旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ミャンマー・ヤンゴン、マンダレー他

あなたが旅行に行った年月

2016年1月

あなたが旅行に行った回数

25回(海外出張を含む)

あなたの年齢、性別、職業

42歳、女性、研究職

一緒に旅行に行った人の人数

4人

トラブル体験をした場所

ヤンゴン市内の両替所

トラブル内容

 2016年1月に、初めてミャンマーを訪れた際のことです。ヤンゴンから入国し、マンダレー、バガン周辺の農村を回って、ヤンゴンから帰国するというルートでした。

 ミャンマーを訪問するのは初めてでしたが、心配していた料理も口に合いましたし、人々もみな親切でした。マンダレーからヤンゴンに戻る際に、搭乗チケットに座席が表示されておらず、搭乗するまでドキドキしていたら、なんと自由席だったという驚きの体験はありましたが、大きなトラブルはなく総じて楽しく過ごすことができました。

 ただ、外貨両替の際に小さなトラブルがありました。

 渡航前に旅行雑誌やインターネットサイトなどを調べてみると、ミャンマーでは日本円に対応している両替店が少ないとのことでした。出国前に、銀行の外貨両替サービスとチケットショップを回って、必要経費よりも多めに100米ドル札を準備していきました。ところが、いざヤンゴン市内の両替所で米ドルから現通貨のチャットへ換金しようとすると、換金を拒否されてしまったのです。

 詳しく理由を聞いてみると、この換金トラブルの原因は旧ドル紙幣でした。チケットショップで換金した100ドル紙幣の中に、旧デザイン紙幣が混じっていたのです。もちろん、新紙幣が発行されたからといって旧ドル紙幣が利用できないということはありません。その旨を話して交渉しても、旧紙幣は換金できないの一点張りでした。しかたがないので、その場では新紙幣のみを換金してもらいました。後日、マンダレーで他の両替所にも行ってみましたが、そこでも同様に旧ドル紙幣は換金できませんでした。

 町中で声をかけてくる個人の両替商ではなく、きちんと許認可を受けた両替店での出来事ですので、おそらくそういう決まり事なのでしょう。誰に問題があったというわけではありません。海外で起こるトラブルとしては、大きなトラブルでもありませんでしたので、「ミャンマーでは、旧紙幣は換金できないんだね。」という感想を抱いてその時は終わりました。

 ただ職業柄、私たちが訪れるのはクレジットカードが使えない農村ばかりですので、現金は必須です。もしその時、持っていったのが旧ドル紙幣ばかりだったら困ったことになったでしょう。この時以来、旅行に持っていくドル紙幣を用意する際は、レートが良いからとチケットショップで米ドルを買うことは避けて、必ず銀行で新紙幣を用意するようにしています。

 なお、ミャンマーで換金できなかった旧ドル紙幣は、次の訪問国で無事換金することができました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

レートが良いからとチケットショップで旧紙幣を買わずに新紙幣を用意しておくべきだった