楽しいはずの海外旅行ですが、何かとトラブルが起こることもありますよね。ちょっとしたことならすぐ解決できるでしょうが、どうすればいいのか悩んでしまうこともあるかもしれません。そこで2026年最初の記事として“海外旅行で起こりそうなトラブル&解決するための方法”をまとめて紹介していきましょう。

万全の準備とスマートな対処でトラブルを乗り切る

日本とは異なる異国の地では、ちょっとしたトラブルでも慌ててしまいがち。ですが、落ち着いて考えればすぐ解決することも多いのです。何かあっても慌てないためには、ある程度の準備も大切です。“準備&落ち着いた対応”でトラブルを乗り越えた楽しい海外を楽しみましょう!

トラブルを未然に防ぐ事前準備

海外旅行計画がはっきりしたら、次は旅行のための事前準備を行います。ここでいう事前準備とは、航空チケットなどの手配や荷物などではなく、海外旅行に出発した瞬間から帰宅するまでをスムーズにするための“情報の取得”や“万が一に備えた用意”のことです。これらをしっかりしておけば、トラブったときも慌てずに対処できるはずです。

様々な情報の事前確認

【国や地域の最新情報】世界の国や地域によって、治安や注意したい病気、起こりそうなトラブルは異なります。極端にいえば、旅行先としては危険すぎる地域などもあります。これらの現地情報は、海外旅行計画を立てる時点で行きたい国や地域の最新情報をチェックすることが大切です。情報確認でおすすめなのが外務省の「海外安全ホームページ」で、信頼できる世界の最新情報を確認できます。

※要インストールのアプリ「たびレジ」
また、現地で役立つ情報アプリとして同じく外務省が提供しているアプリ「たびレジ」もおすすめ。海外に渡航する日本人が現地の安全情報をリアルタイムで受け取れる無料サービスで、行き先や日程を登録しておくと現地で起こった事件や事故、災害、感染症などの緊急情報や注意喚起などが送られてきます。もし現地で自然災害や暴動などが起こった場合には、このアプリは外務省が安否確認を行う際の連絡手段として活用されます。

外務省「海外安全ホームページ」
https://www.anzen.mofa.go.jp/

外務省「たびレジ」公式サイト
https://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_campaign/

【宿泊、観光施設や飲食店の情報】ホテルの予約はもちろん、行きたい観光施設、飲食店などの情報を事前チェックすることも重要です。その際のポイントとして、宿泊施設は安さだけで選ぶのは危険です。安いのはそれなりの理由があるからなので、これに対する情報を探して確認することが必要です。ホテルも含めて、観光施設や飲食店に実際に行った人による口コミは要チェック。その際には、同じ意見が多いほうが情報の信頼性が高いと考えましょう。

【家族や友人に海外旅行情報を知らせておく】もし現地で重大なトラブルに巻き込まれたときのことを考えて、日本にいる家族や友人などに行き先や旅行日程、宿泊施設などは知らせておくことが大切です。情報を教えておけば何かあったときの安否確認に大きく役立ちます。

重要書類や持っていくべきものの事前確認

【重要書類の確認】海外旅行で最も重要なパスポートは事前に有効期限を要チェックです。多くの国では入国時に6ヶ月以上の残存期間が必要となります。入国審査の時点で6ヶ月未満と判明したら入国できない最悪事態になります。
また、盗難や紛失の可能性を考えて、重要書類のバックアップを作成することをおすすめします。
※要コピー書類
パスポート(写真ページのカラーコピー)/航空券/宿泊施設の予約確認書/海外旅行保険証書/クレジットカード番号と緊急連絡先
これらはスマホの写メでもいいのですが、バッテリー切れや故障で見られなくなる可能性を考えるとコピーもしておくほうがより安心です。コピーは原本とは別の場所に保存、写メはクラウドに保存しておきましょう。

【海外旅行保険の内容確認】自分の入っている海外旅行保険の内容確認をしておくことも忘れずに。保険会社の海外旅行保険の場合は加入時に必ずチェックするのでいいですが、クレジットカードの付帯保険だと内容確認を忘れがちです。さらに利用付帯と自動付帯の違いを必ず確認しておきましょう。クレカの補償内容で不安があるなら、追加で保険加入しておくことも必要です。

【トラブル回避の2大必須アイテム】海外に最低限持って行きたい、というアイテムが以下の2種類です。
※自動翻訳機&翻訳アプリ
海外でのトラブルに多い言葉の壁をなくすには、自動翻訳機やスマホの翻訳アプリは必須! 旅行先の言語に自信がある人ならいいですが…それでも突然のトラブルで言葉がうまく伝わらないことも考えると翻訳機はあった方がいいでしょう。事前に使い方をしっかりと覚えておくことも重要です。

※薬類
持病がある人の薬の所持は当然として、その他に風邪薬/胃腸薬/酔い止め/湿布薬/解熱剤などを持って行くことをおすすめします。重症のケガや病気なら現地の病院に行く必要がありますが、軽症であれば薬で対処できます。現地で買うこともできますが、安心度を考えると日本から持参したほうが無難です。

現地でのトラブル対応マニュアル

現地で遭遇するトラブルには色々な種類があります。どんなトラブルだったとしても冷静に対応することが必要ですが、自分では対処しようのない場合には、遠慮などはせずに周囲に助けを求めましょう。そのときには現地の係員や従業員、もしくはスマホで連絡が取れる保険会社やカード会社、場合によっては警察や領事館、大使館の人でも構いません。自分の置かれている状況をしっかりと伝えてヘルプしましょう
ただし、まずはできる範囲でトラブルが起きないように事前対策をすることが大切です。

自分でできる事前防止対策

【スリや盗難】スリや置き引き、ひったくりなどの盗難案件は人気観光地や混在している場所、バス、電車内で頻発しています。
※対策
荷物を置いて離れない/バッグは体の前に持つ/スマホや財布はシャツ、ズボンの前ポケット、もしくは前につけたポーチなどに入れる/パスポートなどの最重要書類はシークレットポーチに入れて肌身離さず持つ

【タクシー、ショップ、飲食店でのぼったくり】タクシーで2、3倍の料金を請求されたり、注文していない飲食物が出てきて高額請求されることもあります。そのときにしっかりとおかしいといえる対策をとっておきましょう。
※対策
最初にメニューで金額を確認する/支払う前にメニューとレシートで金額の確認/流しのタクシーは絶対使わず、配車アプリを利用する/ショップなどでクレジットカードを渡した店員に、持ったまま見えない奥に引っ込ませない

【宿泊予約トラブル】予約済のはずのホテルで予約されていないといわれたり、希望した部屋の写真と違う劣悪な部屋に通されたり、オーバーブッキングで別のホテルに移されて追加料金を請求される、などのトラブルも珍しくはありません。
※対策
ホテルを選ぶ時点でレビューが多く評価の高い施設を選ぶようにする/予約メールなどをPDFで保存、スクショしてオフラインでも表示できるようにしておく/予約年月日や日数は入念にチェックする

【飲食での食あたりや体調不良】特に気をつけたいのは“水”です。海外の水は硬質が多く日本人の体質に合っていません。また、衛生環境の違いや大きな気温差で体調不良を起こすこともあります。飲食には特に気を使う必要があるでしょう。
※対策
飲み水はペットボトルで購入、日本から持って行くのがベスト/現地の水道水は飲めるかどうかを事前チェック、使うなら必ず沸騰させる/胃腸薬、解熱剤、下痢止めなどは必ず持っておく/重症なら我慢せずにGoogle Mapsで病院を検索する、日本語対応の診療アプリを利用する