旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

イラン・イスファハン

あなたが旅行に行った年月

2019年8月

あなたが旅行に行った回数

10回

あなたの年齢、性別、職業

20歳女性学生

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

イスファハン市内の両替所

トラブル内容

イランのヤズドからイスファハンに到着した時、私はちょうど、リアルの現金を切らしており、食事や買い物をするのにすぐに現金が必要でした。というのも、イランはアメリカと関係が悪いため、日本のクレジットカードはイラン国内で利用することができず、現金で支払いをしなければいけないからです。買い物の際、アメリカドルで支払うということもできなくはないのですが、お店によってはお釣りがないなどの場合もあり、できるだけ早くイランリアルの現金を手に入れる必要がありました。私はタクシーでイスファハンのイマーム広場の近くに降り、両替所を探しました。

しかし、面積の広いイマーム広場歩いてもなかなか両替所が見つからず、夏のイランの暑い気候の中長時間歩かなければいけないことにだんだん疲れてきました。すると、イマーム広場から少し離れた場所でようやく「外貨両替」の文字が。やっと見つけたと思ったところ、両替所の前には複数人の男たちが。少し訝しみながらも彼らに近づくと、「今日は両替所はあいていない。しかし、僕たちがここで両替をすることができる」とのこと。怪しいなとは分かってはいたものの、疲れていて早く現金を手に入れたいという思いもあり、彼らの誘いに乗り彼らと両替をしてしまいました。

ここで重要なポイントは、イランのお金の価値は、近年かなり下がっており、普通の買い物をするにもかなりゼロが大きい額になるということ。1リアルが日本円で0.0025 円という計算で、頭で考えるのがとても難しいのです。また、日本の1万円札のように額の大きいお札というのが少なく、1番大きい額のお札である10万リアルでもなんと250円の価値しかないのです。そのため、両替の際、自分できちんと計算しようとしても、数え間違っていることもしばしば。

ここまで説明するともう予測がつきますよね。私はまんまと両替商に騙され、1桁少ない金額、つまり本来よりも10分の1のレートで交換をしてしまったのです。今思い返しても、かなり悔しい経験。何より怪しいとは感じていたのにも関わらず、自分の計算不足でお金を騙されるというトラブルに巻き込まれしまったことがとても残念です。そもそも両替しようとしていた金額が、100ドル程度とそこまで高額ではなかったため、被害は9000円程度で済ますことができましたが、貧乏学生旅行にとっては大金。おかげでイスファハンの滞在中は、いつも以上に節約を強いられることになり、お腹を空かせながら時間を過ごすことになりました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

外貨両替の際、客引きについていくべきではない。