雑学とは、様々な方面にわたるまとまりのない雑多な知識のこと。知らなくても何も困ることはなく、知っててもさして意味を持たないことがほとんど…ですが、聞いたり読んだりするとびっくりしたり思わず笑ってしまったり、知るとちょっと得した気分になる知識なのです。世界にはそんな雑学が溢れています。今回は色々なジャンルにわたる世界の雑学を紹介しましょう。海外旅行先で披露して、みんなを驚かせちゃいましょう!

国や地域、ジャンル別に雑学を一気に紹介!

世界の雑学には驚かされる内容が盛りだくさん。子どものクイズみたいなものから歴史の深さが解るもの、海外旅行中に使える豆知識的なものまでを紹介していきましょう。

国、地域別雑学

世界の国々で伝えられている雑学は各国ならではの内容が多く、雑学からもそのお国柄や特徴が見えてくることもあります。たかが雑学、されど雑学ですね。

◆アメリカ
【アメリカ国旗の秘密】アメリカの国旗といえば、青地に白い星と赤と白のストライプですよね。このデザインにはシンプルですが大きな意味があるのです。ひとつは星の数で、これはアメリカの州の数を表しています。現在は50州なので50個の星が描かれています。そして13本の赤と白のストライプはアメリカ独立時の13の植民地を象徴しています。さらに赤、白、青の3色は“勇気、純潔、正義”を意味します。このことから今後もし州の数が増えると、国旗の星の数も変わっていきます。実際には過去に26回デザインが変わっているのです。

【サイコロで市長が決まる!?】ユタ州の一部の自治体では、選挙で投票数が同数になった場合の解決法として、サイコロやコイントスなどの偶然性に委ねる方法が合法的な選択肢のひとつとして認められています。2017年にユタ州アルパイン市の市議会議員選挙でサイコロによって議員が決められた例がいちばん有名です。

【ワシントンD.C.のD.C.とは?】アメリカの首都の正式名称は「ワシントンD.C.」です。では“D.C.”とは何の略でしょう? これは「District Columbia(コロンビア特別地区)」の略で、アメリカ合衆国における特別な行政区域を指しています。ワシントンD.C.はアメリカ50州のどこにも属さない“特別区”なのです。ちなみにワシントン州(北西部にあるテクノロジー産業が有名な州)とワシントンD.C.(アメリカの首都)はそれぞれ異なる地域を指しています。ワシントンD.C.の名前の由来は歴史的にさらに深い意味があります。興味がある人はネットで検索しましょう。

◆イギリス
【ロンドンが霧の都と呼ばれる由来】小説をはじめフィクションの世界のロンドンは、霧に包まれた不穏な都市のイメージがあり読者を物語に引き込みますが、現実では大きく異なる理由で霧の都と呼ばれ始めました。ひとつは地理的条件で霧が発生しやすいということ、さらに大きな理由としては、19世紀から20世紀前半にかけてロンドンが起こした世界初の産業革命の代償である公害でした。当時のロンドンを覆っていたのはいわゆる霧ではなく、石炭によるスモッグ大気汚染でしたが、これによって霧の都の呼び名が定着していったのです。

◆スイス
【中立国の立場を貫くスイスの生存戦略】昔から現在まで、ヨーロッパの中心で他国と組まず孤高の中立国の立場を続けるスイスですが、これには深い理由があります。16世紀の1515年、当時ヨーロッパ最強といわれたスイスは“マリーニャーノの戦い”でフランス・ヴェネツィア連合軍に壊滅的敗北を喫します。この一戦で軍事的限界を痛感したスイスは以降、内政の安定と平和維持に国家の舵を切っていきました。さらにヨーロッパの秩序再建を目指す列強諸国は、欧州の勢力均衝のためにスイスの中立国を正式に承認したのです。

