リオデジャネイロで両替をしたときのトラブル

旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ブラジル　リオデジャネイロ

あなたが旅行に行った年月

2014年7月

あなたが旅行に行った回数

２回

あなたの年齢、性別、職業

50歳、男、自営業

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

リオデジャネイロ市内のATM

トラブル内容

海外ではクレジットカードが有効ですが、ブラジルでは一流店や高級商業地以外では使えません。
端末を置いていない店が多いからです。
仮に端末があっても、容易には使えません。
店員がクレジットカードから情報を抜き取る、いわゆるスキミングを被る可能性が高いからです。

なのでリオデジャネイロに入る前にすることは、どこに外貨両替所か銀行ATMがあるかを調べることです。
カードが使えなければ事前に現金を用意しなくてはいけませんが、日本でブラジルレアルを取り扱う市井の外貨両替店は少なく、地方にいけばゼロです。
空港で日本円をブラジルレアルに外貨両替してもらうこともできますが、ドルやユーロのように常に用意されているとは限りません。
希望通りの額を外貨両替してもらえる保証はどこにもないので、入国後に両替する可能性を考慮して、調べておく必要があります。

実際、私も市井の外貨両替店や空港で両替をしましたが、希望額には届かない額しか手にできず、残りは入国時にすることになりました。

リオデジャネイロに到着して最初にしたことは、宿泊地周辺の外貨両替所や銀行ATMを実際に見に行ったことです。
ブラジルは日本以上に犯罪が多発します。特に窃盗が多く、外国人も巻き込まれます。特に外貨両替所や銀行ATM周辺は要注意するように言われています。
なので実際に見て、地図ではわからない情報を確認すれば、トラブルに巻き込まれる可能性が抑えられます。
私が確認したのは、以下のことです。
外貨両替所のスタッフの身なりや働き方、周辺を行き交う人たちの様子。
宿泊地から外貨両替所や銀行ATMまでに向かうまでの雰囲気。
銀行ATMの使用方法のわかりやすさなど。
こういった情報を知っておくだけでも、トラブル回避につながります。

でも、トラブルがゼロになることはありません。
私が巻き込まれたトラブルは、銀行ATMで持ち込んだ円をレアルに変える時、機械が動かなくなったことです。
円紙幣は機械の中に入ったままで、レアルが出てきません。

機械に設置されている受話器を手にして、担当者を呼び出そうとしました。
ところがここはブラジルで英語は通じず、ブラジルポルトガル語が受話器から聞こえてきます。
こちらはブラジルポルトガル語を勉強中で、うまくコミュニケーションが取れません。

焦っていた私が背後の人に気がついた時には、何人もの人が並んでいます。
どうしようと思っていたら、その中に語学学校の先生がいました。
私は先生に助けを求めると、先生は受話器をとって担当者と交渉してくれます。
その結果、あとで円を戻してくれることになり、なんとかトラブルから逃れられました。