旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ネパール カトマンズ ポカラ

あなたが旅行に行った年月

2023年12月

あなたが旅行に行った回数

2回目

あなたの年齢、性別、職業

35歳、男、高校教師

一緒に旅行に行った人の人数

一人

旅行の目的

トレッキング

旅行中にいった観光スポット

ネパールの入り口 カトマンズ空港

異国でトレッキングがしたい。その思いだけでここに来た。その日の宿も、何も決めていない。ただ単にいつもと違ったことがしたくて勝手にルールを課した。カトマンズ空港に降り立ってから、タクシーのおっちゃんらに囲まれ値段交渉を始める。通貨はネパール・ルピーといい、1ルピー=約1円と分かりやすい。「1000ルピーで繁華街まで連れて行ってやるよ」と言った一人のおっちゃん。高すぎるだろ!とその場を離れた。値段交渉では相手の言い値の半分から交渉をすることにしている。するとどこからか「200ルピーで行くよ、バイクだけど…」という天使の声が舞い降りた。宿も何も決まっていないことを話すと、知り合いの宿に連れて行ってくれるとのこと。このパターンはあまり信用ならないが、雰囲気が良かったためお願いすることに。するとバイクにノーヘルでニケツ。知らない土地の風を感じられたその30分弱は早くもカトマンズの思い出になった。

 

カトマンズ市内の不思議な宿

バイクタクシーに乗り着いたのは「Wonderthirst Hostel(不思議な渇きホステル)」という宿。地下は大きなレストランがあり、キャンプファイヤーのような暖まりスポットでお酒も飲める。一泊500ルピー(約500円)だが、いまいち物価がわからない。とりあえずこの宿に決めるとラジさんは併設されているツアー会社のにいちゃんを紹介し、カトマンズの街に消えていった。トレッキングがしたくてこの国に来たことを忘れていた。ネパールではトレッキングをする際、必ずガイドを付けなければならない。(付けなくてもトレッキングすることはグレーゾーンだが可能。ただオススメはしない。理由は後に記述する)ツアー会社の兄ちゃんの名前は「ビマール」さん。濃い顔付きの男前。ネパールビールを2本、お腹も空いていると言ったらモモ(ネパール版餃子)をご馳走になった。そのおかげで私は終始ご機嫌だったがツアーの話になるとかなり考え込んでしまった。なんせ値段が高い。880米ドルを渋々払い、4泊五日のツアーを決めた。ここまで来たからには流れに身を任せよう。その後異国の人達と酒を煽り語り合ったが、ふと気づく。で、結局どこ行くの?

 

トレッキングの街 ポカラ

朝6時に起きると、どうやらポカラという街に行くらしい。カトマンズの観光を一切せず、ヨーロピアンと一緒にバスに乗り込み、8時間ほど揺られネパール第二の都市、ポカラを目指す。そのバスの揺れに心底驚いた。チープなジェットコースターに乗っている揺れが永遠と続くのだ。何度も吐きそうになった。しかしもっと恐ろしいのは後半そのバスで私が寝ていたことだ。慣れは恐ろしい。ポカラになんとかたどり着き、ホテルにチェックインし、街を散策する。観光地として栄えており道路沿いに商店がズラリと並んでいる。まず食事だと思い、ネパールの代表的国民食、ダルバートの美味しいお店を探すために聞き込みを始めた。ようやくその店に辿り着きダルバートを食す。3種類のスープカレーのようなものに惣菜、ライスが乗っている定食のようなもの。これがおかわり自由で500ルピー。安くて腹一杯になりたいならダルバート一択である。夜がふけると大勢の人で今年最後の大騒ぎをする。なんと今日は大晦日。カウントダウンを終えると花火が何発も飛び交い、2023年の終わりを感じた。そして今日から新たな挑戦が始まるのだ。

 

ヒマラヤ山脈の一つ マルディヒマリ①

朝7時に起き、ガイドのギリーさんと顔合わせをした。ぽっちゃりした可愛いおじさん。早速朝ごはんを食べる。トーストに卵にチャイという質素なものだが、いつもより美味しく感じられた。今日からトレッキングが始まる。タクシーでトレッキングスポットまで向かうのだが、途中ギリーさんが路上の商店でおり、たくさんのオレンジを買っていた。タクシーで30分強、これが入り口!?と思えるどう見ても裏山ルート。大きな階段を登り続けるのはかなり応えた。荷物は10キロ強。一眼レフで写真を撮りながら山道を進んでいく。夕方ごろに小さな宿にたどり着き、そこで休み、次の日また山に登る。ただこれを繰り返す。2日目にギリーさんが突然山道でえずき出す。ガイドが先に吐いてますやん…とニヤニヤしてしまった。しかしすでにここは標高3000m近くの場所。2日目には電波が届かない場所まできた。ケータイを使えないことで、たまたま出くわした異国の登山者と会話や音楽、そして踊る。ただその場にあるものを楽しむ。それが私の求めているものだった。ふとタバコを吸いに外に出ると満天の星空がそこにあった。随分遠くまで来たことを実感した瞬間だった。

 

ヒマラヤ山脈の一つ マルディヒマリ②

毎日8時間近く山登りをする日々が続いていた。筋肉痛がひどい。それでも歩くしかない。たまにガイドを付けていない登山者と出くわすことがある。ネパールではガイドを付けないとトレッキングをしてはいけないのだが、一応グレーゾーンらしい。ただ他のガイドの冷ややかな目を浴びる為、オススメはしない。また行方不明者も出ることも多々あるらしく、この国は観光産業で成り立っているものだから、そこでケチってはダメだと感じた。3日目の夜、高山病の症状が出て、身体は疲れているのに頭痛で全く眠れない。そしてダルバートを食べ過ぎたせいかとにかく気持ちが悪い。登山中は欲張ってはいけない。もうすでに標高は4000mを超えていた。4日目、早朝5時に起き登山の準備をする。朝ごはチャイのみ。暗闇の中、あと少し登れば絶景が待っているという希望を頼りに歩を進めた。2時間かけて気合いで登ったその先にあったものはまるで絵の世界だった。こんなにも近くにヒマラヤ山脈があることに頭が絵だと勘違いしている。その光景は今も眼に、そして心に焼き付いている。

 

旅行にかかった費用

旅費:飛行機代往復約20万円
ツアー代:約10万円(その間の宿代、食費、移動費全て込み)
ガイドへのチップ:6000ルピー(約6000円)
食事代:約3000円
お土産代:約5000円
合計金額:約31万3000円

観光へ行く人へのアドバイス

私は今まで色んな国を旅したことがありますが、中々旅しづらい国であると感じました。その理由として物価のわかりづらさがあります。ほとんど言い値なのでとにかくわかりづらい。道路もそこまで落ちておらず、キレイな印象でした。日本語を少しだけ話すことができるネパール人も多く、そういう点では旅しやすいかもしれません。今回ツアーを組み行きましたが、なんでも用意されていることが逆に面白さを半減させているような気も感じました。今度は都市巡りを中心に、ネパールにもう一度行ってみたいと考えています。異国の地で一味違う体験をしたければネパールは本当にオススメです。ぜひ行ってみてください。