旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

中国・大連

あなたが旅行に行った年月

2014年10月

あなたが旅行に行った回数

20回以上

あなたの年齢、性別、職業

43歳、女性、会社員

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

大連市内の銀行前にいた両替商

トラブル内容

その日は日本円を中国元とアメリカドルに外貨両替しようと午前中に繁華街に出ました。大連には両替所もあるのですが(現在はかなり少なくなっているか、すべて閉店してしまっているかもしれません)、怪しげな雰囲気がかなり漂うため銀行で行おうと思い、銀行へ向かいました。

銀行に着くと入り口前には何人かおじさん達がぶらぶらしながら、誰かまわず「両替したいのかい?外貨両替できるよ」と声をかけていました。私はかなりのうさん臭さを感じ、一旦無視して銀行の中へ行き窓口に並ぶための番号を札をもらいました。

案内担当者にどれぐらいかかるのか聞いたところ「1時間半以上はかかりますね」と言われ、うーん時間がもったいないなあ…今日は午後からあれもしたいし、これもしたい…と考えていたところ、先ほどのうさん臭いおじさんたちを思い出しました。

ものすごく怪しげでしたが一応念のためレートを聞いてみようと入り口まで戻り、その中で一番人の良さそうなおじさんにしぼり話しかけました(というか向こうから寄ってきたんですが)。レートを聞いたところ銀行より良く、すぐその場で両替してくれる(どのおじさんたちもセカンドバックをわきに抱えていた)という事でした。

どこかに連れていかれて誘拐されたり、脅迫されてお金を有り金だまし取られたり…というようなトラブルを想像していた私はそれを聞いて少し気が緩んでしまったのかもしれません。少し考えましたがとにかく時間が惜しく両替を依頼しました。疑い深い私は念のため両替金額はここ数日間必要な分のみにとどめておきました。

無事両替を済ませ、中国人の友人とランチを食べるため待ち合わせの中華料理店に行きました。その友人には別件でお世話になっていたのでそのランチは私がご馳走しようと思っていました。食事が終わり支払いになったので、私がウエイトレスに100元札を2枚渡したところウエイトレスがその2枚を偽札発券機のようなものにかけるとそのうち1枚に反応が…。ウエイトレスから「これは偽札だから使えないよ、別の紙幣で支払って」と言われ、別の100元札を渡すとそれもダメでした。結局その次の1枚はOKだったのでそれでなんとか支払いを済ませました。

なんで偽札など持っているのか、と友人に質問されたので午前中のいきさつを話すると、銀行前のおじさんたちからは両替してはいけない、と言われました(当たり前ですが)。おじさんたちは基本個人の両替商で通常はトラブルを避けるためにそれほど悪いことはしない(と思う)が、今回のように偽札で両替されたりもっと身の危険にさらされる場合があってもおかしくないのだから、と。

結局おじさんと両替をしたうち400元が偽札でした。両替したすべての金額が偽札でないので、故意なのか紛れ込ませてしまった事故なのかよくわかりませんが、あの時1時間半以上待ってでも銀行で行っておけば…と悔やまれてなりません。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

やはり両替は多少手数料が高かったり、時間がかかってでも信用のあるところ(銀行や飛行場のチェーン店の両替所など)でやるべきでした。