日本では見ることのできない風景や建物など、海外旅行の思い出として写真を撮るのも大きな楽しみだと思います。 ですが写真を撮影する時にも、マナーや注意点があることを忘れてはいけません。ヘタをすると大変な事にもなりかねないのが写真撮影です。そのポイントをしっかりと覚えておきましょう。

写真撮影のマナー

日本でも同様ですが、場所によっては写真撮影に十分な注意が必要な場合や、写真撮影自体を禁止している所もあります。 そういう場所こそ写真を撮りたい、という気持ちは解らなくもないのですが、そこをグッとこらえるのがマナーです。海外では特に「解らなければいいだろう…」と軽い気持ちで撮影をしてもしそれがバレてしまうと、スマホやカメラの没収や、最悪スパイ行為として拘束される可能性もあり得ます。

写真撮影が禁止の主な場所

日本では屋内や展示物などが撮影禁止になっていることが多いのですが、海外では屋外でも撮影禁止の場所があります。観光地などなら撮影禁止のマークがありますが、その他の場所ではマークがないこともあります。 基本的には、以下の場所は撮影禁止だと思って行動した方が無難でしょう。

軍事関係の施設

いちばん危険度の高いのが軍事施設です。施設の近くなどで普通に景色を撮影してるつもりでも注意されることがあります。もし軍事施設が映り込んでいたら大変です。海外旅行者だとしても逮捕されることもあるので写真撮影は避けた方がいいでしょう。

政府関係の施設、警察署

その国の政府関係の施設や警察署も撮影禁止です。スパイや犯罪者と疑われる可能性もあるので要注意。ただし、観光地化されている文化財の建物などは撮影OKです。事前にチェックしておきましょう。

国境付近

海外では日本のような島国とは違い、地続きで国が異なる国境があります。日本人としては珍しい場所ではありますが、国境付近も写真撮影はしないほうが無難です。国境にある入出国ゲートはもちろんのこと、場所によっては橋や道路なども写真を撮らないようにしましょう。

教会、寺院、宗教施設など

教会や寺院などで観光地化している所は撮影可能です。ただし一部が撮影禁止の場合もあるので注意して撮影しましょう。 また、あきらかに観光地ではない場所にある時には、写真撮影可能かどうかを事前に聞くようにしましょう。さらに、特有の宗教(新興宗教)施設などは撮らない方がいいかもしれません。

写真撮影に注意が必要な主な場所

たとえ写真撮影が可能な場所だとしても、その範囲が決められている場合も多々あります。そして撮影時に周囲の人などに迷惑がかかるような行動は慎むのがマナーです。

空港、駅、港など

空港や駅、港などは基本的には撮影可能ですが、場所によっては撮影禁止の場合もあります。また、これらの場所は常に多くの人々がいるので、撮影可能だとしても周囲を考えない自分本位の行動はしないことです。特に空港などでは、あまり何枚も目立つように撮っていると警察や警備員などに目を付けられる可能性もあるので注意しましょう。

美術館、博物館など

美術館や博物館も基本的には撮影可能です。ただし一部撮影禁止やフラッシュ禁止の場合もあるので注意です。例外的に、建物自体が撮影禁止という所もあるので覚えておきましょう。

どんな場所に限らずに必要な最低限のマナー

観光地にあるショップや飲食店など、写真撮影しても問題のないどんな場所だとしても、最低限のマナーとして撮影する前にひと言「写真を撮ってもいいですか?」と断るようにしましょう。無断でパシャパシャ撮られてはショップの人などもいい気はしません。特に何も買わないで写真撮影だけする場合などは気をつけましょう。 また、現地の人を撮影する場合も同様です。宗教色の強い中東の国などはより注意が必要です。被写体が子どもだとしても、むやみに撮らないようにしましょう。

写真撮影の注意点

マナーと重複する部分もありますが、写真撮影する時の注意点も覚えておきましょう。

カメラを持ち歩くときの注意点

まずは海外旅行に持って行くカメラですが、海外では日本のカメラなどの機材はとても高価なものなので、その分盗難に遭う可能性も高くなります。用心したいのであれば、あまり高級なカメラは持って行かない方がいいでしょう。

現地でカメラを持ち歩くときには、あまり見せびらかすように持たないこと。さらにストラップなどはロゴが入っているものは使わない方がいいでしょう。“自分は高級なカメラを持っている”と周囲に宣伝するような行為は、窃盗犯の格好のターゲットになります。

写真撮影時の注意点

カメラだけではなく、最近ではスマホでも画質の良い写真が撮れるようになっています。その分手軽に写真撮影が出来ますが、いくら手軽だからといってむやみに撮るようなことはせずに、カメラでの写真撮影と同じようにきちんとマナーを守ることです。 スマホの場合、自撮り棒を使って撮影することも多いと思いますが、自撮り棒使用禁止の場所も割と多いので気をつけましょう。

海外で気をつけたいのは撮影禁止の場所以外にも人物の撮影があります。観光地などで建物や物を撮影していたとしても、その側にいた人が自分が撮影されたと思って怒ることも…。最悪、写真を撮ったのだからお金を払えと言ってくる場合も考えられます。自己防衛のためにも周囲には十分に気を配りましょう。 そして撮影中にスリや置き引きに遭う可能性もあるので、周囲に気をつけることも重要です。

まとめ

海外旅行での写真撮影では、
◎撮影禁止の場所では写真を撮らない
◎撮影時に周囲に迷惑をかけない
◎人や場所、物に限らず、撮影する前にひと言断りを入れる
◎人が居る場合にはなるべく映り込まないように注意する
◎カメラは目立つように持たない
◎撮影時にはスリや置き引きに注意する

などを覚えておきましょう。 日本人として、恥ずかしくない行動の範囲で写真撮影を楽しみましょう。