旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

キューバ、ハバナ

あなたが旅行に行った年月

2024年2月

あなたが旅行に行った回数

80回

あなたの年齢、性別、職業

58歳、男。会社員

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

キューバ、ハバナ市街

トラブル内容

カリブ海の真珠と呼ばれるキューバ。
ハバナのカラフルな街並み、クラシックカーが走る通り、陽気な音楽…。そんな魅力あふれる国で、私は一つの“トラブル”にはまってしまいました。
それは「両替時に旧札をつかまされた」という出来事です。
私がキューバに到着したのは2024年の冬。日本からの直行便はないため、メキシコ経由でハバナに入国しました。
空港に降り立つと、南国特有の暖かい風と独特の空気に包まれ、早くも旅の高揚感でいっぱいでした。
ホテルに向かう途中、タクシーの運転手に外貨両替についで尋ねると、「街中の方がレートがいいよ」と教えてもらい、中心部の両替所を探すことに。
すると、クラシックカーが並ぶハバナ旧市街の広場で、「両替できるよ」と声をかけてきた親切そうなおじさんに出会いました。
場所はカサ・パルティクラル(民泊)近くの小さなショップの前。
旅行前に「個人との外貨両替は注意」と聞いてはいたけれど、なぜかそのときは警戒心が薄れてしまったのです。
そこで現金で米ドルで100ドルを渡すと、手際よく現地通貨らしき札束を渡されました。
レートも悪くないし、「これはラッキー」と思ったのも束の間、レストランで支払いをしようとすると、店員さんが一言。
「これは使えない札だよ。CUC(クック)だ。」頭が真っ白になりました。CUC(兌換ペソ)とは、かつて外国人観光客用に使われていたキューバの通貨。
2021年に廃止され、現在はCUP(人民ペソ)に統一されています。
つまり、私が受け取った札は、今や紙くずと同じだったのです。
その後、ホテルのスタッフに見せても同じ反応。「これ、もう使えないよ」「それ、よくある観光客狙いの詐欺だよ」。
あの親切そうなおじさんの笑顔が、だんだんとずる賢い表情に思えてきました。
失った金額は大きくはなかったけれど、ショックはかなり大きかったです。
通貨制度が変わったことを事前に調べていなかった自分にも非がありましたが、観光地で堂々と旧札を渡してくるとは思ってもみませんでした。
この経験から得た教訓は3つ:
両替は必ず正規の場所で(銀行、CADECAと呼ばれる公認両替所など)
受け取った札はその場で確認(キューバ人に見せて聞くのもアリ)
「CUC」はすでに使えないと覚えておく
ちなみに、CUPとCUCの見分け方は簡単で、CUCには「Convertible Peso」と書かれていたり、サイズやデザインが異なります。
キューバに行く予定の方は、スマホに画像を保存しておくと安心です。
キューバは本当に魅力的な国で、今回のトラブルを差し引いても「また行きたい」と思えるほど素晴らしい経験ができました。
でも、通貨という基本情報をおろそかにしてしまったことで、余計なストレスや出費を招いてしまったのも事実です。
これからキューバに行く皆さん、どうか通貨に関する最新情報を確認し、油断しないようにしてください。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

両替は銀行、CADECAと呼ばれる公認両替所で行いましょう

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