旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ブルガリア、ルーマニア

あなたが旅行に行った年月

2019年6月

あなたが旅行に行った回数

3回

あなたの年齢、性別、職業

34歳、男、フリーライター

一緒に旅行に行った人の人数

一人旅

旅行の目的

以前から行ってみたかった東欧2ヶ国の都市観光

旅行中にいった観光スポット

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(ブルガリア)

ブルガリアの首都ソフィアにあるブルガリア正教の大聖堂、1912年に完成した2つの黄金のドームを持ち、バルカン半島で最大の聖堂と言われています。外装も素晴らしいのですが、何よりすごいのはその内装で、内側から見た複数のドームは圧巻です。さらに正教の教会最大の特徴でもあるイコンが至る所に描かれ、黒っぽい色の内壁には外からの光もあまり届かず、屋内の照明に照らされた柔らかい光に包まれた不思議な空間が広がっています。また、聖堂の地下にはブルガリア国立のイコンミュージアムがあり、4世紀から19世紀までのブルガリア各地で描かれた様々なタッチのイコンを見ることができました。

 

リラ修道院(ブルガリア)

首都のソフィアから120キロほど離れたところにある10世紀前半に作られた修道院で、現地通貨の1レフ紙幣の裏側にも描かれているブルガリアを代表する観光地です。ソフィアからはバスで片道2時間半ほどかかり、車内では少し疲れてしまいましたが、実際に到着して実物を見たときは本当に息をのむ美しさに圧倒されました。険しい山々に囲まれた修道院は東欧最大の規模とも言われており、広い聖堂の中はフレスコ画で彩られて見ていて全く飽きませんでした、バスの時間の関係で2時間ほどの滞在でしたが、時間が許せばもう少し長く過ごしたいと思える空間がそこにあります。

 

カテドラル・オブ・ザ・サルベーション・オブ・ザ・ネーション(ルーマニア)

日本語に訳された情報がなかなか見つからず、そのまま英語での名前にしてしまいましたが、「国民救済大聖堂」という意味になると思われるルーマニアの首都ブカレストにある高さ135メートルの世界最大の正教会の聖堂です。内装も壮大で、特に有名なのが聖堂内で限られた司祭しか入れない至聖所と一般の人間でも入れる聖所を分けるイコノスタシスです。この大聖堂のものは高さ17メートル、幅は24メートルにおよび、重さは8トンに達し世界最大で、金色に彩られた壁に様々な聖人たちが描かれたイコノスタシスは思わず圧倒される美しさと上手く言葉に出来ない雰囲気を放っていました。

 

ペレシュ城(ルーマニア)

ブカレストから125キロ離れたところにあり、かつてのルーマニア王国時代の君主であったカロル1世の居城として作られた世界的にも有名なお城です。ブカレストからの移動には鉄道を使いましたが、電車で約3時間ほどかかり、最寄りの駅からはタクシーを利用して向かいましたが、非常に壮大な外装と豪華絢爛な内装を大変に楽しめるスポットでした。また、私が行った時点では未発売でしたが、昨年発売された「バイオハザード ヴィレッジ」に登場する「ドミトレスク城」のモデルになってもいるそうです。私自身はプレイしたことがないのですが、ファンの方は聖地としても楽しめるかもしれません。

 

ブラショフ・シュケイ地区(ルーマニア)

ドラキュラ伝説の舞台としても知られるトランシルバニア地方の中心都市ブラショフの一地区で、私は先述のペレシュ城から行きと同様タクシーと鉄道を乗り継いで向かいました。所要時間は合わせて2時間ほどで、ブカレストからペレシュ城までのルートに比べれば身体への負担は小さかったと思います。シュケイ地区はブラショフ市内にある古い城壁に囲まれた歴史地区で、門や小さな古い家々、狭い通りや庭園、坂道など美しい中世の街並みを楽しむことが出来ました。

 

旅行にかかった費用

旅費・ホテル:旅行会社経由で約15万円
観光・レジャー代:約2万円
食事代:約2万円
お土産代:約3万円
合計金額:約22万円

観光へ行く人へのアドバイス

もともと私自身正教徒ではありませんが、正教の教会好きということもあり少々マニアックな行先と内容になってしまいましたが、ソフィアやブカレスト、ブラショフには宗教的建築物・施設以外にも美しい街並みや美味しい食べ物のレストランなど、見どころがたくさんあります。ぜひご自身の目で行ってみて、素晴らしい東欧の魅力を見つけていただければと思います。また、今回は4泊5日という日程でしたが、一人旅だからこそ出来るような弾丸日程だったと思います、複数人数での旅行であればもう少し余裕を持った日数にした方がいいかもしれませんね。