旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

南アフリカ、ケープタウン

あなたが旅行に行った年月

2025年5月

あなたが旅行に行った回数

6回目

あなたの年齢、性別、職業

40歳、男、会社員

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

ウォーターフロント地区近隣の私設両替所

トラブル内容

2025年5月の大型連休を利用して、念願だった南アフリカのケープタウンを訪れました。目的はアフリカ大陸の端に位置する喜望峰や、写真にあるケープポイントの絶景をこの目で見ることでした。ケープタウンは5月になると秋から冬へと向かう季節で、非常に過ごしやすく、観光には最適な時期でした。しかし、この素晴らしい旅の途中で、今思い出しても腹立たしい外貨両替に関するトラブルに遭ってしまいました。
ケープタウンの観光拠点であるウォーターフロント地区を散策していた際、手持ちの現金が少なくなっていることに気づきました。南アフリカは比較的クレジットカードが普及していますが、国立公園の入場料の一部や、現地の露店、チップなどで現金が必要な場面が多々あります。私はあえて空港での外貨両替を避け、よりレートが良いとされる市内の私設両替所を探すことにしました。

メインストリートから一本入った通りに、派手な看板で「BEST RATE IN TOWN / NO COMMISSION(市内最高レート、手数料なし)」と書かれた両替所を見つけました。掲示されていたレートは確かにネットの公示レートと遜色なく、私は迷わず店に入りました。カウンターの男は非常にフレンドリーで、「日本から来たのか。ケープポイントにはもう行ったか」などと親しげに話しかけてきました。
私は日本円の3万円をランドに替えたいと伝え、現金を渡しました。男は手際よく計算機を叩き、表示された金額は確かに私の計算通りの数字でした。しかし、彼が「確認のためにここにサインをしてくれ」と差し出した領収書のような紙にサインをした瞬間、事態は一変しました。彼が渡してきたランドの束をその場で数えると、あきらかに少ないのです。
計算し直すと、提示された金額から約25パーセントも引かれていました。私は驚いて「手数料なしと書いてあるじゃないか。金額が全然違う」と抗議しました。すると男は、カウンターの奥から小さな規約が書かれたボードを指差し、「手数料(Commission)は無料だが、サービス料(Service Fee)と保険料(Insurance)、そしてシステムの利用税(Tax)が必要だ。これらは看板には含まれないが、君はさっきサインをしたから合意したことになる」と、冷酷な態度で言い放ちました。
さらに、サインした紙の裏には、非常に薄く小さな文字で、取引後の返金は一切受け付けないという条項が記されていました。私は警察を呼ぶと言いましたが、彼は「警察を呼んでも無駄だ。これは適正な商取引だ。君が合意した証拠がある」と笑うだけでした。人通りの少ない裏路地に近い場所だったこともあり、身の危険も感じたため、私は悔しさを堪えて店を出るしかありませんでした。

3万円の両替で約7,500円相当も搾取されたことになります。このトラブルのせいで、その後に向かったケープポイントの美しい景色を見ても、しばらくは怒りと悲しみで心が沈んだままでした。せっかくの休暇を台無しにされたという思いが強く、自分自身の警戒心のなさを呪いました。この出来事は、海外での外貨両替がいかに油断できないものであるかを改めて教える苦い教訓となりました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

看板の「手数料無料」という言葉を鵜呑みにせず、サインをする前に必ず「最終的な手取り額」がいくらになるのかを口頭で確認し、その数字を電卓で表示させるべきだった。また、そもそも市内の怪しい私設両替所は避け、多少手数料がかかっても空港やホテルの正規の窓口、あるいは現地の銀行ATMでのキャッシングを利用するべきだった。