2025年もあと約3ヵ月! 今年もみなさんそれぞれに色々あったと思います。そこで、1年の締めくくり&新年に向けて冬の海外旅行というのはどうでしょう? まだ3ヵ月もあると思ってる人もいるかもしれませんが、ベストな海外旅行をするなら、今から計画するのが賢いやり方です。

冬の海外旅行を思いっきり楽しむ!

冬のお楽しみといえば雪の祭典や年末年始のイベントですが、これはどんな国でも同じです。万全の準備をして1年に一度のイベントを楽しみましょう。

冬の海外で大切なのは衣服&ケアアイテム

冬の海外といってもイベント内容だけではなく、日々の天気やその寒さも国や地域によって千差万別。旅行先によって持っていく衣服なども変わってきます。「寒すぎる」「暑すぎる」「荷物が多い割には実際に着なかった」など、現地でちょっとがっかり気分になることも多いかも…。これは日本を基準にして、日本より寒いか暖かいかと考えるといいかもしれません。普段生活で冬に着ているものを基準にすれば、どんな衣服がいいのかの判断がしやすくなります。さらに自分の身体を考えたスキンケアも忘れてはいけません。

【衣服】寒さに備えることが重要になる冬の海外旅行。現地の気候や観光目的によって必要なものを準備すること。特に防寒対策は万全にしないと体調不良で観光どころではなくなってしまいます。

※アウター
コートやジャケット、ブルゾンなどの様々な種類がありますが、旅行時の現地の寒さを確認して、いちばんマッチするものを選びます。ただアウターの場合、暑すぎるなら脱げば済むのであまり神経質になる必要もありません。さらに防寒着としてだけではなく、雨風よけや防水としても考えるといいでしょう。

※インナー
インナーは枚数を多くするよりも機能性に優れた種類にするのがおすすめ。最近ではヒートテックにも種類があるのでそれぞれで数枚もっていけばOKです。ヒートテックの重ね着もおすすめの防寒対策です。

※小物
手袋やマフラー、ニット帽なども寒さを凌ぐために1枚ずつは持っていきたいところです。さらに防寒靴下や、極寒が考えられるなら防寒ブーツもいいでしょう。特に足元の寒さは身体に影響するので要注意です。

【スキンケア】スキンケア用品も欠かせません。乾燥が厳しい地域では、保湿クリームやリップクリームなどが肌トラブル防止の必需品です。観光中だけではなく、長時間のフライト中にも保湿アイテムは重宝します。

【その他小物】防水加工されたバッグやリュックなどもあると安心。雪や雨が多い地域では必需品です。小物ではモバイルバッテリーと変換プラグも必須。冬はスマホなどのバッテリー消耗が激しいので、外出時にはスマホもバッテリーもフル充電状態で持っていくことが重要です。

世界の冬はイベントで溢れている!

11月から12月、1月、2月までの年末年始は、世界各国で数多くの冬のイベントが開催されて大盛り上がりします。雪の祭典から年末年始イベント、さらに各国独自の祭りなどどれに参加したいか迷ってしまいます。自分のスケジュールと予算に合わせて旅行計画を立てるといいでしょう。

【旅行の手続きは早めに!】大きなイベントになればなるほど世界中から人が集まるので、今から冬の旅行計画を考えて早めに航空機、ホテルの予約、イベント参加に予約が必要なら予約も取っておくようにしましょう。特に年末年始は予約の争奪戦に…。ただし、年末年始は航空チケットも宿泊料金も高くなるので要注意です。無理のない範囲で予定を立てるようにしましょう。

1度は行きたい、世界の冬のイベント

※年末年始イベント
【冬のイベントてんこ盛り/ニューヨーク(アメリカ)】12月のニューヨークはクリスマスから年末年始にかけてイベントが盛り沢山。街中を飾るイルミネーションはもちろん、ロックフェラーセンターの巨大クリスマスツリーやアイススケート、ブロードウェイミュージカル、極めつけの大晦日のカウントダウンイベントまで。宿泊ホテルさえ抑えられれば、極上の冬を堪能できます。防寒対策だけはしっかりとしましょう。

【クリスマスマーケット/ドイツ】ドイツの12月は、ミュンヘンやニュルンベルクでの世界的に有名なクリスマスマーケットで世界中の人々が集まる季節です。ジンジャークッキーをほおばりながらホットワインで身体を温めて、伝統工芸品をはじめとする様々な商品を見て回る極上のひとときを体験できます。

【真夏のクリスマス/シドニー(オーストラリア)】南半球に位置するオーストラリアの12月は、夏真っ盛りの時期。北半球の日本とは真逆のこの季節に、シドニーなどでは花火をはじめイベントが目白押し。ビーチでクリスマスを祝ったら、次は年末年始で盛り上がります。日本では考えられない、汗をかきながら過ごす12月というのも魅力的です!

※雪の祭典
【ケベック・ウインター・カーニバル&スノーキング・ウインター・フェスティバル/カナダ】ケベックシティで開催されるウインター・カーニバルは世界3大雪祭りのひとつ。結氷した川でのカヌーレース、ビキニ&海パン姿の寒中水泳、犬ソリやスケート、氷の城でのグルメ、仮面舞踏会などが楽しめます。
また、カナダの北の街イエローナイフで行なわれるスノーキング・ウインター・フェスティバルでは、グレートスレーブ湖から運ばれる氷を使ってアーティスト集団が実物大の雪の宮殿を造ります。この宮殿を舞台にコンサート、ファッションショー、映画などのイベントで大盛り上がりします。

【ハルビン氷祭り/黒竜江省ハルビン(中国)】世界三大雪祭りのひとつであるハルビン氷祭りの開催は毎年1月。ライトアップされた氷の彫刻の数々がとても幻想的ですが、伝統的な氷で造られたランタンにも大注目です。大規模な氷祭りとして毎年進化しているので、次はどんな驚きを味わえるかが楽しみです。

※独自のお祭り
【ウインター・ライツ・フェスティバル/レイキャビク(アイスランド)】冬の日照時間が短い国だからこそ生まれたウインター・ライツ・フェスティバルは、まさに光と闇の祭典! 首都レイキャビクと周辺の自治体が一体となって開催されるこのお祭りの開催は毎年2月で、暗い冬の街を鮮やかに彩っています。暗闇と光の幻想的な温水プールや普段とは異なる館内の美術館、街中を光で繋げるアートな散歩道など、アイスランドだからこそ体験できるフェスティバルです。

【アユタヤ世界遺産祭り/アユタヤ(タイ)】タイの古都アユタヤで開催される世界遺産祭りは、歴史と文化の祭典。アユタヤ王朝の歴史や文化をテーマに様々なイベントが開催されます。最大の見どころはアユタヤ王朝の歴史を舞台化したショーで、王宮での舞踏会や馬に乗った兵士たちの戦闘シーンを完全再現。さらにライトアップされたアユタヤ遺跡の幻想的な風景、イルミネーションや花火も見どころです。

【華川ヤマメ氷祭り/華川(韓国)】川が凍って厚い氷に覆われる華川を舞台に、3週間に渡る氷釣りフェスティバルやアイススケート、スノースポーツや氷の彫刻が楽しめる氷祭りです。氷上釣りでは氷の透明度が高く素手でも魚が釣れます。さらに世界最大の屋内氷彫刻広場の展示物や、ランタンストリートフェスティバルなど見どころは満載。日本からすぐに行ける韓国での氷祭りは、海外初心者の人には超おすすめです。