旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

中国、北京

あなたが旅行に行った年月

2017年8月

あなたが旅行に行った回数

1回目

あなたの年齢、性別、職業

29歳、女、専業主婦

一緒に旅行に行った人の人数

夫婦2人

トラブル体験をした場所

北京の空港内の両替所

トラブル内容

新婚旅行で初めて夫婦ふたりで北京の空港を訪れたときの、外貨両替の際のトラブルについて話します。海外旅行にヨーロッパに行こうということで、飛行機の乗り換えだけで中国を訪れました。ヨーロッパで使えるように英語やフランス語、ドイツ語をあらためて勉強してから旅行に出発しました。旅行するぐらいなら、だいたい通用するくらいには英語でコミュニケーションができるようになっていたかと思います。

北京の空港では、飛行機の乗り換えで5時間待たなくてはならなかったので、自動販売機でペットボトル飲料を買うために、中国のお札に両替をしようと思いました。空港に着いたのは午前4時ころであたりも暗く、空港内の両替所にはひとりの中国人の女性の方が、ポツンと座っていました。両替をするために日本札を出し、中国のお札に変えてほしいと英語で話しました。

しかし、まったく話がかみ合わなかったのです。その中国人の方が話す英語は、とてもなまりがきつく、こちらも何を話されているのかさっぱり分かりません。紙に書いて会話をしようと、メモを出して英語を書いて渡しても、まったく読もうとしてもらえません。電子辞書を出して打ち込んでも、まったく見ようとしてくれません。人もまばらな空港内の両替所で、夫婦ふたりして困り果ててしまいました。

さらに困ったことに、その中国人の方はイライラしてきたようで、分からない中国語でまくしたてるように話しかけてきました。さらに、イライラしながら紙にアルファベットのようなものを書いて渡してきたのですが、イライラして書いていたので文字が汚すぎて読めませんでした。結局、すごい剣幕で早口の中国語でいろいろ言われながらも、こちらは英語で話しかけながらお札を出すというやりとりをしばらくした後、中国札を叩きつけるような感じで渡されました。サインをしたり、日本円が中国札でいくらになるか、などの説明はなく、その中国のお札がちゃんと両替されていたのか定かではありません。

空港に勤務するなら、とくに両替所で務めるのであれば、最低限の英語は話せるものだと思っていたので、とても予想外のトラブルでした。さらに、話せないのであれば紙に書いたり辞書を使ったりして丁寧にやりとりをすることが、マナーだと思っていたので、イライラを前面に出されて、おそらく暴言も吐かれる、ということが国の窓口である空港でされるなんて思ってもみなかったので、非常にびっくりしました。

ちなみにその後、ドイツとフランスとベルギーを旅行したのですが、いずれの国でも英語はばっちり通じて両替もスムーズにできました。同じアジア人として、母語が英語の発音と遠いなりにも、もっときちんとコミュニケーションをとって、諦めずにやりとりをしてくれれば良かったのに、と思います。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

少ししか使わないとしても、中国札を日本で両替していくべきだった。