーズンが終わってひと息ついている季節でもあります。ならではの楽しみ方として、秒刻みで行動するのではなくゆったりとした行動ができる計画を立てるのがいいと思います。

【旅行に行く場所によって所持品を考える】当たり前のことですが、旅行先によって所持品、特に衣類を考えるのも大切。常夏の場所なら完全夏仕様でいいですが、9月から肌寒くなる場所であれば薄めのカーディガンなど、10月、11月に本格的に寒くなる場所なら冬仕様の衣類は必須となります。事前に旅行先の気候などをチェックして、快適に過ごせる衣類を持って行くようにしましょう。

秋の海外旅行におすすめしたい国

“まだまだ夏を体験できる”“ゆったりと落ち着いた海外の秋を満喫する”など、国や地域によって様々な海外旅行が楽しめます。ここからは秋の海外旅行にピッタリの代表的な国々を紹介していきましょう!

まだまだ夏を楽しみたい人へ

【グアム】アメリカ合衆国の準州であるグアムは、東京から約4時間で行くことのできる常夏のビーチリゾートです。普通に泳ぐだけではなく、ダイビングやシュノーケリングなどのマリン・アクティビティも充実しています。また、グアムプレミア・アウトレットを始めとするショッピングモールを巡るのも楽しみのひとつ。日本との時差も約1時間なので違和感はほとんどなし。日本の夏が終わって寂しく感じるなら、グアムが断然おすすめ!

【ハワイ】世界中の観光客が集まるのがハワイ。有名なワイキキやラニカイなどのビーチで過ごす常夏の雰囲気は夏好きには最高です。エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜が日頃のストレスを忘れさせてくれるでしょう。他にも大型ショッピングモールのアラモアナセンターでのショッピングや、ハワイアングルメを堪能するのもいいですね。ただし、最近マウイ島での大規模山火事で大きな被害が出たこともあるので、行くのであれば最新の状況を確認、特にマウイ島西部には行かないこと。それ以外のハワイ諸島は安全だという「ハワイ観光局」からのお知らせが出ています。

【インドネシア】インドネシアのベストシーズンは4月から11月の乾季です。この時期は雨が少なく、マリン・アクティビティを思いっきり楽しめます。最高のベストシーズンは6月から8月なのですが、観光客が押し寄せる時期でもありいろいろな値段が高く設定されています。メチャ混みと高価格を避けられる9月、10月が、インドネシアをゆったりと楽しめるシーズンといえます。秋の連休を狙って行くのもいいかも!

【パラオ】500以上の大小の島からなる島国のパラオは、11月から乾期に入る暖かい南国。透明度抜群の海で数々のマリンスポーツを体験できます。他にも世界遺産のロックアイランドや、燃える闘魂、アントニオ猪木がオーナーだった島「イノキ・アイランド」を訪れてみるのもいいでしょう。

秋ならではの楽しみを満喫したい人へ

【アメリカ】広大な大地の国アメリカでは、ある程度の差があるものの、1年を通じて9月、10月がいちばん天候の落ち着いている季節です。アメリカ大自然の代表でもある「グランドキャニオン」や奇跡の絶景である秘境「THE WAVE」を体験するなら、乾季である秋がいちばんです。また、10月には感謝祭である“サンクスギビング・デー”があります。お祭りに参加して七面鳥の丸焼きに舌鼓を打つのもいいですね。

【ドイツ】ドイツ特有の風景の中で、紅葉の美しさに意味を飲むのが秋のノイシュヴァンシュタイン城でしょう。バイエルン州にあるこの城の周囲は自然が多く残っているので、四季折々の風景を楽しめます。いちばんのポイントは秋の紅葉と冬の雪景色。また、9月から10月にかけて行なわれる世界最大のビール祭り“オクトーバーフェスト”も魅力的。本場ドイツのビールと料理を存分に堪能できます。

【イタリア】4月から10月がベストシーズンのイタリア。リゾート地であるカプリ島などは9月下旬以降オフシーズンですが、9月、10月におすすめなのがローマやベネチア、フィレンツェでしょう。この3都市は徒歩でも十分廻れるほど世界遺産が密集しているので、涼しくなる秋に訪れるのが最適なのです。世界遺産を巡った後に美味しいワインと本場のイタリアンでお腹を満たせば、満足度はMAXでしょう!

【オーストラリア】クイーンズランド州の都市ブリスベンでは、毎年9月に“ブリスベン・フェスティバル”という国際芸術祭が開催されます。演劇や音楽、ダンスからサーカス、アートまで、さまざまな芸術的催し物が目白押し。期間中は無料コンサートやパブリックアートもあるので、お金をかけずに楽しめるのも魅力です。過去のヒットソングに合わせて花火が打ち上がる“リバー・ファイヤー”は必見です。

【ペルー】世界遺産である空中都市マチュピチュ遺跡があるペルーのアンデス山岳地方は、10月から雨季に入るので9月に訪れるのがベストです。マチュピチュまではアンデス山脈のふもと、クスコから行くのが一般的。せっかくペルーに行くのであれば“ナスカの地上絵”も見ておきたいところです。

【モロッコ】春と秋がベストシーズンとなるモロッコ。内陸部に位置する観光都市マラケシュでは、建物が赤い壁で統一されている旧市街地の細い道を散策できます。日が暮れるとあちこちの街灯などが光り始めて、その光景は「南の真珠」と呼ばれるほどの美しさ。また、世界最大の市場スークや、多くの屋台と大道芸人たちが集まるジャマエル・フナ広場なども魅力。エキゾチック・モロッコを堪能できます。

【アルゼンチン&ブラジル】乾季である10月がベストシーズンとなるアルゼンチンでは、何といっても“イグアスの滝”がおすすめ! アルゼンチンとブラジルにまたがる圧巻のこの滝は、チャンスがあればぜひ訪れたい場所です。滝をさまざまな角度から見るならアルゼンチン側、滝の全景を見るならブラジル側からがおすすめです。

【シンガポール】海外旅行の定番ではありますが、シンガポールも秋の旅行には最適です。1年を通して温暖な気候ではありますが、乾季となる3月から10月、特にハロウィン・シーズンとなる秋がベストといえるでしょう。「マーライオンタワー」や「マリーナサンベイズ」の屋上プールで遊んで、夜はハロウィンの“ナイトサファリ”で盛り上がっちゃいましょう!