マリンレジャーを満喫して旧日本軍の歴史に触れる旅

旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

アメリカ、サイパン

あなたが旅行に行った年月

2017年1月

あなたが旅行に行った回数

30回目

あなたの年齢、性別、職業

51歳、男、会社員

一緒に旅行に行った人の人数

息子と二人

旅行の目的

マリンレジャー

旅行中にいった観光スポット

マイクロビーチ

サイパンに到着したのは深夜でした。ホテルはマイクロビーチの目の前。翌朝早く起きてブッフェスタイルの朝食を摂り、すぐにホテル前のビーチへ直行。シュノーケリングセットを日本から持参していたので、まずは海の中の様子を見てみました。透明度はイマイチ。海藻がところどころに生い茂っています。よく見ると海底には黒い物体が多数散乱しています。そっと手で突くと、ナマコであることが分かりました。息子は初めて見るナマコに大はしゃぎ。握って海から出すと、水を勢いよく吹き出すのが面白くてたまらないようでした。その後、ビーチにいる係員に声をかけてジェットスキーの二人乗りに挑戦。スピードを上げて疾走するのはスリリングで爽快でした。

 

マニャガハ島

初日と同じくホテル前のビーチで遊んでいると、現地の係員が「マニャガハ島まで行くと、透明度がすごくてシュノーケリングが最高だよ」と説明してくれました。息子と二人でバナナボートに乗り込み、島まで移動。砂浜の美しさと透明度に感動!小魚だけでなく、大きなブダイやバラクーダまで見ることができました。海の底が岩礁になっていて、素足だった私たちは何ヶ所も足の裏を切ってしまいましたが、最高に綺麗で楽しかったです。

 

ガラパン教会

レンタカーを借りていたのですが、ホテルから車で10分ほど言ったところにあるこちらの教会を訪れました。あくまでも教会で、地元の人たちが利用している施設です。車を停めてササッと邪魔にならない程度に見学させてもらいました。玄関に地元民と思われるおばちゃんが腰かけていましたので「中を覗いていいですか?」と声をかけると、「いいよいいよ、好きなだけどうぞ」と優しいお言葉。スペイン統治時代の教会が復元されているのですが、一風変わった外観は左右対称でとても美しく、内部のステンドグラスも見事でした。

 

ガラパン・ストリート・マーケット

毎週木曜日の夕方から開催されるナイトマーケットです。沢山の屋台が立ち並び、観光客のみならず多くの地元民も買い物や夕食で訪れていました。「これはいったい何なのか?」と謎の食材に遭遇。バナナのような葉っぱにくるまれて焼かれているようでした。謎の物体をワクワクしながら購入。葉っぱを開けると、日本で言うウイロウのようなモチモチの食べ物が出てきました。ココナッツミルク味?のウイロウですね。甘さが微妙に足りなくて、私にはイマイチでしたが息子は喜んで食べていました。照り焼きチキンが絶品でした。

 

バナデロ

私は、旧日本軍の大東亜共栄圏構想の歴史が好きです。旅行先をサイパンにしたというのは、それも理由の一つでした。バナデロには旧日本軍の司令部の跡があり、トーチカとその前に設置された大砲、そして洗車などを見ることができました。爆撃によって破壊され大きな穴が開いた姿を見ると、当時の戦闘の激しさを知ることができるとともに、二度と繰り返してはならない歴史であることを再認識させられました。歴史の教科書でしか学んだことのない息子も、神妙な顔つきで見学していました。

 

旅行にかかった費用

旅費:約20万円
ホテル:約10万円
観光・レジャー代:約5万円
食事代:約5万円
お土産代:約5万円
その他:
合計金額:35万円

観光へ行く人へのアドバイス

サイパンは、マリンレジャーだけでなく、日本の歴史にも触れることができる場所です。若い人から年配の方まで楽しめると思います。現地料理がなかなか口に合わない人もいるようですが、ホテルのレストランではイタリアンやフレンチを楽しめるので心配無用です。天気が良いのが最低条件となりますので、日本の冬に現地は乾季となりますので、そのころに行かれることをおすすめします。