◆ニュージーランド
【ニュージーランドはヒツジが人間の5倍いる!】ニュージーランドの人口は約500万人ですが、対してヒツジは約2500万頭、人間の5倍いるといわれています。以前は人間の7倍以上ヒツジがいたというヒツジ大国なのです。その理由として、ニュージーランドの気候と地形がヒツジの飼育に最適であること、農業と酪農が国の主要産業であること、高品質な羊毛やラム肉が取れることで輸入が盛んに行われていることが挙げられます。要するにニュージーランドの国民は、ヒツジのおかげで豊かな生活を送ることができている、ともいえるでしょう。

◆カナダ
【湖の数が世界一】カナダには湖が約310万個以上あり、世界中に存在する湖の半数以上がカナダにあるといわれています。この数字は衛星データや航空写真によって確認されているまぎれもない事実で、カナダの自然環境の豊かさを証明しています。湖が多い理由はカナダの地形と気候、かつて氷河期に覆われていた土地にあります。氷が解ける過程で無数のくぼ地ができて、そこに雪解け水や雨水がたまっていくことで湖となりました。湖は淡水の宝庫であることからカナダは世界有数の炎水資源国となって、地球の自然環境の維持に大きな役割を担っているのです。

色々な“世界でいちばん~”

ここからはおなじみの“世界でいちばん○○”雑学をご紹介。載せきれないものもたくさんあるので、興味を持ったらネット検索してみましょう!

※世界でいちばん古い
【鉄橋/アイアンブリッジ(コールブルックデール橋)/イギリス】1779年、日本では江戸時代だった時期に作られた橋で、長さ約60m。

【都市/イェリコ/パレスチナ】紀元前8000年頃からあったといわれ、聖書にも記載されている。標高250m、世界でいちばん低い場所にある町。

【共和国/サンマリノ共和国/サンマリノ】イタリアにある国で建国は301年、世界に残っている共和国でいちばん古いといわれている。この当時の日本はなんと古墳時代!

【国立公園/イエローストーン国立公園/アメリカ】大自然の驚異、火山によって作られた公園で、面積は約8980k㎡。世界初の国立公園に指定されました。

【砂漠/ナミブ砂漠/アフリカ大陸】約8000万年前という、まだ恐竜がいた気の遠くなるような昔にできたといわれる砂漠。

※世界でいちばん大きい
【国土/ロシア/ロシア】ロシアの面積は約1709万8200k㎡もあり、これは日本の約45倍の広さに相当する大きさ。

【熱帯雨林/アマゾンの熱帯雨林/ブラジル】日本の約19倍の大きさをもつアマゾンの熱帯雨林。地球上の生物の4分の1がここに棲息しているといわれている。

【砂漠/サハラ砂漠/エジプトなど】1万キロともいわれるサハラ砂漠は面積にして日本が約26個分の大きさで、アフリカ大陸の3分の1を占めている。

【湖/カスピ海/ロシア、イラン、カザフスタン他】中央アジアと東ヨーロッパにまたがる世界最大の湖。37万k㎡の面積で日本より若干小さいほどの巨大さを持つ。

【広場/天安門広場/中国】面積約44万㎡もの大きさで、約50万人を収容できるといわれている。

【古城/プラハ城/チェコ共和国】9世紀に作られた世界一の大きさを誇る城。庭園や大聖堂、博物館までがあり、すべてを観るのに1日はかかる。

【観覧車/ドバイ・アイ/ドバイ】高さ約250mの世界一の観覧車。1周するのに約30分、一回に約1750人乗ることができる。

※世界でいちばん長い
【鉄道/シベリア鉄道/ロシア】全長約9290kmもある鉄道。これは地球を4分の1周する長さといえる。国土の大きいロシアならではの鉄道。

【建造物/万里の長城/中国】全長約21.196kmを誇る城壁。紀元前7世紀から1600年頃にかけて、修復と増築が繰り返されたといわれている。

【谷/グランドキャニオン/アメリカ】アリゾナ州に約500年前にできた谷。長さ約446km、幅は6kmから29kmの場所がある。

【川/ナイル川/エジプト】長さ約6650kmの世界的に知られている川。その長さは日本列島の2倍以上にもなる。