旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

カンボジア・シェムリアップ

あなたが旅行に行った年月

2013年11月

あなたが旅行に行った回数

15回

あなたの年齢、性別、職業

52歳、男、自営業

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

シェムリアップ空港内

トラブル内容

以前から訪れたいと思っていたアンコール・ワット観光のため、私は初めてカンボジア旅行に出かけた。タイやシンガポールなど、東南アジアの国々は何度か訪れたことがあったものの、カンボジアを訪れるのは初めてで、私の中でカンボジアは内戦のイメージがあり、なかなか行くことのできない秘境のイメージがあった。

しかしカンボジア旅行の計画を立て始めて分かったことだが、カンボジアという国は内戦を行ってた頃に比べて、ずいぶんと開けた観光の国になっており、他の東南アジアの国と同様に気軽に行ける雰囲気の国になっていることが分かった。特にアンコール・ワットの最寄りの空港であるシェムリアップは、ガイドブックに外国人観光客も多く、気軽に訪問できる雰囲気の街として紹介してあった。

だがやはり私の中ではカンボジアという国は、東南アジアの国の中ではまだまだ開かれていない秘境の国だというイメージがあったので、外貨両替はトランジットで訪れるバンコクの空港で行う予定にしていた。そしてトランジット時間を利用してカンボジアの通貨に両替しようと両替所に行ったのだが、思いのほかレートが悪い。これはシェムリアップで両替したほうがいいのではと判断し、バンコクでの両替を見送った。今となってみれば、このことが後のトラブルの原因だったように思う。

さて、シェムリアップの空港に到着してみて気づいたことだが、私がイメージしていた観光地の空港と言った雰囲気はまったくなくて、そこはどこにでもある田舎の小さな空港だった。さっそく両替所を探して見つけたものの、そこはもうすでに観光客の行列ができていたのだった。空港から市内へ向かうタクシーにも限りがあったので、悠長に並んでいるわけにもいかない。どうしようか迷っていたところ、一人のタクシーの運転手が声をかけてきた。

その運転手は空港から街までタクシーを利用しないかと声をかけてきたのだ。空港から街まで公共交通機関のなかったシェムリアップでは、こうしてタクシーの運転手と直接交渉して街まで行くのが当たり前のようだった。現地通貨も持たずタクシーに乗り、街の両替所に立ち寄ってもらって両替し、タクシーの代金を払えばいいと思ったものの、タクシーの運転手は街には両替所はないから自分が両替してやると言って聞かない。私も街の熱さと疲れで根気負けし、タクシーの運転手に代金を払うのと一緒に両替をしてもらうことになった。

後から街の両替所に行って正規の両替レートを知った時、タクシーでの両替レートがひどく悪かったことに気づいたことは言うまでもない。こんなトラブルに巻き込まれないように、特に発展途上国に行く際には事前に外貨両替を済ませて入国されることをお勧めする。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

トランジットの際に事前に両替しておくべきだった