旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

カナダ、トロント

あなたが旅行に行った年月

2018年8月

あなたが旅行に行った回数

2回

あなたの年齢、性別、職業

21歳、女、学生

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

トロント市内の街角

トラブル内容

私はカナダのトロントに数週間の旅行をしました。その際、余ってしまったカナダドルを手数料がほとんどかからない方法で日本円に両替したいなと思い、両替所ではなく日本円を保持した現地の人との両替を試みたことで、外貨両替トラブルに巻き込まれてしまいました。

きっかけは、現地で旅行中に知り合った韓国人の女の子(日本に留学経験があり日本語が堪能な子)でした。両替にかかる手数料が安いところを知らないか、と彼女に聞いたところ、トロント在住の日本人のコミュニティーサイトで、日本円をカナダドルに両替したい人と両替したら手数料が取られないよ、とアドバイスをしてくれました。

そこで、実際にそのサイトにいってみると日本円をカナダドルに両替したい、と投稿している人が何人かいたためメールで連絡を取りました。すると何人かが返信してくれたので、自分の両替したい金額と両替できる人で、私が帰国前に直接会える人を見つけることにしました。

結果一人の男の人が見つかり、その人はトロントに長く住んでいる日本人の方でした。彼とはメールでのみやりとりをしていましたが、日本人で信頼できそうな方だと思ったので実際に会うことにしました。

当日両替したい分の金額を持って、待ち合わせ場所の街角で立っていると、その男の人は女の人を連れ立ってやってきました。見た目はアジア人のようでしたが、日本語を話していなかったので、日本人ではなかったと思います。

そして、交換したい金額を改めて確認すると、彼はメールで両替しようと言っていた分のお金を持ってきていなかったのです。私はメールでのやりとりでいくら分両替して欲しいかをお互いに確認した記憶があったため、メールでの話と違うと指摘して、メールのやりとりの画面を見せて抗議しました。

すると、彼はメールでは勘違いしていたが、彼がトロントにきたときはもう少しカナダドルが安かったから(はっきりとした数字は覚えていませんが、旅行当時1ドル=82円くらいだとしたら、彼が何年か前にトロントにきたときは、1ドル=62円くらいだった、と主張してきました)、彼がカナダにきた時の日本円・カナダドルの為替レートで交換したい、と急に意見を変えてきたのです。

元々、その旅行当時の為替レートで交換するとメールのやり取りで話していたので、話が違うことに困惑し、彼を信用できなくなった私は、そのまま言い争いが続くのも嫌だったので、両替はやめようと提案しました。しかし、今度は彼が、メールのやりとりもして、わざわざ来てやったのに話と違うと怒り始めたのです。

初めは言い返しましたが、私は当時18歳だったこともあって、相手の怒鳴り声が怖く、一緒にいた女性も早口で英語を話始め(何を言っていたかは理解できませんでしたが、口調は荒っぽかったです)、そのままお金を交換するしかありませんでした。

結局私は当時1ドル=82円くらいだったものを、1ドル=62円くらいで両替してしまい、確かに手数料は取られませんでしたが、結果大損することになりました。

帰ってからその話を知り合いの先輩にすると、そうやって詐欺のようにお金をぼったくる人もいる、と教えてくれました。特に私は18歳で、女一人だったため狙われたんじゃないかと言われ、とても悔しかったですが、泣き寝入りするしかありませんでした。

まず、たとえ日本人であっても人を簡単に信用するものではないな、と思いました(日本人=いい人の概念を捨てましょう)。特にお金に関することなので、トラブルに巻き込まれないためにも、両替の手数料ごときでケチらないで、安全なちゃんとした両替所を選ぶべきでした。(今の時代ならキャッシュレスで行った方が何かと楽かもしれませんね。)

それから、やはり若い女一人でいくと、なめられて言いくるめられてしまう可能性が高いので、今回は一人旅だったのでしょうがないですが、もし誰かと一緒なら絶対に2人以上で取引に行くべきです。

そして何より、もし相手が怒鳴ってきたら颯爽と逃げるべきでした…なぜかこの時の私はパニクって「逃げる」という選択肢が浮かんでこなかったんですね(笑)むしろ戦おうとしていました。

みなさんが外貨為替をもし人とするなら、これらのことに注意してください!
(人との両替はオススメしませんが…)

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

たとえ信頼できそうな人でも(日本人だったり、若い女性でも)、人とお金を両替するべきでなかった。もし、両替したいなら、一人でなく誰か男の人か年上の女性を連れ立っていくべきだった。さっさと逃げるべきだった。