歩くこと”をメインにして、海外旅行をしたことがありますか? 聞いただけで「大変そう…疲れそう…」と思うかもしれません。確かに、いつもなら交通機関を使って移動する場所や、ある程度の距離を歩かないと着かない目的地など、歩くことに重きをおいた旅行は敷居が高そうに思えるでしょう。ですがそんなことはありません! 今回は“歩くこと”をメインに考えた海外旅行の楽しさを紹介していきましょう。

楽しく歩くための準備

歩く種類は3種類

海外でいきなり歩きまくるというのも無理な話ではありますし、ひと口に歩くといってもその場所や方法は様々。まずは歩く種類から覚えていきましょう。歩くことを大きく分けると、主に3種類あります。

【ウォーキング】歩くことの基本がこのウォーキングで、主に舗装された道を歩きます。時間的にもお散歩程度で10分前後やちょっと距離を延ばして繁華街まで30分から1時間程度。途中で公園によってひと休みというものいいですね。さらに慣れてきたら距離を伸ばして遠出をするのもOK。ちょっとキツイな…と思ったら帰りは電車などの交通機関を使えばいいのです。ウォーキングはいつでもどこでも手軽にできるので、普段あまり歩かない人でも自分の体に合わせて好きなように歩けばいいのです。そうやって徐々に慣れていくことで長距離のウォーキングも楽しめるようになってきます。

【ハイキング】例えば東京でいうと、代々木公園くらいの大きさの公園を歩いてみたり、なだらかな山道で自然を楽しみながら歩くことをハイキングと呼ぶことが多いです。歩くことに慣れてきたら、山へ行って一定の地点までロープウェイで上り、その足で下山するというのも楽しいハイキングとなります。ウォーキング同様に無理をしないで歩いて自然を楽しむのがハイキングです。

【登山】文字通り山道を歩いて登っていくことです。山の高さや形状によって難易度が変わりますが、いちばん体に負担がかかるだけに頂上や自分が設定した目的場所まで登れたときには大きな充実感が得られます。それだけに心身はもちろん、所持品などもしっかりとした準備が重要。もし海外旅行で登山をするなら、かなりの準備が必要となります。

今回の記事では、初心者から楽しめるウォーキングとハイキングレベルの海外旅行歩き旅を紹介していきましょう!

歩け歩けチェックポイント

ウォーキングやハイキングをする際にはチェックするべきポイントがあります。安全に楽しく歩くために必要なポイントなので、しっかりと覚えておきましょう。

【1、適切な服装】現地での季節や天候に合わせた服装を着ることが重要です。基本的には夏は通気性の優れたものと帽子やサングラスも、冬はある程度の保温性が高い素材のものと手袋などがおすすめです。シューズと靴下は自分の足にぴったりとフィットしたもので、靴は安価ではなく高額でしっかりとしたクッション性のあるものを履きましょう。そうすることでマメや腱鞘炎、筋肉痛などの予防に繋がります。

【2、荷物は最小限】街中でも自然の中でも、荷物を軽くすることで足への負担は軽減されます。貴重品は別として、必要最小限の荷物で歩くことは基本です。

【3、歩く前にストレッチ】たとえ歩く予定の距離が短くても、歩く前にしっかりとストレッチはしておくこと。ストレッチで筋肉をほぐすことは怪我のリスクを減らすことに繋がります。

【4、水分補給を欠かさない】夏場は当然として、冬だとしても小まめな水分補給は必須です。特に夏の暑い日や長時間歩く場合には、脱水症状を防ぐためにも喉が渇いたと感じる前に水分を補給するといいでしょう。常温か冷えた水、スポーツドリンクがおすすめで、ペットボトルが便利。携帯用ボトルなどの持ち運びやすい容器もいいでしょう。

