旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

韓国・ソウル

あなたが旅行に行った年月

2017年12月

あなたが旅行に行った回数

30回

あなたの年齢、性別、職業

43歳、女性、webデザイナー

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

ソウル市内の道端にある両替所

トラブル内容

数年前までアパレルデザインの仕事をしており、年に3〜4回のペースで韓国ソウルに行き買い付けなどを行なっていました。韓国の生地マーケット(東大門)は一流ブランドの柄や配色を上手くアレンジしたものが多く、日本の生地ではなかなか見かけない物も多いので頻繁に通っていました。日本で流行りそうな生地を見つけた時は、サンプルとして1〜2メートル程を購入しますが、その時は現金で支払います。良い生地サンプルをあれこれ買っていると、当然のことながら手持ちの韓国ウォンは足りなくなってしまいます。

市場は広く迷路のように入り組んでいるため、一度外に出て銀行に行くのは大変です。そこで、道端にいる外貨両替専門のおばさんに両替を頼みます。為替レートはホテルや銀行より、少し良いくらいです。正直、そんなにお得感はありませんが路地裏に入れば割とそこいらじゅうにいます。そこで、日本円で5000円程を韓国ウォンに両替した時にトラブルがありました。おばさんがボロボロの紙幣やテープで剥ぎ合わせた紙幣を、私に渡した札束の中にこっそり混ぜていたのです。パラパラと素早く紙幣の枚数を数えて、ハイっと渡されたので、私もよく見ないで財布にしまってしまいました。

その後、再び市場に戻り、支払いの時に初めてボロボロになっての紙幣が混じっている事に気が付きました。お店の人も、あーあ、やられちゃったね。という感じで苦笑い…。もちろん、その紙幣での支払いは断られました。真っ黒汚れていたり、縮んでいたり、セロテープでつぎはぎだったり、日本では考えられないくらい汚いんです。気が付かない自分も悪いのですが、あんな紙幣をマジックのように紛れ込ませたおばさんの巧みな手法に、ただただびっくりでした。私は韓国語もカタコトだし、両替のおばさんに文句を言う体力も残っていなかったので、その時は泣き寝入りしました。

その後、何度も韓国には行っていますが、両替した紙幣は必ずその場でチェックするようになりました。少しでも切れている紙幣があった時は、その場で交換して!と強気な態度で言うようになりました。バレたか、チッ。という顔を露骨にされる時もありますが、こちらも絶対に折れないようにしています。何回も韓国に行っているので、こちらも図太くなってきました。

アジア圏を旅行に行く時は、銀行や空港で両替する場合でも、必ずその場で紙幣のチェックをすることをお勧めします。特に、到着してすぐは浮き足立っていたり、違うことに気を取られてしまい、チェックが疎かになりがちです。気を付けてくださいね!

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

面倒くさがらず、銀行まで行き両替するべきだった。