旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ミャンマー・ヤンゴン

あなたが旅行に行った年月

2019年8月

あなたが旅行に行った回数

50回以上

あなたの年齢、性別、職業

50歳、男、会社員

一緒に旅行に行った人の人数

2名

トラブル体験をした場所

ヤンゴン空港の両替所

トラブル内容

(1)日本円でなく米ドルの準備を
ミャンマーに渡航する場合、ほとんどの場合ヤンゴン空港からの入国になると思います。後から分かったことですが、ヤンゴン空港にある両替所(複数あるが全て)では米ドル、ユーロ、シンガポールドルの3通貨しか受け付けず、日本円は現地通貨のミャンマー「チャット」に外貨両替できません。私の場合$100札を1枚持っていましたが、一緒に渡航した同僚は日本円しか持っておらずかなり焦りました。クレジットカードも大きなホテルや店舗でしか使用できないと聞いていたからです。

空港の両替所と案内所で「どこか日本円を替えてくれるところが市内にないか?」と聞きましたが、誰も知りませんでした。とりあえず$100をミャンマーチャットに替え、当面それだけで二人分の経費を賄うことにしホテルへ向かいました。助かったのはヤンゴンでは配車アプリのグラブ(ウーバーと同じサービス)が使用でき、タクシーによる移動は登録しておいたクレジットカードで決済できたので、貴重な現金を使わずに済みました。

結局、翌日にホテルに探してもらって日本円を外貨両替できるところが1ヵ所だけあり、そこで両替して事なきを得たのですが、日本円からミャンマーチャットへの交換レートは非常に悪かったです。ヤンゴン市中にある銀行や両替屋も基本的に空港と一緒で、米ドル、ユーロ、シンガポールドルの3通貨のみだそうです。こういったトラブルを避けるためにも、必ずミャンマーへ向かう前の出発地で事前に米ドル、ユーロ、シンガポールドルのどれかを用意しておくことをおススメします。東南アジアで日本円が中々替えられない国なんて、もうミャンマーだけじゃないでしょうか。

(2)仰天!ミャンマーでは米ドルでもピン札(新札)しか受け付けない!
日本円より米ドルを準備するのが重要なのは上で説明しましたが、何とその米ドル札はピン札(新札)じゃないとミャンマー人は受け付けてくれないのです。これは空港の両替所でも市中の両替所でも同じです。しわがあったり、折り曲げていたりすると、本物の米ドル札でも受け付けてくれない(つまり両替してくれない)のです。なぜなのか?何度も現地の駐在員やミャンマー人に聞きましたが理由は全く分かりません…。古い札だと偽札の可能性があるのかなとも思いましたが、その他の国では偽札チェックに蛍光ペンを使用したりしていますが、ミャンマーではそのような物は一切使用せず、ピン札かどうかだけで判断しています。これで米ドルが両替できず、トラブルになる日本人観光客も多々いらっしゃるとの話を現地のガイドに聞きました。全く意味が分かりませんが、現地のやり方に従うしか方法はなく、とにかく日本円から米ドルに両替する際は「ピン札(新札)で下さい」とお願いする、折れ曲がる財布などにいれず封筒か何かに入れて持参する、くらいしか対策はなさそうです。しかし現地通貨のミャンマーチャットのお札はボロボロのものが多々あるのに…。

(3)タイとの陸路国境ではタイバーツとの直接交換は可能だった
余談ですが業務でミャンマーとタイの国境の街にも足を延ばしました。さすがに隣り合った国境の街ではヤンゴン空港では換金できなかったタイバーツとミャンマーチャットとの直接の外貨両替ができました。しかしココでも日本円からミャンマーチャットへの交換は無理でした。タイ側に渡って日本円からタイバーツへの交換は可能と思われますが、やってません。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

題名の通り、必要な分の米ドルのピン札を事前に準備しておくべきだった。