知っておきたいポイント

これから海外旅行へ行くという人や海外出張に行く予定のある人は、外貨両替をするはずです。
外貨両替といえば、出国前に空港の両替所を利用したり、銀行で取引するイメージがあるでしょう。
受付で替えたい金額を伝えるだけで簡単に現地のお金が手に入りますが、知っておきたいポイントがあります。
知らないと損をすることもあるため、注意してください。
一つは、外貨両替には必ず手数料がかかるということが挙げられます。
手続きをする際に手数料が、いくらかかっているのか説明がなかったとしても為替レートに含まれた状態で取引することになります。
例えば、1ドル=110円の為替レートだった場合に、1USD=115円JPYと表示があれば1ドルあたり5円の手数料がかかっていることになり、たったの数円であれば大したことがないと思いがちです。
しかし、海外出張や長期の旅行では万単位で替えることになるため、手数料だけで数千円取られることになってしまうのです。
せっかく貯めたお金も取られてしまうため、出来るだけ安価に設定されているところを選ぶ必要があります。

注意点もある

ドルやユーロなどは日本で替えた方がお得になるのもポイントです。
現地で余った紙幣も帰国してから日本円に替えましょう。
小銭も日本円に替えたいものですが、再両替はすることができません。
そのため、帰国する前に細かいお金は使い切ってしまうことをお勧めします。
お土産代にもならない場合は、チップなどで使い切るという方法もあります。
また、高額紙幣にも気をつけてください。
日本では高額紙幣の1万円を持ち歩いたり、お店で使うことができますが、海外では一部の店舗でしか使うことができないというケースがあります。
両替した時に高額紙幣が多い場合は、小額紙幣に崩してもらいましょう。
日本円で替えることができない小銭が残らないように紙幣ばかり替えてしまうと、現地で必要な時に手元にないという場合もあるため、少し混ぜてもらうようにお願いしてみてください。
このように知っておきたいポイントがあります。
失敗しないように、ポイントを抑えた上で手続きしてみてください。