ベネズエラ

旅行情報

旅行先の国名・都市

ベネズエラ

旅行に行った年月

2017年4月

海外旅行の回数

30か国以上

年齢、性別、職業

29歳、女性、ライター

旅行人数

1人旅

トラブルのあった場所

首都のカラカス空港

トラブルの内容

29歳女性、職業はライターです。趣味は海外旅行で、世界中いろんな国の絶景を見ることが趣味です。エンジェルフォールやギアナ高地で有名な南米のベネズエラへ2017年4月に1人旅で行きました。ベネズエラへ訪れたのは初めてでしたが、南中米には10回以上行ったことがあり、海外自体は30か国訪れた経験があります。

事前にインターネットで調べたところ、ベネズエラは外貨両替が規制されていて、闇で両替する必要がある、またATMのキャッシングやクレジットカードは使用できないと書いてあり、よく分からないまま旅行しました。エンジェルフォールのツアーの拠点のプエルト・オルダスという街に行くために、まずは首都のカラカス空港で両替しようと試みました。ベネズエラでは政府が認めるレートと闇両替の2種類のレートがあり、闇両替はアプリで毎日表示されているとガイドブックに書いてありました。闇両替は政府に認められていないという情報もインターネットで見つけましたが、ガイドブックに書いてあるから大丈夫だろうと空港で闇両替をしてくれる人を探しました。

歩いていたら両替をしている男性に声をかけられたので、ひとけのない場所に連れていかれ米ドル500$を現地通貨のボリバル・フエルテに両替しました。その当時、アプリではレートの表示が1$=3000ボリバルくらいでしたが、アプリのレート通りに両替する人はいないらしく、1$=2000ボリバルで両替しました。ベネズエラではインフレなので、500$を1$2000ボリバルで両替すると100万ボリバルになり、すごい重さの札束を大量に渡されたので、本当に100万ボリバルだったのか分からないまま男性は去っていきました。その後、札束をバックパックに閉まって歩いていると、警察か警備のような人に声をかけられ、外貨両替(ドル)をしたかを尋ねられました。した、と答えると「ベネズエラでは外貨両替は違法だ、犯罪だ」のようなことを片言に英語で言われ、空港の別室に連れて行かれました。両替した札束を出すように言われたので、バックパックから両替したボリバル通貨を出すと、全て没収されてしまいました。闇両替の男性とこの警備員(警察)がグルだったのか、本当に取り調べていたのか分かりませんが、結局500$が全てなくなり、国内線へ乗ることもツアーに行くことも出来なくなりました

。日本に帰ってからベネズエラの両替について調べてみると、やはり闇両替は一応「犯罪行為」とみなされるようで、カラカスの空港でするのは警備員に見つかり危険だそうです。バックパック旅行に慣れている私でしたが、ベネズエラ旅行の場合は予め現地のツアーを日本からネットで申し込んで支払ってから来るべきだったと後悔しました。私のようなトラブルがよく起こっているらしく、ベネズエラではバックパッカーでもツアーを予め申し込んで旅行しているようです。日本からの航空券が高かっただけに、せっかく来たにもかかわらず両替のトラブルでツアーに参加できず悔しい思いをしました。