旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

アラブ首長国連邦、ドバイ

あなたが旅行に行った年月

2024年2月

あなたが旅行に行った回数

15回目

あなたの年齢、性別、職業

42歳、女、フリーランスデザイナー

一緒に旅行に行った人の人数

単独(一人旅)

トラブル体験をした場所

ドバイ市内の超有名ショッピングモール内にある外貨両替スタンド

トラブル内容

ドバイといえば世界中から富裕層が集まる超ゴージャスな都市。治安も抜群に良いし、高級モールの中にあるお店なら変な商売はしていないだろうと完全に高を括っていました。これがすべての間違いの始まりでした。

ぶっちゃけて言わせてもらえば、ドバイは「金持ちには優しいが、不慣れな観光客からは毟り取れるだけ毟り取ろうとする」そんな強欲な一面が透けて見える場所でもあります。事件が起きたのは、滞在3日目。オールドドバイの街並みを楽しもうと、スーク(市場)へ行くための現金を調達しようとした時でした。

ドバイのモール内には至る所に外貨両替の窓口があります。私が目をつけたのは、大きく「0% Commission(手数料無料)」と書かれた看板を掲げたカウンターでした。一人旅で警戒心は持っていたつもりでしたが、煌びやかなモールの雰囲気と、アラブの正装をした警備員が周囲にいる安心感から、ろくに下調べもせず日本円の5万円札を差し出してしまったのです。

窓口の男は、こちらが日本人だとわかると愛想よく話しかけてきましたが、提示された電卓の数字を見て私は耳を疑いました。事前のネット検索で確認していた公式レートよりも、明らかに15パーセント以上も少ないディルハム額が表示されていたのです。「手数料無料って書いてあるのに、なぜこんなに少ないの?」とぶっちゃけた不満をぶつけると、男の態度は一変。急に早口の英語で「これは特別レートだ。市場のレートとは違う。嫌なら他へ行け」とまくしたててきました。

しかし、既に私の5万円札は彼のレジの中。私は「じゃあ、この取引はキャンセルする。お金を返して」と言いましたが、彼は「もうシステムに入力したから戻せない。キャンセル料がかかるぞ」と、支離滅裂なことを言い出しました。手数料無料と謳いながら、実際には極悪なレートを適用し、実質的な手数料を抜くという、最も古典的で汚い手口です。

私は納得がいかず、窓口で粘りましたが、後ろに並んでいた別の観光客からも早くしろという視線を感じ、結局は不当に目減りした現金を受け取るしかありませんでした。ドバイのような「超一流」を気取っている都市の、しかも一等地にあるモールで、こんな三流の詐欺まがいのトラブルに巻き込まれるとは思ってもみませんでした。

後でわかったことですが、こうした「手数料無料」の看板は、ただの客寄せパンダに過ぎません。その分をレートに乗せているのは常套手段ですが、ドバイの場合はその「乗せ幅」が異常に大きい。まさに「情弱から搾取する」ドバイの裏の顔を思い知らされました。金ピカのビル群の裏側で、こうした小さな搾取が平然と行われていることに、激しい憤りを感じた出来事でした。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

「手数料無料」という言葉を一切信用せず、まず最初に「日本円をいくら出したら、最終的に手元に何ディルハム残るのか」を電卓ではっきりと示させるべきでした。また、ドバイのような都市であっても、モール内の小規模なスタンドは避け、信頼できる大手銀行の窓口を利用するか、多少の手数料を払ってでも空港で済ませておくのが正解でした。そして何より、相手にお金を渡す前に、必ず自分のスマホの換算アプリの画面を見せて「この金額にならないなら替えない」という強い意思表示をすべきだったと反省しています。