旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

アラブ首長国連邦・ドバイ

あなたが旅行に行った年月

2018年8月

あなたが旅行に行った回数

10回目

あなたの年齢、性別、職業

36歳、女、事務職

一緒に旅行に行った人の人数

2人

トラブル体験をした場所

大型モール内の両替所

トラブル内容

ドバイに旅行した時の話です。海外旅行は何度もしており、以前別の東南アジアの国で、怪しげな闇両替所で騙されたこともあったため、安全そうなチェーン店を利用しました。観光客なら必ず行く、年中営業しているスキー場が入っている大型ショッピングモールです。両替所も、どこのモールや空港にもある大手両替ショップを利用しました。

ドバイに到着した際、空港で300USDほど両替していましたが、旅行中にもう少し必要になったので、その際は更に300USDほど両替をするつもりでした。USDには、日本で既に両替してきていました。外貨両替は何度もしているし、特に何の不安もなく、米ドル紙幣とパスポートを係員に渡し、ディルハムに両替をしてもらいました。目の前でお金を数え、その後更にお土産を買い、タクシーで宿泊先のホテルに戻りました。

夕食前にもう一度財布の中身を把握しようと、確認をした時です。何かおかしいことに気づきました。先ほど両替した分と、その後の買い物やタクシー代を差し引いてみると、80ドル分ほど足りない計算なのです。何度も数えなおし、一緒に行動していた旦那にも一緒に思い出してもらったり、レシートも確認しましたが、足りません。ということは、先ほどの両替所で少なく渡されたとしか考えられないのです。少額のお土産やタクシーの支払いでどのお札を何枚出したかも正確に思い出しましたし、両替前の残金はメモを取っていたので把握しています。「騙された」ということに、後になって気づいたのです。

遠い異国で言葉もあまり通じない為、警察や両替所に自分たちで乗り込む自信はありませんでした。そこで、宿泊先のホテルで勤務していた、日本人スタッフの女性に相談することにしたのです。彼女は親身になって話を聞いてくれ、上司に相談をし、なんとホテルからそのモールまでついてきて下さることになりました。外国でトラブルに会った時に日本人の味方がいるというのは、かなり心強いことです。

女性スタッフは、両替所のマネージャーに会えなかった時のためにとまず文書で抗議文を作成してくださり、ホテルの制服のままタクシーに同乗してくれ、少し離れたモールの両替所に一緒に来てくれました。トラブル発生から5時間後くらいのことです。両替所の責任者を呼び出し、私たちの代わりに事情を説明してくれましたが、両替所の人は認めようとしませんでした。

なら、と監視カメラの映像を一緒にチェックすることになり、その時間、確かに私たちの来店の様子が映っており、全員で確認しました。残念ながら精度があまりよくなかった為、お札の枚数までは確認できず、不正があった、という証拠にはなりませんでした。30分ほど女性スタッフの方が粘ってくださったのですが、時間が経っていたことや、映像で確認がなかったことから、返金には至りませんでした。

両替所の責任者の態度もかなりムカつきましたが、女性スタッフの方は勤務中であるにも関わらず、制服のまま遠出をしてくださり、お力添え頂き感謝しかありません。今回のことは高い勉強代だと思って、今後は絶対その場でしっかり確認しようと思ったのでした。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

両替をしたらその場で必ず確認することです。

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