スペインの両替所で起きたトラブル

旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

スペイン マドリード

あなたが旅行に行った年月

2000年3月

あなたが旅行に行った回数

15回

あなたの年齢、性別、職業

38歳、女、主婦

一緒に旅行に行った人の人数

2人

トラブル体験をした場所

マドリードの両替所

トラブル内容

私がまだ学生の時です。女友達と2人でのバックバック旅行でした。二人とも英語が上手に話せるわけではなかったため、ガイドブックや片言の英語で何とか旅行をしていたという具合でした。 日本でプリペイドカードにお金をチャージし、現地のATMで引き出せるよう事前に準備をしていきましたが、予期せぬ出費でカードの残高はほぼゼロに。持っていた日本円をスペインペセタ(当時はまだEURではなかった)へ両替しようと、町中を歩き回り両替所を探しました。

海外での両替は初めてで、どこに行ったらよいかわからず手当たり次第レートを見てはやめているといったような感じでした。そのことはレートも良くわかっていなかったため、とにかく日本円が手に入れば良し!というような感覚ではありましたが、言葉が通じないため不安要素はいっぱいでした。 外貨両替ができる場所を探し、もうここにしかない!とこころを決めてやることに。お店の人は、何とも不愛想。その上、言葉をうまく話せない私たちに対する接し方は最悪なものでした。外貨両替でやることと言えば、決まりきったことばかりなので、言葉はわからなくとも、何となくで両替を終了。 普段見慣れない外国紙幣にもらったときはおもちゃみたいなんてのんきに思っていた私たちはその時すでに起こっていたトラブルに気づくことなく、その場を後にしてしまったのです。

列車に乗って次の都市へ移動することになり、私たちは駅のチケット売り場へと足を運びました。 私たちに親切に対応してくれる駅のチケットカウンターの人は私たちにとっては神のような存在。ここぞとばかりに色々な質問をしてみました。 そしていよいよお会計。チケットを購入するのに足りる分のお金を両替していった私たちは、チケットカウンターの女性が言った言葉に愕然しました。 「申し訳ないけど、このお金は受け取れないわ」の一言。返されたお金を見てみると、間違いなくお金ではありましたが、見たことのない別な国のお金でした。 最初は両替所の人がただ間違ってしまったのかと思いましたが、駅のその女性は、外貨両替所では悪質な両替が後を絶たないという事実があることを教えてくれました。 お店に行って、講義をするのは自由だけど、それをきちんと受け入れてくれるところはほぼ皆無。行くだけ無駄。今ここで学んだ失敗を、次では起こさないための勉強だったと思ったほうが無難との言われました。 なくなく少なく渡されたお金については諦めました。友人がいたからお金は借りることができたけど、これが単独の旅行だったらどうなっていたかと思うと青ざめます。

同じトラブルに巻き込まれないよう、これから旅行へ行く人は外貨両替所には十分に気を付けてくださいね。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

銀行が行っている両替所へ行くべきだったことと、日本で十分な予算をあらかじめ両替しておくべきだった