旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

インドネシア・バリ

あなたが旅行に行った年月

2019年2月

あなたが旅行に行った回数

70回以上

あなたの年齢、性別、職業

32歳、男、会社員

一緒に旅行に行った人の人数

バリ市内の両替所

トラブル体験をした場所

一人

トラブル内容

バリ島に3週間ほど滞在する予定があったので為替レートの良い両替所を探していました。空港での両替はスマホの外貨両替アプリが示すレートよりも圧倒的に悪いもので、市内移動に必要な金額だけを両替するに留めました。ホテルでの両替もアプリが示すものと比較しても決していいレートを示しておらず、とりあえず調査のために町中のいくつかの両替所をあたってみることにしました。
町中では数メートルおきにレートを示した看板を掲げる両替所を見つけることができましたが、どれもパッとしないレートばかりでした。しかしその中に一件だけ、スマホの外貨両替アプリよりも良いレートを示す店がありました。海外での両替はアメリカ・ドルの方がレートがいいので、今回は手持ちの100ドルでいくらになるか店主に尋ねました。電卓に示された数字はアプリが示すレートよりも遥かにいいものでした。手数料を含めたらレートが悪くなるという経験をしたことがあるので、手数料の有無を確認したところ、店主は「心配するな。うちは手数料は取っていない」と答えました。そこで万が一を考えて100ドルの両替をお願いすると「明日にはこのレートで両替できるか分からないから、今日のうちにもう少し多く両替しておくといい」と言われました。店主の言うことは確かに一理あると思い500ドルの両替をお願いしました。電卓に示された数字はアプリで何度も確認しましたが遥かに良いレートで良心的な両替所を見つけたと思いました。
改めて手数料を聞いても「ノープロブレム」と笑顔で答えてくれました。500ドルの両替となると当時のレートでも600万ルピア以上です。店主が用意する紙幣が見る見るうちに増えていきます。両替したらその場で数えるのが鉄則です。私が一枚一枚丁寧に数え始めると100ドル分の計算が合いません。そこで店主に確認をするようにお願いしたところ、店主の友人と名乗る男性と両替に来たという男性が現れました。店主は「うっかりミスをしてしまった」と言って100ドル分のルピアを札束に足して再度数え始めました。それと同時に店主の友人はオススメのレストランやタクシーの相場など丁寧に教えてくれました。またボディタッチも多くて、どうしても友人の話を聞いていると店主の数える枚数に集中ができません。しかし先ほど店主は確かに100ドル分のルピアを足していましたし、単なるミスだったんだと思いました。店主がルピアの札束を私に出してきたタイミングで両替に来た男性が「まだ時間かかるのかよ!」と苛立ちを見せ始めました。確かに600万ルピア以上を数えるのは時間がかかりますから、待たせてしまっている後ろめたさを感じていました。
ここでトラブルになっては面倒だなと思い、確かに店主は100ドル分のルピアを足していたのを見たので、二度目の確認をせずにホテルに戻りました。ホテルで今後の予算を計算するためにルピアを数えましたが何度数えても100ドル分のルピアが足りません。おかしいと思いホテルの人に相談してみたところ、店主の友人はあなたの気を反らせるための人で、両替に来た人は急いでいる素振りを見せてあなたを冷静にさせないための人で、店主はあなたが気を紛らわされている時に100ドル分のルピアを抜き、そして苛立っている人は二度目の確認をさせないための人だ。しばしば良いレートを掲げているところでは起こるトラブルだと言われました。もちろん既に両替所を出ていますから今更何を言っても梨の礫です。良いレートを探して賢く両替するつもりが、とんでもなく悪いレートで両替してしまいました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

一度に多くの金額を両替しないことと、多少レートが悪くてもホテルなどの信頼できる場所での両替をすべきでした。