旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

中国、四川省カンゼ・チベット族自治州色達(セルタ)

あなたが旅行に行った年月

2024年9月

あなたが旅行に行った回数

8回目

あなたの年齢、性別、職業

32歳、女、会社員

一緒に旅行に行った人の人数

一人旅

旅行の目的

チベット文化と秘境の絶景巡り

旅行中にいった観光スポット

ラルンガル・ゴンパ(ラルン五明佛学院)

谷全体を埋め尽くす赤い小部屋の群れは、写真で見る以上の圧倒的なスケールでした。標高は約4000メートルあり、少し歩くだけで息が切れますが、丘の上から眺める夕暮れ時の景色は言葉を失うほど美しかったです。修行僧たちの読経の声が響き渡り、まるで別世界に迷い込んだような感覚になりました。現在は入場制限などもありますが、今でも敬虔な祈りの場であることを肌で感じ、自分の価値観が揺さぶられるような深い体験ができました。夜のライトアップも幻想的で、星空の下に広がる赤い光の海は一生の思い出です。

 

色達(セルタ)の鳥葬台

セルタにある鳥葬台では、チベット特有の葬儀の様子を見学しました。死生観が根本から覆されるような、非常に厳かな場所です。ハゲワシが空から集まってくる様子は迫力がありますが、それは決して残酷なものではなく、肉体を自然に還すという彼らの深い信仰に基づいた儀式であることが伝わってきました。観光客として見学する際には、撮影禁止などのルールを厳守し、静かに敬意を払う必要があります。生と死のサイクルについて深く考えさせられる、この旅で最も忘れられないスポットの一つとなりました。

 

炉霍(チュプ)の街並み

セルタへ向かう中継地点として立ち寄ったチュプの街。ここもラルンガルと同様、赤い木造建築の家々が斜面に立ち並び、非常に美しい景観を見せてくれます。観光客はあまり多くありませんが、現地の市場を歩くと活気があり、チベット族の人々の日常を垣間見ることができました。バター茶を振る舞ってくれる温かい人々との交流もあり、素朴なチベットの魅力を感じました。街全体が山に囲まれており、どこを切り取っても絵になる風景が広がっています。移動の疲れも吹き飛ぶような、穏やかな時間が流れる素敵な街でした。

 

甘孜(カンゼ)ゴンパ

カンゼにある巨大な寺院、カンゼ・ゴンパを訪れました。背後には万年雪を頂いたカワクボの山々がそびえ立ち、白亜の寺院と青い空、そして雪山のコントラストが息を呑むほど絶景でした。寺院内では若い修行僧たちが問答をしている様子を見ることができ、その真剣な眼差しが印象的でした。マニ車を回しながら歩く巡礼者たちの列に加わると、祈りの力が空気の中に満ちているのを感じます。高地の澄んだ空気の中で眺める雪山と寺院の風景は、まさに「地上最後の秘境」と呼ぶにふさわしい荘厳なものでした。

 

道孚(タウ)の民家

タウは、その独特な建築様式で知られる街です。外観は白と赤の鮮やかな装飾が施された木造建築で、中にお邪魔すると精緻な彫刻や極彩色の絵画が施された内装に驚かされます。一般の家とは思えないほどの豪華さで、チベット族の方々の住まいに対するこだわりと美意識の高さに感銘を受けました。家の中で頂いた自家製のヤクのチーズやヨーグルトも格別な味わいでした。道中、広大な草原でヤクの群れが放牧されている光景も美しく、チベットの伝統的な暮らしが今も息づいていることを実感できる訪問となりました。

 

旅行にかかった費用

旅費(航空券):約7万円
ホテル:約2.5万円
観光・レジャー代:約2万円
食事代:約1.5万円
お土産代:約1万円
合計金額:14万円

観光へ行く人へのアドバイス

このエリアは標高が非常に高いため、高山病対策は必須です。事前に医師に相談して薬を用意し、現地では激しい運動を避けてください。また、外国人に対する入域規制が頻繁に変わるため、最新の情報を確認してから出発することをお勧めします。移動は長距離バスや乗り合いタクシーが中心となるため、中国語の翻訳アプリがあると便利です。設備は整っていない場所も多いですが、それを補って余りある圧倒的な絶景と感動が待っています。