毎晩、ビジネスユーチューバー見ているけれど、彼らの話している内容をマンツーマンでコーチングやコンサルしてもらうとすると月額数十万円するようなとても優れた内容に思う。それを全く無料で視聴できるのだからSNSはかなり効果的だ。

もちろん見ているだけでは暇つぶしの怠惰な時間になってしまうのでなるべくアウトプットするようにしている、直近では田端信太郎さんが面白い。エリート街道を突き進んできた経歴を、エリートサラリーマンではなく“エクストリームサラリーマン”と自称して仕事とはどう行うべきかということを熱く、知的に豊富なケーススタディで語っている方である。

彼の根底にはプロ意識や厳しさという昭和時代のモーレツサラリーマン風の考えがあり、少々口も悪いため度々炎上しているようなのだが、現実に即し資本主義ピラミッドで生き抜いてきた生々しいビジネス論は私の考え方と似ているところがあり共感する部分が多い。

私には上司がいないのでこんな上司がいたら非常に恵まれた環境だなと思うので逐次チェックして一方的に諭してくれるリモート上司のような位置づけで勉強させてもらっている。

誰かに憧れるとか好きになるという被影響力は、強大な行動力を生むというのをここ最近で実感している。例えば、彼が時間を大事にするために皿洗いなどは自分でやらずに食洗器を買え!と言えば、私は以前から食洗器を導入しようかどうか個人的に迷っていたのだが、彼が言っているのなら間違いなく買いだと実際に検索して近日中に絶対に買おう、いや買わなければならないという心境になっている。

また、アイドルオタクでもある彼の考察の中でNiziUを生み出したNizi Project のJYPark が素晴らしく優れたリーダ、であり非常にレベルの高い教育者であってこれほどまでに秀逸なフィードバックができる愛のある上司像はいないと思う!ぜひ視聴した方が良いと大絶賛をしていたので、K-POPや女性アイドルに全く興味がない私でも彼がそんなに言うのならぜひ見たい、いや見なくてはならないという心境で早速サブスクリプションに加入しようと思っている。

全く興味のない事柄を、わずか10分程度の動画を見た人間に「これは直ぐにしなくてはならない!」とまで思わせてしまう心境にさせ行動させるのは、何かとてつもない力と可能性を感じた。どちらかというと私が影響力を持つというのではなくて、上手く影響される側の力、つまりは素直さというか影響力ある人物をしっかりと選別して正しく影響を受ける選球眼を見極めるのは重要なことだなと思う。

とても当たり前のことではあるが若者が親や先生、周りの友達から影響を受けて育つのは若年期には自らが環境を選ぶことは出来ずに良い環境は運次第であり、悪い環境になれば悪にも染まるし怠惰にもなるのは、無知で経験もそれに抗う術も知らずに人生の土台となる時期を過ごしてしまうため青年期以降の後年から更生するのは難しくなる。

何が言いたいかというと、若年層で入学する学校、新卒で入社する会社や組織、付き合う人々で環境が決まり、主義、主張、考え方が決まる。つまり若い内に人生のベクトルが決まるようなモノ。

私も右も左もわからない新卒の頃に徹底的に叩き込まれた信賞必罰の考え方が根付いているから利益を出せたりコストにシビアになる土台の考え方があると自己分析できこの因果関係は間違いないだろう。時代が変わり令和になって労働基準法やハラスメントに社会が厳しくなって社員の立場に厳しくすることができないが、良い意味で厳しい環境や上司の存在が人を育てるのは普遍的なことに思う。

もちろん緩急を織り交ぜて適宜色々な顔を使い分けるのだが、会社は環境、上司はほぼコーチであるのでなんとなくで入社してしまうとか、腰掛で入社するとかはもっての外で人生の大事な時間を無為に捧げてしまうようなもので、影響を受ける覚悟や心構えを持ち会社や上司に賭けるというくらいの本気度が、受け入れる企業側としては欲しいし、それに見合う会社なのかをしっかりと見極めて欲しい。

ユーチューバーのように影響力を持つ側は信者や支持者を得て、ビジネスをやりやすくしたり知名度を高めてリーチを増やしチャンネルの商品価値を上げようと努力するのだろう、典型的なファンビジネスだが、テレビやSNS等のメディアがあって、かつ才能と不断の努力が必要とされ成功するのは一握りであろうが、ファン側である私のような視聴者は彼にもメディアであるSNSにも一切お金を支払っていない。

要は賢く無料のSNSを使うのは自分次第で、心持も素直で無垢な気持ちで従うのは私は得意な方ではあると思う。しかし、無料とはいっても余暇の視聴時間を研修を受ける自分の時給換算とすれば無駄にはできない、行動しなければ時間の無駄になってしまうのは避けたい。

