旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

インドネシア・バリ島

あなたが旅行に行った年月

2020年2月

あなたが旅行に行った回数

20回目

あなたの年齢、性別、職業

29歳、女、会社員

一緒に旅行に行った人の人数

二人

トラブル体験をした場所

バリ島クタの両替所

トラブル内容

2020年2月、長い休みが取れたため夫婦でインドネシアのバリ島へ1週間旅行に行きました。

事前にルピアへの外貨両替について調べたところ、デンパサール空港の両替所はレートがあまり良くなく、街の両替所は騙されるトラブルが多いと書いてありました。また、バリ島ではクレジットカードが使える店が多く、街中にATMもたくさんあるので現金が必要な場合は海外キャッシングがおすすめとありました。なので、私たちは空港に着いた時に少額のみ両替し、なるべくクレジットカードで支払いをすることにし、もし今後現金が必要になったら海外キャッシングを使うことにしました。

事前情報通りバリ島ではカードが使えるお店が多く、移動はネット予約のカーチャーターを使っていたので、私たちがバリで現金を使ったのは寺院への入場料などのみで、空港で両替した現金のみで5日目を迎えました。前日に有名なウルワツ寺院へ行きケチャダンスを見て、手持ちの現金はかなり少なくなっていました。この日はクタというバリでいちばんの繁華街で買い物をする予定でした。

手持ちの現金の少なさに少し不安を抱き、ショッピングセンターのATMコーナーに行きました。するとATMの前には10人ほどが列を作っており、現金を引き出すのに時間がかかりそうでした。そこでそのショッピングセンターに行く道中に両替所があったことを思い出し、やっぱりここで待つよりその両替所で両替をしよういうことになりました。両替所は危ないということはわかっていたのですが、自分たちは大丈夫だろうと過信していました。

その両替所は小さなカウンターにひとり両替商がいるだけの、小さな両替所でした。表のレート表には、携帯で調べた今のレートとほぼ同じ数値が書いてあり、かつ手数料を取らないとあったので、かなりお得に両替できそうだなと思いました。両替商に1000札5枚、合計5000円を渡し、両替をお願いしました。この時のレートでおよそ60万ルピア。10万ルピアを6枚もらえるはずです。両替商の人は、おもむろに何枚かの10万ルピアを取り出し「枚数を一緒に確認して」と言ってきました。パラパラパラと数え、このときは私たちも6枚あるように見えました。そのほかに細かい紙幣も数え、それらを「ありがとう」と言って受け取り、その場で再度自分たちで数えなおしました。

するとさっき6枚あったはずの10万ルピアが4枚しかありません。すぐに両替商に4枚しかないというと、彼はもう一度ルピアを受け取り、数え直しました。その時にはまた6枚あるように見えたのですが、再度受け取ると今度は5枚で、また1枚足りませんでした。「ちゃんと6枚下さい」と要求すると、彼は「じゃあもういいよ」と言い、1000円札数枚を机の上に置きました。私たちも受け取ったルピアをべて返し、その場で1000円札を数えました。すると4000円しかなく、1枚足りません。それを伝えるとようやく、仕方なさそうに机の下から1000円札を取り出し返してもらえ、その場を離れました。

結局お金は取られず済んだのですが、それまでのバリの人たちへのいい印象を一気に覆された、苦い旅の思い出になりました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

並んでいてもATMの海外キャッシングを利用すべきだった。