旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

トルコ、イスタンブール

あなたが旅行に行った年月

2018年5月

あなたが旅行に行った回数

30回

あなたの年齢、性別、職業

30歳、女性、看護師

一緒に旅行に行った人の人数

4人

トラブル体験をした場所

イスタンブール空港のATM

トラブル内容

イスタンブール空港でATMを使用し、外貨両替を行う際に起きたトラブルです。私は普段海外旅行へ行った際、外貨交換はATMでクレジットカードを挿入し、必要なお金を現地通貨で引き落としていました。ほとんどの場合、空港に着いた時点でその国で必要と思われる額を引き落とします。イスタンブール空港へ着いた際も、普段と同じようにATMを引き落としを試みました。しかしATMにクレジットカードを挿入し、操作を行おうといた際にそのまま機械が故障し電源が落ちてしまい、そのままクレジットカードが戻ってきませんでした。ATMは数台あり、私以外の友人3人は問題なく引き落とし出来ました。すぐに空港の案内係に助けを求めましたが、どうすることもできないのでATMに記載された銀行に電話してみてとの事でした。しかしトルコで使用できる携帯番号もなく、まず電話する手段がありませんでした。また英語はなんとなく理解できましたが、トルコ語は全く分からないため現地の銀行とはコミュニケーションを取るのが難しい状況でした。

すると近くのレンタカー受付にいた男性スタッフが事情を把握し、現地の銀行と連絡を取り合って下さいました。現地銀行の返答としては、機械を修理に行くことは可能だが最寄りに支店がなく到着までに数時間を要するとのことでした。また、もし機械が復活してATMが作動した場合も、クレジットカードは本人確認ができないため返却できないとの事でした。ATM付近には防犯カメラもあり、カメラの映像やパスポートで確認しなんとか返却して頂けないか男性スタッフを通し交渉しましたが、答えはNOでした。旅行の始まりでの出来事だったので、どうして???と悲しくて泣けてきました。きっと日本でこのようなトラブルがあれば、銀行側が謝罪して返却して下さるのだろうな、と感じました。その国の銀行の対応には、とても不満を感じたのが事実です。

しかし、銀行と連絡を取り交渉してくださったスタッフには感謝しかありません。はっきりとは覚えていませんが、銀行からのコールバックの待ち時間なども含め約1時間弱は対応して下さったと思います。さらには、スタッフの方が自分のクレジットカードを差し出し、「旅行に来たばかりでしょ?暗証番号を教えるから、これを使って楽しんで。」と暗証番号を教えようとまでして下さいました。その気持ちが嬉しくて、悲しさを通り越し友人と嬉しさのあまり涙を流したのを覚えています。もちろんそのクレジットカードは受け取りませんでしたが、トルコの人の優しさに触れ、到着数時間でその国に好感を持ち楽しく旅行をすることが出来ました。トラブルは旅には付き物です。しかしそのトラブルから得られる事も多く、それもまた振り返ればいい思い出となりました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

ATMを使用した外貨交換を行わず、手渡しでの外貨交換を行えばよかった