旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

アメリカ、ロサンゼルス

あなたが旅行に行った年月

2005年12月

あなたが旅行に行った回数

10数回

あなたの年齢、性別、職業

38歳、女、主婦

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

アメリカ、ロサンゼルスのお土産屋さん

トラブル内容

私は今までに何度か海外へ行ったり住んだりした経験があります。ですので、海外へ行くに際して気をつけなければいけない事は十分心得ているつもりです。ただ、自分自身の人生初の海外旅行は、今振り返ればたくさんのトラブル続きでした。その中の一つ、「外貨両替」も私を悩ませたトラブルの一つです。ここでは私が実際に経験した「外貨両替」トラブルについて詳しくお話ししていきます。

セントレア空港(中部国際空港)での「外貨両替」についてです。私はこの頃社会人として働いており、平日の銀行営業時間内に「外貨両替」に行く時間がなかなか取れませんでした。ですので、準備が直前になり若干の不安はありましたが、空港でも「外貨両替」ができることを事前に調べていたので「早めに空港に行ってチェックインしてから両替すればいいか」と思っていました。

そして当日、無事空港内の外貨両替所で日本円をアメリカドルへ両替することができた!のですが、、この時は現地で起こるトラブルについて気づいていませんでした。実は私、アメリカではみんな大きいお札(100ドル札)を利用しない、そして好まないということをこの時まだ知らなかったのです。「外貨両替」をした際、何ドル札を何枚両替したいのか記入する申し込み用紙をもらいました。私の普段の感覚では、どうせ使えば細かくなるんだし、ドル札の枚数が多すぎても財布がパンパンになって不便だしと、ほとんどを100ドル札に両替したのです。

みなさんもそういう感覚の方が多いのではないでしょうか?ATMでお金を引き出す時、3万円と押せば自動的に1万円札が3枚出てきますもんね。そしてその1万円札はどこお店でも気軽に利用することができます。ただ、アメリカでは訳が違いました。

私はアメリカのロサンゼルスを訪れた時、観光地でお土産を買うことにしました。支払いの際100ドル札を出すと、なんと「ウチのお店は100ドル札は受け付けていないです」と断られてしまったのです。「ちゃんとしたお金なのに、使えないって何?」私はその時頭が真っ白になりました。持っているお金が使えないなんて、お金もなく手ぶらで買い物しているようなものです。お店の人にたずねると、たいていの場所は100ドル札を受け付けない、とのことでした。

理由は、アメリカではほとんどの人が20ドル札の使用を好むからです。100ドル分のお金を持つなら、100ドル札1枚を持つのではなく、20ドル札を5枚持つのだそうです。100ドル札を使う人はいないと聞いてますます驚きました。そして何よりアメリカ人の間ではクレジットカードの利用が浸透していて、現金自体あまり持ち合わせていません。

日本でも今ではクレジットカードはだいぶ浸透してきていますが、やっぱりまだまだ現金主義ですよね。カードと共にちゃんと現金を財布に入れている人が大半なのではないでしょうか?とにかく私は100ドル札を受け付けてもらえない事にびっくりして、急いで現地のATMに向かい、何枚か20ドル札を引き出しました。悲しいことに、その当時私はクレジットカードは1枚も持っていなかったのです。結局余分に両替手数料がかかってしまいました。

さらに悲惨だったのは、旅行前にセントレア空港で両替した100ドル札は結局使えずじまいで、また日本円に両替する際に両替手数料を取られてしまい、結局大損をしてしまったことです。みなさんもアメリカに旅行に行かれる際に現金を持っていくのであれば、20ドル札が便利です。また、クレジットカードを使えるお店は本当に多いので、ない人は1枚でも契約して持っていくといいと思います。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

行く前に現地のお金事情(支払い事情)をサーチしていくべきだった