旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

カンボジア、シェムリアップ

あなたが旅行に行った年月

2012年10月

あなたが旅行に行った回数

世界一周、他7回

あなたの年齢、性別、職業

31歳、女性、デザイナー

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

タイとカンボジアの国境

トラブル内容

旅初心者でバックパッカーをしていた時の話です。私はタイに滞在中に、カンボジアへ行きたいと思い、タイのツアー会社にてカンボジアのシェムリアップへ行くバスを予約しました。

当日、まず、タイを出発してカンボジアのシェムリアップに行くワゴンバスの中で、バスに同乗している案内係に「カンボジア国内では以前までは米ドルが主に使われていて、米ドルが使えるところがほとんどだったが、今現在は国がカンボジア通貨であるカンボジアリエルを使うようにしているので米ドルを使えなくなっており、観光するところもカンボジアリエルしか使えないところがほとんどだ。また、シェムリアップ市内にはATMがほぼ無く、カンボジアリエルに外貨両替できる場所もほとんど無いので、もし米ドルを持っていて、カンボジアリエルを持っていないのなら、タイとカンボジアの国境で両替しておくのが一番いい。みんなそうしてる。」と言われました。

正直ちょっと怪しいなとも思ったのですが、当時はどこでもインターネットができるような環境ではなく、ろくに調べてもいなかった私は、本当にそうだったらどうしよう…現地でお金が使えなくてトラブルになるよりかは両替しておいた方がいいかな、、と不安な気持ちのまま、気付いたら国境へ到着していました。そして案内されるがまま入国審査を受け、カンボジアへ入国。それからシェムリアップまで向かうワゴンバスに案内され、今度はカンボジア側の案内係にバトンタッチ。
すると今度はカンボジア側の案内係が「米ドルやタイバーツをカンボジアリエルに両替できるのはここが最後。もう出発するから両替したかったら今すぐ両替した方がいい」と言ってきました。

焦りと不安にかられ、一緒に乗り合わせていたアルゼンチン人2人組に相談すると、「私達もわからないし不安だから両替する…」とのことで、私も不安のまま一緒に両替することにしました。レートも調べてなかったのでレートの良い悪いもわからず、とりあえず案内された両替所にて両替をして、再びバスワゴンに乗り込みシェムリアップに向けて出発しました。

そして、無事にシェムリアップ市内に到着し、宿へチェックイン。早速宿のWi-Fiで今回のことを調べると、なんとそういう詐欺が流行っているとのこと。注意喚起も出ておりました。実際にはシェムリアップ市内では米ドルが主に使われており、カンボジアリエルは補助通貨みたいなものなので、かなり使い勝手が悪いとのこと。更に、私が両替させられた両替所はレートもかなり悪くかなり損をしていました。。そしてあまり価値のないカンボジアリエルに変えてしまった以上、他の通貨に両替することは難しく、カンボジアリエルに両替した全額を現地で使わざるを得ないという、かなり痛い勉強代となりました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

前もって調べて情報を手に入れておくべきでした。知っていると知らないでは行動が変わってくるので、すでに注意喚起が出ているものなどは必ず目を通しておくべきだなと感じました。