見落としがち!海外旅行で要注意のチェックポイント①~パスポート編

本コラムでは、これまで海外旅行で楽しく過ごすためのチェックポイントを紹介してきましたが、ここで1度、大切だけど見落としがちな注意点をまとめてみたいと思います。 第1回目は「パスポート」について。 海外に行く時に何よりも大切なのがパスポートです。 「ついうっかり…」ということのないように、しっかりと管理することが重要です。

パスポートの準備期間

すでにパスポートを持っている人もいない人も、まずは海外旅行までの間に余裕を持って準備することが大切です。

パスポートを持っている人

パスポートの期限が切れていないかの確認

万が一、期限が切れているようだと再申請をする必要がるので、余裕を持って1ヶ月前くらいまでには期限の確認をしておくことです。

パスポートを持っていない人

1ヶ月前にはパスポートの申請をしておく

パスポートを申請してから所得までの期間は、約1週間から2週間程度です。特に土日祭日を挟むとそれだけ期間もかかるので、余裕を持って申請しておくことが大切です。

パスポートは海外旅行の前準備に必要

海外に行く時に必ず必要なものは、パスポートの他にビザがあります。海外旅行に行く時には、通常“ツーリストビザ”が必要で、取得するには各大使館や総領事館に行って申請することになります。

そして、ビザの申請にはパスポートが必要です。 基本的には申請日の翌日くらいには取得できますが、国によっては1週間程度かかることもあります。 これを考えると、まだビザを持っていなくてビザの必要な国に行くのであれば、出発の約2週間前くらいまでには 有効なパスポートを取得しておき、ビザの申請などに備えておくのが無難でしょう。

パスポートの取り扱い

パスポートは、海外において自分の身分を証明する重要なものです。それだけに取り扱いには充分過ぎるほどの注意が必要になってきます。

メモ書きや落書き、シールなどを貼るのは厳禁

パスポートには空白になっているページもありますが、これらに、メモ書きや落書きをしたり、プリクラなどのシールを貼るのは厳禁です。

もししてしまうと、ビザ申請時のトラブルや日本から出国できなくなったり、旅行先の国で入国拒否になることもあり得ます。

パスポート所持者が記載できるページは、所持人記入欄(裏表紙)だけ。その他のページは、旅券事務局や各国が使用するためのもの、ということを覚えておきましょう。

パスポートのコピーを取っておく

万が一、旅行先でパスポートを紛失してしまうと、最悪、日本に帰ることができなくなってしまいます。こうなるとパスポートの再申請が必要です。

この時に、紛失したパスポートのコピーがあると、手続きがスムーズに行えます。また、確かにパスポートを持っていた、という証明にもなるので、事前にパスポートのコピーを取っておくことが大切です。

そして旅行先では、パスポートのコピーは元本とは別の場所に保管しておくことが大切です。 同じ場所に保管して、両方とも盗まれたり紛失してはコピーを取った意味がなくなってしまいます。

パスポートは肌身離さずに持つ

万が一、が起こらないようにするためにも、海外旅行先ではパスポートの取り扱いには十分な配慮がポイントになります。

パスポートは常に肌身離さずに持っていることが重要です。たとえほんのわずかな時間の外出にしても、パスポートをホテルの部屋などに置いていかずに、必ず持って行くようにしましょう。

また、旅行先でレンタカーを借りることもあると思いますが、この時には車の中にパスポートを置きっ放しにしていくなどはとんでもないことです。

海外では、命の次に大切なパスポートともいえます。

まとめ

基本的に見落としがちなパスポートの注意点を紹介しましたが、より詳しいパスポートの申請方法などは、以下のコラムを参照して下さい。

パスポートの新規申請の流れと方法について
https://www.interbank.co.jp/column/6827/

海外旅行でパスポートを紛失してしまった時の対処法
https://www.interbank.co.jp/column/6146/

外務省HP「パスポートの保管・使用に関する注意事項」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/hokan.html