旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

アメリカ、シアトル

あなたが旅行に行った年月

2019年2月

あなたが旅行に行った回数

2回目

あなたの年齢、性別、職業

22歳、女、営業

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

シアトル市内の両替所

トラブル内容

私が遭遇したトラブルは、受付の黒人の男性に為替レートを騙されそうになったことです。外貨両替の場所は、街の中心部に向かえば向かうほど場所が増えていきますが、為替レートがあまりよく無いことはどの都市でも起こりうることです。日本でも日本円からアメリカドルに両替をしていましたが、現地でカナダドルに変更する必要が出てきたので、インターネットでシアトルの両替所を検索し、利用しました。

スペインなまりの男性は、体格も良くかなりフレンドリーな第一印象でした。店に入店すると、前で両替している男性がいたので、後ろで待っていました。そして私の順番が来ると、彼は声のトーンを下げて、いきなり早口で話始めました。私が、海外旅行2回目の初心者というのが彼に一瞬でばれたのか、あるいは東洋出身の黒髪の女性に毛嫌いでもあるのか分かりませんでしたが、とにかくこちらが聞き取れないほどのスピードで話してきました。受付がガラスだったので、彼は身を乗り出して対応しようとはしませんでしたが、それでも恐怖を感じました。

その店舗のレート表示は、日本円が無かったのでアメリカドルをカナダドルに両替する必要がありました。つまり、日本円からアメリカドルに一度両替した資金を、カナダドルに両替したことになるので、手数料が多くかかってしまうことは承知の上でした。しかし、カナダに入国するのは初めてですし、あれほどどこでもクレジットカードが使えると言われているアメリカでさえも、ところどころで現金でないと支払いができない場面もあったので、両替を決断したのでした。

彼は、アメリカドルとカナダドルのレートが表示されている電光掲示板を消灯し、システムの不具合だと説明しました。次に、私にアメリカドルのレートを十分に説明しないままいくら両替するのかと尋ねてきました。私は、現地で使用する10000円分(128カナダドル)を両替したいと申し出ました。しかし、レートが不明なので説明して欲しいと尋ねると、彼は今は電光掲示板が故障しているからわからないとの1点張り。それなら両替もできないじゃないかと反論すると、両替はできると返答され、困っていると、彼の後ろから女性職員が現れて、彼に電光掲示板のコンセントが抜いていると笑って教えていた。

彼は少しばつの悪そうな表情をすると、コンセントを刺し、私に向き直ってこう話した。「はい、この金額ね。」かなり雑な対応で、しかも危なく両替のレートが分からないまま両替するところだった。その一方で、人種問題が根強く残るアメリカらしいなとも思った。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

事前に日本人のシアトル旅行経験者に為替場所を聞いておく