初めてでも安全!子連れ北イタリア旅行

旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

イタリア・ボローニャ、ヴェネツィア、ミラノ

あなたが旅行に行った年月

2017年11月

あなたが旅行に行った回数

20回以上

あなたの年齢、性別、職業

41歳 女性 自営業

一緒に旅行に行った人の人数

自分と娘3人

旅行の目的

子連れで安全にイタリア旅行が楽しめるかの検証

旅行中にいった観光スポット

ボローニャ

飛行機のチケットの都合で、北イタリアへの最初の入り口がボローニャになりました。到着空港からはバスに乗って市内へ移動しました。町自体もこじんまりとしていましたが、想像よりお店が沢山あり近代的な感じです。イタリアは5回目でしたが、最期に行ったのが15年ほど前で子供が出来てから初めてでした。町はよりいっそう近代的になっておりアーケード内には沢山のお店がひしめき合っていました。駅から、町の中心まではゆっくり徒歩で20分程度の距離です。普段良く目にするようなヨーロッパブランドZARAなどのファストファッションの店舗も、ボローニャのアーケード内にあるだけで古い建物のせいか、豪華な別のお店のように見えました。治安の良さを感じました。

 

ヴェニス 

ボローニャから電車で移動をして、ヴェネツィアには前日の夜に到着したため、次の日は朝から有意義に時間を使ってヴェネツィア観光が出来ました。最初は水上バスのヴァポレットに乗ってサンマルコ広場へ。昔来た時にはハトに餌をやる人で賑わっていたけれど美化のために餌やりが禁止になってからハトの数はめっきり少なくなりました。それでもハト寄せ(?)の人や写真を取る商売をしている人は健在でした。サンマルコ広場で子供達と座ってパニーニを食べていたら、突然子供が泣き出し、一瞬何が起こったのか全くわかりませんでしたが、目にも見えないような速さで食べていたパニーニを大きなかもめにさらわれてしまったようでした。ハトは少なくなりましたがかもめは健在で、人々の食べ物を狙っているようです。大きな観光地で過去にはすりやヴァポレット内での痴漢に遭ったこともあったので警戒していましたが町の人は気さくで、危険な目にあうことは一度もありませんでした。ただ、カーニバルの時期など混雑時はいつもより気をつけたほうがいいかもしれません。

 

大鐘楼

サンマルコ広場の、ヴェネツィアを一望できる唯一の高い建造物と言う大鐘楼へ上ることにしました。常に人の多い観光地ではありますがその日も晴れていたせいもあり、大盛況でした。外まで出来ている長い列に辛抱強く並んでいましたが列は何十分立ってもほとんど短くなってくる気がしませんでした。1時間以上並んで、やっと大鐘楼入り口付近の階段を上がり、中へ入れましたがチケットを買う小さなオフィスまでもまた長蛇の列でした。それでも辛抱強く待ち、やっとの事でチケットを手に入れたものの、列が全く動かなくなってしまいました。少し待って判明したのが、エレベーターが壊れてしまって上へ上れないと言うことでした。チケットの払い戻しはすぐに対応して貰えたのでよかったのですがここまで来て何時間も並んだ挙句結局登ることが出来ずに非常に残念でした。ただイタリアはエレベーターなどの故障は割と頻繁にあるように思います。

 

ヴェローナ ジュリエットの家

ヴェニスからミラノへ電車で向かう途中、一気に行ってしまうと結構遠いために途中ヴェローナという小さな町へ立ち寄ることにしました。ヴェローナはシェイクスピアがモデルにしたと言う、ジュリエットの家があります。駅からバスが多く出ていますが、目的のバスに乗るのは結構困難。周りの人に聞くとみな新設に教えてくれるのですが、行き先が間違っていることも多いのです。そういう時、最近はスマートフォンがあるので位置を把握するのは非常に簡単になりました。イタリアは小道も多く、道に迷いやすいのでスマートフォンは便利でした。

ジュリエットの家は小さいながら有名な観光地と言うこともあって、すぐに見つけることが出来ました。ところが肝心のバルコニーは改装中で見ることが出来ませんでした。ジュリエットの像は写真待ちの列が長かったのですがみな譲り合いで写真を取り合っていましたので割りとすんなり写真撮影が出来ました。触ると幸せな恋愛が出来ると言うジュリエットのつるつるの右胸を触って、娘たちのために願掛けをしてきましたよ。

 

ミラノ ドォオモ

ミラノの一番の観光名所、ドゥオモに行きました。天気もとてもよく、青い空に白い建物が映えとても良い日でした。入り口とは離れたところにあるオフィスへチケットを買いに行ったところ、10時~12時半の間は閉館だということなので時間の決まっている次の日のチケットを買うことにしました。入館の前には厳重な手荷物チェックがあり、かばんの中、衣服などずべてチェックされました。あまり高いところは得意ではないのですがミラノのドゥオモはそんなに高くないですし、上るのも子供でも割と簡単に登れるのではないかと思います。建物も美しいし、一番上の屋根の上からの広場の眺めも素敵でしたよ。ただ、ドゥオモ周りの広場には観光客向けにハト寄せのトウモロコシを配っているアフリカ系の人たちが沢山いて半ば強制的にトウモロコシを握らせては「いい写真を撮ってあげる」といってお金を要求してきます。あまりキャッシュを持ち歩かないのでチェンジがあると言われ10ユーロを見せたらそれをそのまま取られてしまいました。