旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

台湾、台北

あなたが旅行に行った年月

2011年9月

あなたが旅行に行った回数

2回

あなたの年齢、性別、職業

36歳、男性、通信業

一緒に旅行に行った人の人数

3人

トラブル体験をした場所

コーディネーター

トラブル内容

社会人になって5年目。学生時代の友人たち3人と初めての海外旅行に行くことになりました。全員が初めての海外ということもあり少しでも近場ということで行先は台湾に決定しました。私自身初めての海外なので少しの不安と大きな期待に胸を躍らせ、ガイドブックの観光地やグルメスポットの記事に隅から隅まで目を落としたことをよく覚えています。当時は独身でお金に対して無頓着だったこともあり今回ご紹介する様なトラブルにつながってしまったことを今では反省しています。
 
友人二人は名古屋から、私ともう一人の友人は大阪から飛行機に搭乗し、台北空港で落ち合う約束をしてそれぞれ行動を開始しました。空港で出国審査を終えビールを飲み談笑しながら飛行機への登場を待ち、いよいよ人生で初めての外貨両替です。たしかガイドブックにも空港で両替するのが良いと書いてあったはず、、、と思い、何も疑うことなく友人と空港の両替所で必要最低限+αの日本円をニュー台湾ドルに換金しました。現地で使いきれずに帰国時に日本円に両替しなおす煩わしさも考え、予算すべてを両替することはありませんでした。もちろんこのとき相手が空港の両替所ということもあり為替レートなど意識することもありませんでした。
 
初めての両替も終わりいよいよ国際線へ登場。機内でもビールを飲みながら初めてのFish? Or Beef?にも感動しながら到着後に何をするのかと話しているとあっという間に3時間が経過。いよいよ外国の地に足を踏み入れることになりました。空港に到着するとそこは既に異文化。周りには中国語が飛び交っています。ようやく名古屋から出発した2名とも合流し、若干の不安を押し殺して前を見ると旅行代理店の旗を持った現地のコーディネーターを見つけました。彼に連れられて観光バスに乗りいざ目的の地台北へ出発です。
 
バスの車内ではコーディネーターが片言の日本語で車窓からの景色を案内しています。私と友人は最前列に座り彼の言葉に耳を傾け、時折うなずきながら反応を返していました。後方はめいめいの話題で盛り上がり話は聞いていない様子。最後まで話を聞き、反応していたのはもはや私たちくらいだったのではないでしょうか。バス乗車の終盤、すっかり観光案内も終わったころにコーディネーターが私たちに片言の日本語で話しかけてきました。「あなたたちは両替終わってる?まだ両替あるなら両替所より安くできるよ」観光案内や私たちへの配慮等含めて、非常に気さくな現地人ということもありすっかり信用してしまっていた私たちは、自分たちだけに声をかけてくれた特別感も後押しとなり、よく確認することもなく追加で両替をしてしまいました。
 
その後、目的地の前に一度免税店に立ち寄り自由時間。店内を物色していると、、、ふと両替所が目に入りました。何気なく為替レートを見てみると、、、微妙だがコーディネーターの提示したレートより安いことに気づいてしまいました。自由時間を終えてバスに戻った際にコーディネーターに詰め寄りましたが「何のことかわからない。難しい日本語はわからない。」の一点張りでもはや取り付く島もありませんでした。
 
幸い、大きな損害ではなく現地人の小遣い程度の額だったので、これ以上問い詰めてトラブルになりせっかくの初海外旅行を台無しにするくらいなら気持ちを切り替えた方が良いと友人たちと話合い、その場は泣き寝入りすることになりました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

為替レートを事前に把握し、重要なお金に関する判断をする際は高揚感を抑え冷静になるべきだった。