旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

メキシコ、メキシコシティ

あなたが旅行に行った年月

2016年5月

あなたが旅行に行った回数

家族や友人と10回、一人旅は3回

あなたの年齢、性別、職業

39歳、男、フリーター

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

メキシコシティ市内の観光地から少し外れた両替所

トラブル内容

今までは家族や友人と先進国やリゾート地にしか行ったことがなかったので、銀行や空港以外での外貨両替はその時が初めてでした。あらかじめガイドブックで行きたい場所を調べていたのですが、露天や市場など現金でしかやり取りしてくれない場所に行きたかったのもあり、その上チップの文化があるのでクレジットカードだけでは旅は不可能でした。

以前にメキシコ旅行に行った友人から余ったメキシコペソを譲ってもらっていたので、空港からゲストハウスまでは持参した現金で何とかなりました。トラブルがあったのは宿泊していたゲストハウスに紹介された小さな両替所でした。初めての一人旅だったうえ、スペイン語すら全く話せない状態で旅立っていたので、とても緊張しました。

両替所には為替レートがびっしり表示されていたのですが、緊張していたためよく確認せずに店員に話しかけました。アクリル板の向こうにいるメキシコ人が何か言っているのですが、全く意味が分からなかったので、とりあえずガイドブックに書いてあった「カンビアール」という両替のスペイン語を連呼しました。あまり伝わっていなかったので、その時は一万円札を見せて「ハポン」(日本)と言っていたらやっと分かってくれたようでした。

途中「エクスチェンジ」とも言ってみたのですが、英語は全く伝わらなかったですね。その場では三万円をメキシコペソに両替してもらおうと思って渡しました。しばらくそのメキシコ人の方は何やらペンで端のほうにインクをつけたり、ライト(多分ブラックライト)でお札を照らしたりしていました。結構待たされてお金を置くトレイの上にクシャクシャ過ぎてテカテカしてるお札をいっぱい置かれました。何やら説明されたのですが、とにかくお札の枚数が多くて種類もぐちゃぐちゃに混ぜられてて、いくらあるのか簡単に判断できる状態ではありませんでした。

私は何か説明している店員に追い立てられて説教されているような気分になって、早くゲストハウスに帰りたくて仕方ありませんでした。お札を渡されると私はすぐにカバンに突っ込み、逃げるように足早に両替所を後にしました。

それからはその両替したお金で何日間か過ごしていたのですが、お金が少なくなった時、使ったお金と残りのお金が少ない気がして計算してみました。すると、そのときのレートで考えると半額くらいのお金しか渡されていない事に気付きました。さすがに酷いと思い両替所に行ったのですが、同じ店員はおらず、警察にも行きましたが日本語も通じず、一応両替所まで付いてきた警察官も証拠がないと無理だといった感じで、結局泣き寝入りする羽目になりました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

レートが悪くても空港が安全。もしくは繁華街がよい。海外のATMでも使えるキャッシュカードもあるといい。レートをちゃんと確認して、電卓でいくらになるのか先に見せてもらい、自分でも計算する。受け取った現金はその場でちゃんと確認する。時間がかかっても大丈夫。