定年退職を記念して夫婦で行ったパリ旅行

旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

フランス・パリ

あなたが旅行に行った年月

2017年7月

あなたが旅行に行った回数

3回目

あなたの年齢、性別、職業

60歳、男、無職

一緒に旅行に行った人の人数

妻と二人

旅行の目的

パリ市内観光

旅行中にいった観光スポット

ヴェルサイユ宮殿

ルイ王朝の栄華を今に残す、壮麗な王宮のヴェルサイユ宮殿へRER(高速鉄道)を使って向かい、先ずは左右対称のバロック様式の二つの翼棟をもつ建物の2階にある14歳のマリー・アントワネットとルイ16世の結婚式が行われた王室礼拝堂から元は礼拝堂だったフレスコの天井画、ヘラクレスの神格化が壮観なヘラクレスの間をまわり、ヴェルサイユ観光のハイライト、数々の歴史の舞台になった鏡の回廊」から3人の美しい王妃を偲ばせる王妃たちの夢の跡である王妃の寝室をめぐり、そして外へ出て水なき「大運河」から、遠近法を用いた庭園とバラ色の大理石が美しい王族たちの離宮グラン・トリアノンを巡りアントワネット王妃のやすらぎの場だったマリー・アントワネットの離宮を散策して、当日は、天気にも恵まれ、木々の緑と空の青さのコントラストが目に眩しい庭園の美しさとヴェルサイユ宮殿の圧倒的な迫力に感動を覚えました。

 

シャンゼリゼ大通り

パリのシャンゼリゼ大通りは、凱旋門があるドゴール広場からコンコルド広場につながる約2km、幅70mの並木大通りで、この通りの中心部にはアール・デコ建築のルイ・ヴィトン本店を初め小説や映画の舞台として登場したココ・シャネルのゆかりの老舗シャネルなどの高級ブランドの本店があり、シャンゼリゼ大通りの片端のコンコルド広場はルイ15世の騎馬像を設置するために造られた広場で、フランス革命の時にルイ16世とマリー・アントワネットが処刑された所でもあり、広場の中心にはエジプトから贈られたルクソール宮殿のオベリスクがそびえていて、近くにはパリ万博時に建てられた無料で鑑賞できるパリ市立のプティ・パレ美術館や同じくパリ万博のメイン会場として建てられ今は展示会場として使われている美術館と科学技術博物館のグラン・パレがありました。

 

凱旋門

凱旋門は、世界で最も美しい通りと言われるシャンゼリゼ大通りの西の奥にそびえる軍隊の戦勝の栄光を称賛するために建てられた建造物で、ナポレオン1世が着工し完成したのは30年後でナポレオンはすでに死去しており、その後、軍隊として初めてくぐったのは第二次世界大戦でナチスドイツからパリ解放を果たしたシャルル・ド・ゴール将軍で、この凱旋門から放射状に延びる12本の大通り形からエトワール(星)広場と呼ばれていましたが、ド・ゴール将軍を称えて、1970年にシャルル・ド・ゴール広場と改称され、凱旋門(ラルク・ドゥ・トリオンフ)とはフランス語で勝利のアーチという意味の戦勝記念碑でフランス国内にはカルーゼル凱旋門など多くのの凱旋門が存在し、ここの凱旋門は正式にはエトワール凱旋門とも呼ばれています。

 

エッフェル塔

1889年のパリ万国博覧会で革命100周年の記念として建造されたそうでパリ市民に鉄の貴婦人とも呼ばれているフランスのテレビ電波塔のエッフェル塔には第一から第三までの展望台があり地上57mの第一展望台は、塔にある三つの展望台のうち最も広いフロアを持っていて、レストランやカフェに、展示場と、おみやげ屋などがあり、この階の最大のポイントは床が板ガラスになっていて地上が透けて見えることで、北西から見えるのは、セーヌ河に架るイエナ橋とその先に見えるトロカデロ庭園とシャイヨ宮殿が見てとれ、地上115mの第二展望台の南東側からは、フランスを愛する若者たちが国を守るために日々学問に励む陸軍士官学校と左右対称に美しく手入れがされたシャン・ドゥ・マルス公園が見てとれ、そして276mの第三展望からは、パリの全景をパノラマで一望でき、北側にはモンマルトルの白亜のサクレ・クール寺院が見え、ここまで歩いてきた疲労感が美しさによって一気に抜けていき、この塔には正面というのは無く、建設された当時のコンセプトがどこから見ても美しい塔であるデザインされています。

 

ルーヴル美術館

パリの観光の華であるルーヴル美術館は、世界最大級の美術館であり、パリの中心部、セーヌ川の右岸に位置していて、ルーヴル美術館へはメトロ(地下鉄)のパレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル駅、またはルーヴル=リヴォリ駅が最寄りの駅になり、「モナリザ」、「ミロのヴィーナス」、「ハンムラビ法典」など一度は学生時代に教科書の写真で見たことがあるであろう作品が数多く展示されていて、美術館は広大で、個人単位で回ると、目当ての作品にたどり着くことは難しいと聞かされていたのでツアーを利用して日本人のガイドと一緒に回り各作品を見逃すことなく、見学することができ、丁寧な解説付きで効率よく美術館観光が楽しめました。 

 

旅行にかかった費用

旅費:約20万円
ホテル:約8万円
観光・レジャー代:約5万円
食事代:約3万円
お土産代:約2万円
その他:2万円
合計金額:40万円

観光へ行く人へのアドバイス

パリはパーソナルな大都市ですから季節を問わず、いつ訪れてもパリの魅力が楽しめる観光地ですが、パリの街から人の姿が少なくなる7~8月、または、クリスマスを間近に控えた時期の11~12月、頃がオススメで、世界で最も観光客の多い街ですが充実した観光が楽しめると思います。ちなみにパリの街の6月~8月の平均気温が15/25℃で、12月~2月の平均気温が2/8℃ となっていて、博物館・美術館に、ショッピングなど一年中楽しめる華の都パリです。