日本とは異なるさまざまな風景が見られることも、海外旅行の楽しみのひとつ。特に絶景を見たときの感動は、一生忘れられない体験になりますよね。その感動体験をそのまま記録するためにも写真や動画撮影は欠かせません。今回は、海外旅行での感動を残す絶景写真の撮り方と、見て感動、写して感激するおすすめの絶景地域を紹介していきましょう!

現地での感動を生け撮り!本格的な風景写真を撮る

現在では各スマホのカメラ機能は進化しまくりなので、ほとんどの場合には専用カメラは必要ないといってもいいでしょう。ですが、被写体となる風景やどんな写真を撮るのかなどによって、カメラの方がいい写真が撮れる場合もあります。さらに撮影テクニックによって写真の出来栄えも変わってきます。まずは本格的な風景写真撮影のための機材選びと、基本的な撮影のポイントを覚えましょう。

風景写真を撮るカメラの基本的選び方

最初はカメラについてです。スマホで撮るのか? 専用カメラで撮るのか? どっちにしてもチェックしたいのはその性能です。画素数やズーム倍率、レンズの種類など、風景を撮る際に最低限必要なカメラ性能を備えた機材を選びましょう。

スマホのカメラ性能ポイント

Galaxy、Xperiaなどの種類やアイフォンなど、どの機種にしても要チェックな基本的カメラ性能ポイントが以下です。

【画素数】高画素数ほど細かい描写が可能で、特に風景ではきめ細かい写真が撮れます。基本的には1200万画素あればA4サイズの印刷でも十分といえます。

【レンズの種類】専用カメラと違いレンズ交換ができないスマホでは広角、超広角、望遠などの複数レンズが搭載されている機種がおすすめ。

【ズーム性能】光学ズームとAIズームの組み合わせがあれば遠方の被写体もより鮮明になります。

【センサーサイズ】このサイズが大きいほど光をより多く取り込むので、暗所でもノイズが少なく済みます。

【手ぶれ補正】スマホ撮影で要注意となる手ぶれの補正は、電子式よりも光学式のほうが効果的でおすすめ。動画撮影でも活躍してくれます。

【F値】F値は低いほど明るく撮影することが可能で、ボケ味も出しやすくなりなります。

【AI機能】被写体や照明などの明るさを自動認識して、最適な撮影モードに切り替えてくれます。新機種の方がより高性能だといえるでしょう。

【その他ポイント】ハイエンドモデルのスマホであれば、現在では一眼レフに劣らない高画質でプロ並みの撮影も可能です。費用的にコストを抑えるのであれば、ミドルレンジモデルでも十分高画質撮影が可能。

専用カメラの性能ポイント

専用カメラでは、ボディとレンズそれぞれで性能ポイントを考えます。ですが性能が高かければそれだけ費用もかかってきます。無理をしない費用額を考えて、自分なりのカメラを選びましょう。

【ボディ】風景写真で重要なのが画像のきめ細やかさです。その決め手のひとつが画素数であり、画素数が多いほど細部までをしっかりと映し出せます。一眼カメラの平均が2000万画素で、これだけでも十分ですが、風景写真を撮る場合には3000万画素以上だと更にきめ細やかな写真が撮れます。また画素数に関連して、センサーサイズがフルサイズセンサーを搭載しているボディだとさらに風景撮影に適した仕様にバージョンアップします。

【レンズ】専用カメラではレンズを数本持って行くことも可能ですが、荷物が増えて重くなるというデメリットも…なるべく絞っていきたいところです。風景写真では壮大な光景を撮ることが多くなるので、広範囲を写せるレンズは必須です。このことから基本的には広角側を優先した広角レンズと標準レンズ、もうひとつズームレンズの3本があればどんな風景や被写体でも対応できるでしょう。

美しい風景写真を撮るために

風景写真を撮る上でいちばん重要となるのが“撮影地選び”です。絶景といわれる有名な場所だとネット等で撮影ポイントをチェックできますが、自分がいいと思った場所の場合、自ら最良の撮影ポイントを探す必要があります。有名な絶景場所だとしても他の人と同じポイントではなく、自分なりのポイントを探して撮影することでオリジナリティのある風景写真が撮れます。ふと立ち寄った場所に心を奪われることも多々あるので、旅行先がどんな風景が美しいのか、事前チェックでイメージしておくといいでしょう。

【設計された都市風景】道路や遊歩道がどう走っているのか、区画がどう区切られているか、ビル群の配置はどうかなど、国や地域によって都市の風景は様々で個性的です。さらに日中と夜で見せる表情の違いも魅力的。都市ならではの一番美しいポイントを探すのも楽しそうです。

【海岸、山沿い、田園風景】田んぼや畑が広がる田舎地域、森や林が続きその奥に山が見える景色、延々と続く海外線や砂浜など、自然の広々とした風景も魅力が満載です。広大さの中でどの被写体をどう入れ込むのか、自分のセンスを生かして撮れば唯一の1枚となるはずです。

【天候、時間帯も重要なポイント】天候や時間帯によって変わる景色の見え方は、風景撮影の敵にも味方にもなります。土砂降りや雪の風景が似合うポイント、朝焼けや夕焼け、夜景が美しいポイントなど、様々な状況でいちばん絵になる撮影ポイントを見つけていきましょう。

超おすすめ! 最高の1枚が撮れる世界の絶景

本格的風景写真を撮るための海外の旅もいいものです。もちろん撮影自体が目的ではなくても、現地で絶景を目撃する感動は一生の思い出になる、そんなおすすめの世界の絶景を駆け足で紹介していきましょう!

【モニュメントバレー/アメリカ】浸食で形成された独特の台地が広がるモニュメントバレー。その中を延々と走るまっすぐな道の景色は「フォレスト・ガンプ・ポイント」と呼ばれています。朝日鑑賞や夕日鑑賞も有名で、まるで映画のワンシーンのような絶景が拡がります。

【カナディアンロッキー/カナダ】山と湖が織りなす絶景に息を飲むカナディアンロッキー。時間帯や季節で変化する様々なその表情には心を揺り動かされるでしょう。エメラルドグリーンの水面に映される山の美しさも必見。

【マチュピチュ/ペルー】いわずと知れた天空都市マチュピチュ。16世紀まで栄華を誇ったインカ帝国の遺跡群は、絶景写真の撮影にぴったり。撮り尽くされている壮大なる歴史ロマンの場所で、自分ならではの撮影ポイントを見つけて奇跡の1枚を実現しましょう!

【ワカチナ/ペルー、イカ県】ペルーの首都リマから車で4、5時間のイカ県にある小さな町。砂漠の中にポツンと出現するまさにオアシスのような場所です。湖を囲むようにしてレストランやゲストハウスが軒を並べています。サンドバギーで砂丘を疾走するアクティビティが人気のリゾート地です。

【ロンダ/スペイン】アンダルシア州にある、街全体が断崖絶壁の上にある絶景都市。さらにアンダルシア州にはもうひとつ、川によって浸食された大きな岩の上やその裂け目に作られた村セテニル・デ・ラス・ボデガスもあります。まさに奇想天外な絶景を撮影できるでしょう。

【キング・トロント/カナダ】カナダのトロントにある、緑とガラスの箱を積み上げて造られたテラスハウス。デンマークの建築家ビャルケ・インゲルスが歴史的作品「アビタ67」からインスピレーションを得て設計しました。美しくも奇抜なこの集合住宅の風景は、撮り方によって色々な表情を見せてくれそう。撮影者の腕の見せどころです。