重慶の夜景に目が眩み騙された両替の手口
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
中国、重慶
あなたが旅行に行った年月
2026年4月
あなたが旅行に行った回数
9回目
あなたの年齢、性別、職業
28歳、男、商社勤務(中国留学経験あり)
一緒に旅行に行った人の人数
男友達と2人
トラブル体験をした場所
重慶市内の繁華街にある非公式の金券ショップ風の店舗
トラブル内容
学生時代に中国へ留学していた私は、現地の言葉や文化にそれなりの自信を持っていました。社会人になってからも、かつての留学仲間の男友達を誘い、かつて暮らした中国の地へ久しぶりの男二人旅に出かけました。今回の目的地は、幾重にもそびえ立つ摩天楼と圧倒的なサイバーパンク感で近年大人気となっている重慶です。SNSでも話題の洪崖洞周辺を訪れ、川面に反射するネオンと重層的な夜景の美しさに息をのみました。近未来都市のような圧倒的なスケール感に圧倒されながら、男二人で酒を飲むために街を練り歩いていました。
楽しい夜の宴の途中で、現金の人民元が心細くなっていることに気がつきました。普段ならスマホ決済を使うところですが、小さな個人経営の屋台やローカルな店では現金が必要になる場面もあったのです。留学経験がある私は「街中のちょっとした換金所くらいなら中国語で交渉してすぐ終わらせられる」と高をくくっていました。正規の銀行を探すのが面倒だったこともあり、きらびやかな高層ビルが立ち並ぶ大通りから一本入った裏路地で見つけた、怪しげな看板を掲げた小さな個人両替商に迷いなく足を踏み入れてしまいました。これが全ての計算違いの始まりであり、まさに外貨両替における大きなトラブルへと繋がっていきました。
カウンターの奥にいた男は、こちらの流暢な中国語を聞くやいなや、急に態度を和らげ、表向きは親切な笑顔を貼り付けて対応してきました。私は日本円の現金を差し出し、電卓で見せられた数字をざっと確認しました。しかし、重慶の複雑な地形や夜景の興奮、久しぶりの中国語でのやり取りに酔っていた私は、細かい手数料の計算やレートの裏を冷静に読み解く余裕を完全に失っていました。男は巧みな話術でこちらを圧倒しながら、束ねた人民元紙幣を素早く手渡してきたのです。その場は「留学経験のある俺だから大丈夫だ」という変なプライドもあり、ろくに枚数も確かめずにポケットにしまい込んで店をあとにしました。
のちに宿泊していたホテルの部屋に戻り、テーブルの上に現金を広げて冷や汗が流れました。提示されたはずのレートから大幅に劣る計算になっていたうえに、法外な手数料が何重にも天引きされていたのです。さらに、手渡された紙幣の中には、一部に露骨な偽札スレスレのボロい旧札が混ぜ込まれていました。留学経験者という変なプライドと油断から、現地の悪徳業者に完全に足元を見られ、見事にカモにされていたのです。男友達の前でいいところを見せようとした結果がこれであり、自分の愚かさと悔しさで夜も眠れませんでした。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
中国留学の経験があるというプライドを捨て、怪しい路地裏の非公式な両替商は絶対に利用せず、大手銀行や安全なATMでのキャッシングを利用するべきだった





































