旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

インドネシア、バリ島

あなたが旅行に行った年月

2019年5月

あなたが旅行に行った回数

5回

あなたの年齢、性別、職業

27歳、男、フリーター

一緒に旅行に行った人の人数

2人

トラブル体験をした場所

バリ島のクタ街中

トラブル内容

バリ島の最も栄えた街、クタの小さい外貨両替所で私はトラブルになりかけました。海外バックパッカーとして半年以上旅をしていた私は一目で怪しいなという外貨両替所がバリ島の空港から一番近い大きな街、クタには多く見られました。

通常の両替所は電光掲示板にて各国通貨の両替レートが表示されていますが、クタの街には人ひとり入れるくらいの小屋に、手書きで日本円やUSドルなど10種類ほどの両替レートしか見られませんでした。その時点で怪しい雰囲気が感じ取れますが、最も疑うべき点はその両替レートの良さでした。

通常の外貨両替所はビジネスとして当たり前ですが手数料を取ります。しかしその怪しい小屋に手書きで書かれたレートは手数料が含まれない金額でした。外貨両替所で手数料を取らずに両替を受けてしまうと只の無償の活動になってしまいます。

もちろん別の信頼できる両替所に行きましたが、私はどんな場所でも騙される可能性も考え大きな金額を一度で両替はしません。ですので2週間ほど経った後にまた日本円を両替することになりました。そしてまたふとその小屋が目に入りました。

周囲にはしっかりとした両替所は見つからず、探すのが面倒になってきたので怖いもの見たさでその小屋にいる男に話しかけました。
日本円は幾らで両替できると聞くと手書きレートと同じ金額を提示してきました。もちろん手に持ったスマホで為替レートを確認して、この金額で本当に両替できるのか疑問に思いましが、試してみようと日本円の金額を伝えてみました。

もちろん伝えるだけで数枚の1万円札はまだ私の手の中にある状態です。
ここでややこしいのはインドネシアの通貨、ルピアです。わかりやすく四捨五入しても日本の100円がインドネシアでは15,000ルピアという大きな数字になります。勘のいい方はもうお気づきだと思いますが、もし日本円で10万円を両替すると約15,000,000ルピアという金額になります。これは数えるのも一苦労です。

そして私が伝えた金額のルピアの札束を彼は慣れた手つきで素早く数えていきます。その手元を見ながら右手には自分の日本円と左手には為替レートを計算したスマホを持ってしっかり確認した後、彼はルピアの札束を私に渡して日本円を俺に渡せと言ってきます。私はその言葉を無視してルピアの札束を数えるとなんと最初提示してきたレートの半分ほどの金額しかなかったのです。

私の勝手の予想になりますが、彼自身で数えるときは提示した金額ですが渡す食前に巧妙にお札を減らしてこっちに出すのだと思います。
話が違うぞ!と言い合った後に小さい声で一度だけ手数料だ、と言ってきました。
私はイライラした様でルピアの札束を彼に返し、もちろん日本円は自分の手に持っていましたが念のため確認し足早にそこを去り騙されることなく済みました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

外貨両替所で渡された現地通貨の金額確認を自分で必ずすることと、信頼ある両替所は必ずレシートが出るのでその点も自分で確認する。