旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

イラン、エスファハーン

あなたが旅行に行った年月

2025年10月

あなたが旅行に行った回数

15回目

あなたの年齢、性別、職業

45歳、女、フリーランス

一緒に旅行に行った人の人数

2人

旅行の目的

「世界の半分」と称された歴史都市の建築とペルシャ文化の探訪

旅行中にいった観光スポット

イマーム・モスク(王のモスク)

エスファハーンの象徴であるエマーム広場の南側に位置するこのモスクは、一歩足を踏み入れた瞬間に息を呑むほどの青の世界が広がっていました。壁から天井に至るまで、緻密な「七色タイル」のモザイクで埋め尽くされており、光の差し込み方によってその青が深いコバルトブルーから鮮やかなスカイブルーへと変化します。
特に大ドームの真下は音響効果が計算されており、指定の場所で足を踏みならすと、その音がドーム内に何重にも反響します。宗教的な厳かさと、高度な幾何学・工学が融合した空間に、夫としばらく言葉を失って立ち尽くしてしまいました。まさに「ペルシャの真珠」の名にふさわしい、一生に一度は見たい絶景です。
バンコク最大敷地面積なので、歩くのも一苦労でしたが、見ごたえがとてもありました。

 

シェイフ・ロトフォッラー・モスク

王族専用のプライベートな祈祷所として建てられたため、ミナレット(尖塔)がないという珍しい構造のモスクです。ここでの体験は、イマーム・モスクとはまた異なる繊細な感動がありました。ドームの内部はクリーム色のタイルを基調としており、ドームの頂点から差し込む光が、タイルの模様と重なって「孔雀の尾」のような光の筋を描き出します。
この光の演出は計算し尽くされたもので、時間が経つにつれて孔雀の尾がゆっくりと動いていく様子は、まるで魔法を見ているようでした。観光客で賑わう広場の中にありながら、この内部だけは静寂に包まれており、ペルシャ美術の真髄を凝縮したような贅沢な空間を堪能できました。

 

スィー・オ・セ・ポル(33アーチ橋)

夕暮れ時に訪れたこの橋は、市民の憩いの場としてのイランの日常を感じられる素晴らしいスポットでした。ザヤンデ川に架かる33のアーチを持つこの石橋は、夜になると暖色のライトに照らされ、その姿が川面に反射して二重のアーチを作り出します。
残念ながら川の水が枯れている時期も多いのですが、橋の下の空間は天然の反響版のようになっており、地元の若者や年配の方々が集まって、伝統的な歌を披露している光景に出会えました。歌声がアーチに響き渡り、観光客である私たちにも優しく「どこから来たのか?」と声をかけてくれるイランの人々のホスピタリティに触れ、心が温まる夜の散策となりました。

 

エスファハーンのバザール(グランド・バザール)

エマーム広場を取り囲むように広がる迷宮のようなバザールは、五感を刺激される場所でした。スパイスの芳醇な香り、銅細工を叩くリズミカルな音、そして美しいペルシャ絨毯の色彩が視界を埋め尽くします。
私たちはここで、イランの伝統工芸品である「ミーナカーリー(銅の七宝焼き)」の工房を見学しました。職人が極細の筆で青い模様を描いていく様子はまさに神業。夫と二人でお土産を選んでいると、店の主人が「チャイでも飲んでいけ」と、サフラン入りの角砂糖を添えたお茶を振る舞ってくれました。商売っ気よりも客人を歓迎する気持ちが勝る、イラン特有の商文化を体験でき、単なる買い物以上の充実した時間になりました。
観光客の人も多かったですが、大満足することができました!機会があれば、もう一度行きたいなと思います。

 

ヴァンク大聖堂(アルメニア地区)

イスラム教の国イランにおいて、キリスト教の文化が共存するジョルファ地区にあるこの大聖堂は、非常に興味深いスポットでした。外観はイランらしいレンガ造りのドームですが、一歩中に入ると、壁一面に旧約・新約聖書の物語を描いた壮麗なフレスコ画が広がっています。
金箔を多用した豪華な絵画と、イスラム様式の建築が見事に融合しており、この街の寛容な歴史の深さを物語っていました。隣接する博物館では、アルメニア人の歴史や、一本の髪の毛に文字を刻んだ極小のアート作品なども展示されており、エスファハーンの多層的な魅力を知ることができました。落ち着いた雰囲気のジョルファ地区はおしゃれなカフェも多く、休憩にも最適でした。

 

旅行にかかった費用

旅費(航空券): 約44万円(二人分。エミレーツ航空利用)
ホテル: 約10万円(伝統邸宅を改装したブティックホテルに宿泊)
観光・レジャー代: 約4万円
食事代: 約3万円
お土産代: 約6万円(絨毯やミーナカーリー等)
その他: 約2万円(現地ガイド代、ビザ代等)
合計金額: 約69万円

観光へ行く人へのアドバイス

イランは国際的なニュースの影響で「怖い」というイメージを持たれがちですが、実際に行ってみると世界一と言っても過言ではないほど人々が親切で、治安も非常に安定しています。
注意点としては、女性は公共の場で常にヘジャブ(スカーフ)で髪を隠す必要があること、男性もハーフパンツは避けることなどのドレスコードがあります。また、クレジットカードが一切使えないため、滞在に必要な全ての金額をドルやユーロの現金で持参し、現地で両替する必要があります。「タアロフ」という独特の謙譲の習慣(一度は代金を断る等)に戸惑うかもしれませんが、それも文化として楽しんでください。想像を絶する美建築と人の温かさが待っています!