旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

フィリピン、マニラ

あなたが旅行に行った年月

2026年3月

あなたが旅行に行った回数

7回目

あなたの年齢、性別、職業

35歳、男、自営業

一緒に旅行に行った人の人数

グループ(4人)

トラブル体験をした場所

マニラ旧市街イントラムロス近郊の闇両替所

トラブル内容

ブログ記事のタイトルマニラ大聖堂でぼったくられた手口と怒りあなたの旅行先の国名・都市名フィリピン、マニラあなたが旅行に行った年月2026年3月いままでに行った海外旅行の回数7回目あなたの年齢、性別、職業35歳、男、自営業一緒に旅行に行った人の人数グループ(4人)トラブル体験をした場所マニラ旧市街イントラムロス近郊の闇両替所トラブルの内容
フィリピンの首都マニラへ、友人たちと4人で男旅に出かけた。スペイン統治時代の歴史が色濃く残るイントラムロスの街並みを歩き、重厚な石造りの外観が圧巻のマニラ大聖堂を観光して回っていた。歴史の重みを感じさせる荘厳なファサードや、細部にわたって精巧な彫刻が施された巨大な大扉を目の当たりにし、仲間たちと声を揃えて感動を分かち合っていた。旅のスケジュールはここまで完璧に計画通りで、数々の海外経験を積んできた自負もあったため、この時はまだ、あんな卑劣な罠にハマるとは夢にも思っていなかった。 事件が起きたのは、大聖堂の観光をじっくり堪能し終えて、歩き疲れた体を休めつつ小腹を満たすための飲食店を探して路地をさまよっているときのことだった。財布の中のペソ札が心もとなくなっていることに気づき、同行していた友人から「そういえば、あそこの店に外貨両替って看板が出てるぞ」と声をかけられた。大聖堂から歩いてわずか数分の細い路地裏にあったのは、お世辞にも綺麗とは言えない、薄暗いプレハブ小屋のような小さな金券ショップ風の店舗だった。近くに正規の銀行や安全そうな大型モールが見当たらず、そこまで歩くのが面倒だったこと、そして仲間を手前で無駄にカッコつけて「これくらいの一角ならすぐ済むし大丈夫だろう」という浅はかな見栄が働いてしまい、そのまま足を踏み入れてしまったのが全ての破滅の始まりだった。カウンターの奥に座っていたのは、サングラスをかけた胡散臭い男で、こちらを見るなり不気味な笑みを浮かべながら近づいてきた。私たちは警戒心を緩めてしまい、まとまった日本円の現金を無防備に差し出してしまった。男は目の前の電卓を叩く手つきが異様に素早く、ガチャガチャとわざとらしい大きな音を立ててこちらの焦りを誘うようにプレッシャーをかけてきた。そして「オッケー、問題ない!」と片言の英語でまくし立てながら、手際よく束ねたペソ紙幣を乱暴に私の手に押し付けてきた。その場では周囲の喧騒や、早く飲み物を飲んで休憩したいという気持ちが勝ってしまい、金額の細部や紙幣の状態をその場で確認することなく、そのままポケットに無造作に突っ込んで店を飛び出してしまった。だが、少し歩いてから近くの冷房が効いたカフェに入り、冷たいコーヒーを頼んでから、受け取った現金をテーブルの木目に沿って広げた瞬間、血の気が一気に引いていくのを感じた。恐る恐る計算し直してみると、提示されていたはずの換算レートから、なんと数千円分もの大金をごっそり削り取られているではないか。それだけではなかった。手渡された紙幣の束を1枚ずつ細かくチェックしていくと、何枚かすり減ったボロボロの破れかけの旧札や、現在の市場では使い物にならないような価値の低い汚れた紙幣が、わざと巧妙に挟み込まれていたのだ。頭のてっぺんまで一気に血が上り、怒りで体が震えた。すぐさまカフェを飛び出して先ほどの裏通りの店へと引き返し、ドアを蹴破る勢いで怒鳴り込みに行った。しかし、先ほどまでの愛想笑いはどこへやら、店主の男は両手を大きく広げて「一度店を出てから戻ってきたんだからお前の自己責任だ」「受け取るときにサインしただろ」と、開き直った態度で英語で激しく威圧してきた。周りには仲間もいたが、海外の治安の悪い路地裏というアウェイな環境と、自分たちの軽率さに対する絶望感からうまく言い返すこともできず、あまりの悔しさに奥歯が砕けそうになった。自分たちの愚かさと、海外の悪徳両替商のあまりにも狡猾で卑劣な手口に完全に一杯食わされたことが悔しくてならず、楽しいはずの旅行の思い出が一瞬にして最悪の記憶へと塗り替えられた瞬間だった。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

路地裏の怪しい闇両替所を絶対に利用せず、安全なショッピングモールの公式カウンターや現地のATMでキャッシングを利用するべきだった