バルセロナの街中両替所で高額手数料のトラブルに遭った体験談
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
スペイン、バルセロナ
あなたが旅行に行った年月
2024年6月
あなたが旅行に行った回数
4回目
あなたの年齢、性別、職業
26歳、女性、Webデザイナー
一緒に旅行に行った人の人数
友人と3人で
トラブル体験をした場所
バルセロナ、ランブラス通り近くの民間両替所
トラブル内容
2024年の初夏、大学時代の友人2人と私の計3人で、憧れだったスペインのバルセロナへ5泊7日の旅行に出かけました。最近のヨーロッパはキャッシュレス化が進んでいると聞いていたため、基本的にはクレジットカードで決済する予定でしたが、バルセロナの市場や小さなお土産屋さん、バルでのちょっとした支払いには現金が必要になる場面も多いだろうと考え、ある程度のユーロを用意しておくことにしました。
トラブルが起きたのは、観光客で賑わうランブラス通りを散策していた時です。初日に用意していた現金が意外と早く底をつきそうになり、私たちは「外貨両替」という看板が大きく掲げられた、通り沿いにある民間の両替所に立ち寄ることにしました。その両替所の入り口には、大きく「0% COMMISSION(手数料無料)」と書かれたポスターが貼られており、提示されているレートもそれほど悪くないように見えました。
私は日本円で3万円分をユーロに替えようと思い、カウンターに座っていた男性スタッフに千円札を30枚手渡しました。スタッフは無愛想にそれを受け取り、電卓を叩いて何かを計算し、すぐにレシートと一緒にユーロの紙幣をトレイに乗せて差し出してきました。しかし、その金額を見た瞬間に私たちは凍りつきました。手元に戻ってきたユーロを当時のレートで計算してみると、なんと日本円にして2万円分ほどしかなかったのです。3万円出したはずなのに、実質的に1万円近くがどこかへ消えてしまった計算になります。
驚いて「計算が合わない、手数料無料ではないのか」と問い詰めると、スタッフは鼻で笑いながら、カウンターの隅にある非常に小さな文字で書かれた規約を指さしました。そこには、「手数料無料が適用されるのは500ユーロ以上の両替のみ。それ以下の場合は25パーセントの手数料を徴収する」といった旨の記載が、現地の言葉と非常に小さな英語で書かれていました。
私たちが「そんなの聞いていない、キャンセルして日本円を返してほしい」と必死に訴えましたが、スタッフは「一度レシートを発行した取引はキャンセルできない。もうシステムに入力してしまった」の一点張りで、全く取り合ってくれません。友人たちも一緒に抗議してくれましたが、スタッフはだんだんと威圧的な態度になり、奥から別の体格の良い男性も出てきて、非常に怖い思いをしました。
結局、異国の地でこれ以上騒ぎを大きくする勇気もなく、泣く泣く相場よりも大幅に少ないユーロを受け取ってその場を去るしかありませんでした。せっかくの楽しい女子旅だったのに、その日の午後は全員がどんよりとした気分になり、サグラダ・ファミリアを観光している間も「あの1万円があれば美味しい食事が何度できたか」という後悔が頭を離れませんでした。
この「外貨両替」にまつわるトラブルは、バルセロナのような世界的な観光地では決して珍しくないことだと後から知りました。手数料無料という甘い言葉で観光客を誘い込み、分かりにくい規約を盾に不当な利益を得る業者が存在するのです。私たちは見た目の看板だけで判断し、事前の確認を怠ったことを深く反省しました。このトラブル以降、私たちは現地のATMでクレジットカードのキャッシングを利用するようにしましたが、そちらの方がレートも明確で手数料も遥かに安く済みました。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
まず、街中の小さな両替所は避け、銀行や空港、あるいはGoogleマップ等で事前に口コミ評価が高いことが確認できている場所のみを利用すべきでした。また、現金を渡す前に必ず「この金額を渡したら、最終的にいくら手元に戻ってくるのか」を紙に書いてもらうか、電卓で見せてもらうなどして、ネット上のレートと比較して納得してから取引を始めるべきでした。最も安全なのは、信頼できる銀行のATMでのキャッシングを利用することだと痛感しました。









