そういう意味では、過去に2人のビジネス系ユーチューバーと実際に会ったことがあり、今だにその方たちのチャンネルは視聴するがこちらもやはり彼らには1銭もお金を支払っていない。

それでも実際に会ったし、毎日のように視聴しているので師匠のように思っている節があり彼らの考え方を取り入れて勉強会で発表したり、ブログで発信したりしている。今後もビジネスユーチューバー漬けの日々は変えずに行こうと思う。

ビジネスユーチューバーに共通した主張に読書の重要性がある。私は通勤通学が長かった10年前くらいまでは習慣にしていたが、都内に住み始めては最近読書をする機会が少なかったが新宿への通勤時間のわずか数十分でも読書の時間に充てて教養は養わなければならない、本を読んでない者は既にスタートラインにすら立っていないというのは間違いなく伝わってしまう。

最近は書評ユーチューバーも多くいて私もたまに見るが、図解などしていて短時間でとても有用なコンテンツだと思う。最近の若者はこのようなコンテンツが無料、時短で読めて教養を付けることが出来て実に羨ましく思う。お笑いやドラマを見るか、ビジネスコンテンツを見るかの習慣の違いで人生は大きな差がつく、これは自戒も込めて勉強は怠らずアウトプットを続けていきたい。

私は拙いブログを書いているが、これはアウトプットの練習であり、少しでも注目を集めた
い役立つ情報かまたは面白いと思ってもらえるコンテンツにしたいとおこがましくも思っている。しかしどうもアウトプットの練習止まりに留まっていると思う。

人をエンターテインさせたり、感動させたりというのは本当に難しいことではあるけれど教養を養う目的の一つにそれらがあって何か面白い内容はないかといつもアンテナを張るようにはしている。面白おかしいことなど日常的には頻繁に起こるはずもなく単調な毎日が続いているとも言えなくもないが情報発信している身だと 「面白くなき世も面白く」 の発想で物事を見ること自体が結構面白い。

起業は多くのドラマが起こる、さながらビジネスリアリティショーで、そのまま何も情報発信せずに過ぎ去ってしまうにはあまりにもったいない。プロセスエコノミーという言葉があるが、商品サービスではなく事業の過程そのものがビジネスになる手法も最近出てきており、これだ!と思った。

私の会社は外貨両替を15年間行ってきて、おかげ様で多くのお客様に利用していただきネットではそれなりの知名度もあり、最近では一等地に店舗も出して、さて次は何をして事業拡大をしようかと考え中なのだが、小さくても強い会社を標榜しており多店舗展開は考えておらず、外的要因である海外旅行解禁を期待する以外は次の大きな打ち手がないのも本音であった。

人流が非常に多い新宿の店前これはぜひ活用したいと思い、実は知人の社長と話し合ってブランドや時計の買取ビジネスの副業をしようとなり、喧々諤々膝を突き合わせて準備をしているところだ。

準備といっても店先にデジタルサイネージ看板を置いて集客するだけなのでリスクはほぼなく、数日の在庫で資金の流動性がなくなるだけ。在庫で困るくらいに受注が増えればそれは逆に嬉しい悲鳴になるのでほぼノーリスクと思われる。

しかも新宿は買取ビジネスの聖地であり、コロナ禍においても駅周辺は大手から中小の買取店が雨後の筍の子ように林立しており、弊社店舗のブロック内にも3店が営業していて、肥沃な市場の気がしてならない。

本業の外貨両替は粗利益率が1%台と超薄利多売なのだが、買取ビジネスは平均でも15%程らしい、むしろやらない方が馬鹿げている。もちろんノウハウやルートがないためそのパートナーと、紹介いただいた歌舞伎町の風雲児と言われるエキスパートに協力していただくことになったので心強い。

起業の始まりがウェブマーケティングで1人ずつ集客をしては小規模企業と思われない様、失注しないように丁寧に対応してきて今があると思っているが、単に店先に看板を置いただけで集客が出来るなんてのは余りに安易すぎて簡単なため本当に来客があるのだろうかと眉唾な心配もあるのだが、隣の買取ショップもそこに店があり看板を掲げているだけなので条件は同じ。かつ弊社は「どこよりも高価買取」を打ち出すため当然競争力でも勝負するため期待しかない。

仮に思ったより来客がなかったとしてもリスクがないので止める必要もないだろうし、少しでも家賃の足しになれば良いと思う。しかし、場所が場所だけに思いもよらぬ大成功を収めてしまう可能性ももちろんある。新宿界隈の経済圏の市場規模がいくらだとしてその1%でも売り上げればこれだけ儲かるなと、捕らぬ狸の皮算用ではあるがそんな企てをしてほくそ笑んでいる瞬間がたまらない。

だからビジネスは辞められないし面白い。Nizi project に負けないリアリティショーをブログでもお届けしたい。アプレンティス「You’re Fired!」のトランプ寄りなのでJYPark寄りにしていこうと思う。