海外旅行の王道な行き先ともいえるアメリカ。「もう何回も行ってるよ」という人も多いかもしれませんが、しばらく行っていないのであれば再度訪れるのもいいかもしれません。そこで今回は、大都市から田舎町を含めて海外旅行におすすめのアメリカを再検証していきましょう。

あらゆる魅力が満載の国アメリカ

世界の文化の最先端を走る大都市や、現在でも昔ながらの雰囲気を残す田舎町、さらにハワイ島などのリゾート地を有するアメリカ。いうまでもなく日本との関わりが最も深い国(良くも悪くも…)として、海外旅行の定番国です。
海外に行き慣れている人から海外旅行初心者まで、何回行っても楽しめる要素が溢れています。

海外初心者でも楽しめる定番都市5選

はじめてアメリカに行く人でも安心度が高く楽しめるのが、アメリカ旅行で定番の大都市です。海外ドラマや映画でお馴染みの風景を目の当たりにするだけで興奮すること間違いなしでしょう。

【1、ニューヨーク/ニューヨーク】アメリカの代表的都市であり、同国で人気旅行先ナンバー1でもあるニューヨーク。シンボルの“自由の女神”を代表として、高層ビル群が建ち並ぶ街並みはまさに世界有数の絶景。特にエンパイアステートビルはニューヨークのシンボルとして昼夜問わず世界中の観光客が集まります。
ブロードウェイミュージカルやショッピングモール、有名レストランが多々ある世界の交差点と呼ばれる「タイムズスクウェア」も定番スポット。また、「メトロポリタン美術館」では200万点以上の作品群が基本的に写真撮影OK(フラッシュは禁止)です。さらにニューヨーカーの日常が垣間見られる「セントラルパーク」も訪れたいところです。

【2、ロサンゼルス/カリフォルニア】映画の都ハリウッド、“ディズニーランド・パーク&カリフォルニア・アドベンチャー・パーク”などを有するロサンゼルスもアメリカを代表する海外旅行定番都市です。さらに高級住宅街のビバリーヒルズは歩くだけでセレブ気分。高級ショッピング街の「ロデオドライブ」も、行くだけならお金はかかりませんよ!
また、カリフォルニアで最も有名で美しいビーチのあるサンタモニカも外せません。ビーチだけではなく、遊園地やショッピング、グルメなど家族で楽しめるのも魅力です。SNSでバズりスポットもたくさんあるので激写必至です。

【3、サンフランシスコ/カリフォルニア】テクノロジーカンパニーの街としても知られるサンフランシスコはアメリカ西海岸に位置する街です。過ごしやすい気候と美しい自然が魅力ですが、坂道の多さでも有名です。特に1ブロック区間に8ヵ所もの急カーブがある坂道「ロンバート・ストリート」は観光名所になっています。さらに映画でもお馴染みのアルカトラズ島も見逃せません。

【4、ボストン/マサチューセッツ】アメリカの中で最も古い街のひとつがボストンです。あの“ハーバード大学”を有するボストンは、ヨーロッパ風の赤いレンガ造りの古い街並みが魅力。さらに全米トップクラスの質と量を誇る「ボストン美術館」が有名で、エジプト文化の出土品からアメリカのモダンアートまでと何でもアリ! ハーバードだけではなく約60校もあるので、留学生が多いというのも特徴です。

【5、ラスベガス/ネバタ】煌びやかな看板と建ち並ぶ豪華絢爛のホテル…ギャンブルの街といえば、眠らない街ラスベガスですよね。カジノで有名ですが、エンターテインメント集団“シルク・ドゥ・ソレイユ”のショーは必見です。ド迫力のアクロバット公演を生で観ると圧巻。ですがそれだけではありません。街から外に出ればグランドキャニオンにも行けちゃいます。

アメリカ常連には見逃せない穴場街

「大都市はもう行き飽きたから、違うアメリカを体験したい!」なんて人におすすめしたい穴場ともいえる街。ニューヨークやロサンゼルスとは異なる魅力を体験してはどうでしょう?

【1ポートランド/オレゴン】オレゴン州最大の街であるポートランド。全米で住みたい街ナンバー1に選ばれたこともあるこの街の魅力のひとつが“独自性”です。クラフトビールからコーヒー、野菜、さらにアートまで、何にでもこだわって自分たちで造ってしまうという印象がある、異色の魅力を放っています。この街にヒップスターが集まるというのも頷けるというもの。安全度も高く住みやすい街ポーランドでは、あくせくする必要はなく、のんびりとその雰囲気、空気感を楽しめるのがポイントです。

【2、アトランタ/ジョージア】ジョージア州でいちばん大きな街がアトランタです。都市にしては緑の多さにビックリするかもしれません。街にはもちろん公共交通機関がありますが、街の東側にはかつての鉄道路線を変えた、歩行者と自転車だけが入れる「ベルトライン」という約5kmのトレイルが各地区を繋げています。このトレイルは、アトランタ特有のグルメが楽しめる飲食店やストリートマーケット、ストリートアートなど、様々な魅力で迎えてくれます。

【3、サバンナ/ジョージア】南ジョージア州にある港町サバンナは、1860年代の建築様式がまるごと現存する、アメリカでもとても珍しい所です。荷馬車での移動が主流だった名残りで旧市街の道路は道幅も狭く石畳が残っていて、いたるところに“スクエア”という広場が存在します。お楽しみはこれだけではなく、サバンナ観光で有名な“幽霊ツアー”や「リバーストリート」にあるレストランで南部料理も堪能できます。ちなみに映画「フォレストガンプ」でのバスを待つシーンは、サバンナのスクエアで撮影されたそうです。

【4、サンアントニオ/テキサス】街の中心に川が流れていて、ボートで行き来するという珍しい風景が見られるサンアントニオ。川沿いに拡がる遊歩道「リバーウォーク」にはレストランやショップが建ち並び、夜の散歩がとてもロマンチック。この街の象徴といえるのが“アラモ白い教会”で、ここは1836年のテキサス独立戦争で激戦が展開された場所でもあり、現在は博物館としてその歴史が見られます。

【5、サンタクルーズ/カリフォルニア】のんびりとしたビーチタウンなのが、北カリフォルニアに位置する小さな町サンタクルーズ。アメリカ本土にはじめてサーフィンが伝えられた町としても知られていて、「スティーマー・レーン」では異なる年齢層のサーファーたちが波に乗っています。また、ダウンタウンの北の山奥にある「ミステリースポット」は46m四方内だけ磁力が狂っているという場所で、45分間のツアーに参加すると常識外のミステリアスな体験が味わえます。

リゾート島3選

アメリカの観光場所は本土の都市だけではありません。リゾート地としてはハワイ州の島々が海外旅行で人気を博しています。ここでは3島に絞って紹介しましょう。

【1、ハワイ島/ハワイ】
説明の必要がないほどお馴染みなのがハワイ島。美しいビーチのみならず、活火山のキラウエアがあるハワイ国立公園も観光名所。大自然の息吹を体感できることでしょう。また、日本から来ている有名人に遭遇する可能性もあるので、これも楽しみかもしれませんね!

【2、オアフ島/ハワイ】オアフ島はアメリカ屈指のビーチリゾート地です。ダイヤモンドヘッドやパールハーバーはもちろん、泳ぐだけではなくヨットセーリングなどのお楽しみもあります。何回行っても魅力的な場所です。

【3、マウイ島/ハワイ】ハワイ最大の山であるハレアカラのあるマウイ島では、ビーチだけではなく山岳地としての景観も堪能できます。ハレアカラの頂上には天文台があるので、ここで星空を眺めると絶景でしょう。