南米チリではアメリカドル札に注意!
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
チリ共和国、サンティアゴ
あなたが旅行に行った年月
2015年2月
あなたが旅行に行った回数
16回
あなたの年齢、性別、職業
26歳、女、事務職
一緒に旅行に行った人の人数
単独
トラブル体験をした場所
サンティアゴ市内の両替所、ホテル、旅行代理店
トラブル内容
友人に薦められて南米チリを初めて旅行した時、さすがに現地で日本円からチリペソへ替えてくれるところは少ないだろうと思い、その友人のアドバイスもあってアメリカドル札をいくつか持っていきました。
サンティアゴに着くと街並はかなり都会的で観光客も多く見かけ、調べてみると外貨両替所も至るところにありました。早速現地通貨を手に入れるため両替所でドル札を渡すと、何やらお札を丹念に見られたあと、「古いから受け取れない」と言われました。そのお札は昔カンボジアへ旅行した時に現地で換金したアメリカドルの残りで、その時は特に意識しなかったのですが、どうやら古いものが混ざっていたようなのでした。普段アメリカドルを使っていないから利用不可能なほどの古さの基準が分からなかったし、お金はお金だからどこかでまた使うことができるだろうとその時は全く気にしていませんでした。
両替所を代えて他のところに行ってみましたがやはり反応は同じで、結局3ヶ所で試しましたが受け取ってもらえるところはありませんでした。サンティアゴは物価が想像以上に高くて、まさかこんなトラブルが起こるとは予想していなかったので他に手持ちの現金もそんなに多くは持っておらず、クレジットカードの利用はなんとなく不安だったので、できれば現地通貨に換金してしまって旅行中は現金払いで過ごしたいと考えていました。ホテルや旅行代理店などは場所によってアメリカドルで直接現金払いを受け付けているところもあると聞いたので、そこで利用できないかと試みましたが結果は同じで、手渡すと「他のお札は無いか」と聞かれ、結局受け取ってはもらえませんでした。
旅行会社の方に話を聞くいたところ、チリでは自国通貨のチリペソと並んでアメリカドルが広く一般に取り引きされているが、銀行でさえも汚れや印刷の擦り切れがあるお札や、何代か前のデザインのドル紙幣は受け取りを拒否するそうで、だから外貨を扱う店では紙幣の質をよく確認すると言っていました。
結局使えなかったのは100ドル札3枚で、古いと言ってもお札の絵が少し擦れて薄くなっている程度でニセモノというわけでもなく、サンティアゴでの300ドルはかなり価値があったので使えなくてとても悔しい思いをしましたし、古いお札は使えないということを事前に知っていれば事前にどこかで新札に替えてから来ることもできたのにと思いました。
もうここまで来ると、このお札は他の場所でも換金は無理だろうと諦め、その後はいくつかクレジットカードでの支払いを余儀なくされましたが、やはりカード払い可能のショッピングセンターだけではなく、現金でしかやり取りされないような地元の市場で買い物をしたり大衆食堂での飲食ももっと経験してみたかったなぁとその時は少し悔いが残りました。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
旅行前の時点で現地の換金に関する情報をもっと調べるべきだった。