【5、無理のない目標設定】特に初心者は最初から長距離、長時間を歩こうとはせずに自分の体力などに合わせた目標を立てましょう。無理をするのは怪我の元になり、疲労感や挫折感に繋がります。まずはお散歩気分で歩くことから始めて、徐々に距離を伸ばしていくのが楽しく安全に歩くポイントです。
ハイキングの場合には目的の場所まで歩いてそこでランチなどで休憩するといいでしょう。街中のウォーキングであれば、ちょっとだけ遠いショップまで歩いてショッピング、帰りは歩きか交通機関を使うのも方法です。きれいな風景を堪能したりショッピングをしたり、とにかく楽しみを持って歩くのがいいでしょう。

【6、食事とウォーキング】食事をしたらすぐに歩かずに、1時間ほど間を開けて出発しましょう。また、空腹のまま歩くのもコンディション的に良くないので、バナナなど軽いものを食べてエネルギー補給をしてからがおすすめです。

海外を歩く! 世界のおすすめ散歩道

ここからウォーキング&ハイキングでおすすめしたい場所をご紹介! どこも絶景が楽しめる“海外歩け歩け”にぴったりのコース。事前準備を整えて、自分の足で楽しみましょう。

ウォーキング

【ウィーン/オーストリア】芸術の街ウィーンには様々な観光スポットがあります。シェーンブルン宮殿や聖シュテファン大聖堂、新ゴシック様式のウィーン市庁舎など、マップで場所をチェックしながら自分だけのウォーキングコースを考えてみると楽しいでしょう。街中は交通機関も充実しているので疲れたら、利用すれば疲労回復になるので利用するのも方法です。

【トロア・リヴィエール/カナダ】観光地として北米でも人気が高いトロワ・リヴィエール。市街地では歴史ある街並みを歩き、ローレンス川を横切るラヴィオレット・ブリッジまで散策。夜にはフォルジュ通りへ行き、でセント・ローレンス川からベルフィユ通りまで歩いてお気に入りのバー探すのが楽しそうです。

【ビエンチャン/ラオス】東南アジアのウォーキング観光地として人気が高いビエンチャン。日中はフランス植民地時代の建物が並ぶ広い大通りを歩いてワット・シーサケットの仏教寺院などを見学、日が暮れたら川沿いに広がる夜店と、屋台の食べ物が魅力のビエンチャン・ナイトフード・マーケットで舌鼓を打つコースが超おすすめ。

【大邱/韓国】昼夜関係なくウォーキングが楽しめるのが大邱です。日中は大邱の路地を散策してジンコルモク通りのフードコートと三徳洞の壁画を堪能、日が暮れかけたらアプサン公園でハイキング。夕日と森のパノラマは絶景です。スソン湖の水の幻影も超魅力的で心を奪われます。

ハイキング

【グリンデルワルト/スイス】グリンデルワルトは2つの氷河が迫る地域で、ロープウェイ
や鉄道でフィルストなどのスイスの代表的観光地と繋がっています。特にフィルストからバッハアルプゼーへのハイキングは、スイスアルプスの絶景が堪能できる人気のコース。ユングフラウ三山やヴェッターホルンの魅惑のパノラマなどスイスならではの絶景が楽しめます。

【サランコット/ネパール】ネパール観光都市のひとつであるサランコットは標高約1600mでポカラの街並みを見下ろせます。ポカラからアクセスしやすいことで、初心者でもネパールの大自然を手軽に楽しめるハイキングスポットとして人気です。展望スポットも複数ありますが、特に早朝や夕方には朝日夕日に染まるヒマラヤ山脈の絶景が楽しめます。ただし、旅行計画を立てる際には雨季に注意です。

【プレーケストーレン/ノルウェー】リーセフィヨルドにある断崖絶壁のプレーケストーレンは高さ600mの1枚岩で、真っ平な頂上は約25m四方あります。小さな湖や白樺の森、岩場などの風景の中を歩いて辿り着くプレーケストーレンでの壮大なパノラマ風景はまさに絶景。天候変化が激しいので雨具、防寒具の準備を忘れずに。